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2021/11/15 厚生労働省 新型コロナワクチン3回目接種"2回目から6カ月経過"了承

2021/11/15 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

NHK:ニュースウオッチ9
【新型コロナワクチン3回目接種 高齢者時期の前倒しも】

田中アナ「今日は3回目の接種の方針が固まり、更にワクチンの配送も始まりました。準備が本格化しています。第6波について専門家は口を揃えて、必ず来る、としています。この時期に着実に準備を進めてほしいですね。」

日本テレビ:Newszero
【厚生労働省 新型コロナワクチン3回目接種"2回目から6カ月経過"了承】

有働アナ「自治体の方も大変だと思いますけれど、何より接種を受ける私達が混乱しないよう、自治体と政府で連携して、情報提供を丁寧にお願いしたいと思います。」

テレビ朝日:報道ステーション
【新型コロナめぐる経済対策 政府の回復シナリオ"黄信号"】

小木アナ「政府は今週木曜日には新たな経済対策について閣議決定を行うとしています。」
大越アナ「その経済対策、財政支出は40兆円規模見込まれているということなんですけど、企業の生き残るための対策ですから、節約第一とは言いませんけれども、やっぱり経済活性化のためには、きちんとツボを押さえた効果ある一押しを期待したいと思います。」

フジテレビ:FNN Live News α
【ぐるなび「飲食店LIVEカメラ」で混雑状況可視化】

渡辺広明氏(マーケティングアナリスト)
・コロナ禍で顧客満足満たす“一つの答え“
・飲食業回は“顧客データ分析で遅れ“も
・動画活用は有効 一方でプライバシー配慮も

三田アナ「感染拡大によって、混雑を避けたお店選びの意識が高まっていますから、安心・安全に外食を楽しめる環境が整うことは、飲食店にとっても顧客にとっても、新たな価値を提供することに繋がりそうです。」

国際

NHK:ニュースウオッチ9
【米国&中国 16日対面で初の首脳会談】

和久田アナ「会談は日本時間の明日午前行われます。田中さん、これまでも米中首脳会談取材してきましたけれども、今回の会談どう見てますか?」
田中アナ「そうですね、明日の会談についてですね、アメリカ政府の高官なんですが、何らかの合意や成果の発表を目指すものではない、と強調しているんですね。まずは、バイデン、習近平の両首脳が直接顔を見て話をすることが目的なんです。米中関係の根本は競争です。競争が一段と激しくなる前に、米中両国の不足の衝突を避けるメカニズムを確立すること。会談ではこれからの米中関係のトーンを決めるスタートラインになると思います。」

フジテレビ:FNN Live News α
【米中首脳会談 政権発足後初の対面会談へ】

三田アナ「これまで激しく対立してきた米中が共通認識を持つことは出来るんでしょうか?」
風間晋氏(解説委員)「言い方は共通認識でも、実際には米中どちらも自分に有利に決着させたい訳ですよね。そのプロセスは様々なレベルでのマウンティング合戦で、明日がいよいよ大将戦なんです。で、その意味で注目したいのは、COP26の成果文書の取りまとめで、石炭火力発電についての文言が大幅に後退したことです。大詰めでインドが反対したことが引き金になりましたが、そこに中国が同調しなければ、議長が悔し涙することはなかったと思います。中国に相応の配慮をしないと、気候変動対策でアメリカの思う通りにはさせないよ、そういうメッセージはバイデン大統領にもひしひしと伝わったはずです。習近平国家主席は首脳会談をこのタイミングにして、その前に6中全会で歴史決議を採択して足元をがっちり固めました。COPではアメリカの弱みを突いて見せました。ここまでは中国の強かさが目をひきます。」
三田アナ「そうですね。明日行われる米中首脳会談、その行方を世界が注目しています。」

NHK:ニュースウオッチ9
【地球温暖化で津波被害増の試算】

田中アナ「国は海岸の堤防などについて、気候変動の影響を踏まえた防護水準を定めるなど、対応を加速させたいとしています。災害対策の観点からも温暖化対策は欠かせません。」

【脱炭素の"切り札" EV需要急拡大の予想 "脱炭素社会"生き残りのカギは】

田中アナ「中国に駐在していました10年くらい前なんですけども、当時中国のEVメーカーまだ存在感が薄くてですね、ここまで成長するかどうかというのは正直半信半疑でした。今やその一部は世界屈指のメーカーとなりましたが、中国政府の後押しも含めた長期的な戦略が背景にあると感じます。」
和久田アナ「脱炭素社会での自動車はEVだけが選択肢という訳ではありませんけども、中国でのEVの勢いを見ると、相当なものだと感じましたよね。日本の自動車産業、雇用の面でも日本経済を支える大きな存在ですから、世界の潮流をよく見極めて変化に対応していってほしいと思います。」

テレビ朝日:報道ステーション
【EU ベラルーシへ制裁拡大】

小木アナ「制裁拡大されましたけれども、混乱すぐ収まりそうにないですね。」
大越アナ「そうですね。VTRで取材をしてくれたジャーナリストの村山さん、今もありましたけれども、移民の押し付け合いを地元では“人間ピンポン“という言い方をされてる、と。非常に辛いものがありますよね。これベラルーシ側が仕掛けた駆け引きなのかどうかというのは、一方の側だけの話で断ずる事は出来ませんですけれども、しかしそれにしてもこうした駆け引きの中で、命を失ったり、傷ついていくのは、決してピンポン玉ではなくて人間です。」

テレビ東京:WBS
【米国 レモンド商務長官 単独取材「TPPに代わる枠組み」目指す】

大江アナ「America is back、ということでしたけど、レモンズ商務長官、今回結構踏み込んだ発言して下さった感じがしましたよね。バイデン政権の対外的な経済政策の骨格が随分見えてきたような気がしました。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「はい。整理してみたいと思うんです。まずニュースにも出てきた日米の商務・産業パートナーシップというのを結んだ訳です。どういう内容なのかと言うと、非常に幅が広いんですね。デジタル、半導体、サプライチェーン、そしてグリーンという格好で、本当に網羅的な協定と言っていいと思います。」
大江アナ「そうですね。こうやって見てみますと、岸田政権が掲げている経済安全保障。その重点分野とピッタリ重なる訳ですよね。」
滝田氏「ピッタリなんですよね。」
大江アナ「日本にとって経済安保問題というのは、アメリカにとっても経済安保問題であるということだと思うんですが、そうなった時にどちらも意識の先にあるのは中国。そして、そのためにはインド太平洋地域というのがかなり重要性を増している、ということですか。」
滝田氏「はい。そこでのキーワード、これだと思います。“新たな経済の枠組み“ということだと思いますね。これはどういうことかと言うと、ニュースにも出てきましたよね。TPPがありましたけれども、TPPがどうも中国に乗っ取られる可能性がある、と。それに対してアメリカは手をこまねいている訳ではないんだ、という事ですね。そこで、レモンズさんが挙げたのは、これですね。TPPより堅固なそういう枠組みですね。そういう枠組みを提示しようとしている訳です。」
大江アナ「鉄鋼・アルミについても、日本について質問をしたのに、返ってきたのは中国の話だったことがありましたよね。」
滝田氏「供給過剰の問題ですね。」
大江アナ「そうですね。名指しして、中国の過剰な生産というのが問題なのだ、というのを強く指摘していらっしゃったんですが、その問題に対処するためにも、やっぱり日本とアメリカが足並みを揃える必要がある、と。」
滝田氏「はい。アメリカが得意とするのはルール作りですよね。バイデン政権、今国内で社会保障関連の法案の成立に手一杯なんですけど、それが成立するや否や、おそらく岸田さんアメリカに向かって、こういう問題をより突っ込んで議論することになると思います。」

政治

TBS:News23
【国会議員の「手当」に物議 ナゼ支給?「1日で100万円」】

小川アナ「先程のVTRにも100円以下のパンで1食分を凌いでいるという学生さんの姿もありました。そうした方が今の国会議員のあり方を聞いたら、どんな風に受け止めるだろうかと思ってしまいますよね。これは繰り返し議論となってきた文通費の問題ですから、今回は掛け声で終わらせないで頂きたいです。」

その他

フジテレビ:FNN Live News α
【7月〜9月期GDP 2四半期ぶりのマイナス成長】

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・日本では「“レ“字型回復」の可能性も
・懸念は資源高と円安・・・電気・ガソリン代↑
・コロナ対策 そして「前に進む」政府支出を

三田アナ「このまま感染者の低い水準が続けば、景気の持ち直しも予想される一方、半導体不足など回復の見通せない中、経済対策でどこまで実効性のある内容を打ち出せるのか、問われることになりそうです。」

テレビ東京:WBS
【「2022年半ばには物価上昇1%」日銀 黒田総裁の発言の意味は?】

大江アナ「日銀の黒田総裁が名古屋での講演で、来年半ばには物価上昇率が1%程度に上昇するのではないか、という発言をなさったということなんですが、こちらのグラフは消費者物価指数の推移です。コロナ禍でググッと落ち込んで、だいぶ戻ってきているとは言え、この9月、生鮮食品を除いたもので+0.1という数字でした。これがあと半年ほどでグググっと1%ほどにまで上昇しそうですか?」
滝田氏「今、大江さんが示しているのは2020年の基準での物価なんですね。実は総務省は5年毎に物価の項目の見直しを行なっていて」
大江アナ「この番組でも取り上げましたよね。」
滝田氏「はい、そうです。2015年の、その前の基準で見るとどうなのか、見てください。」
大江アナ「ググッと、より伸びているんですね。採用される項目が変わると、変わるものなんですね。」
滝田氏「はい、そうですね。大体今1%近いところまでいってる訳ですね。やっぱり携帯料金の引き下げやなんかで、かなり青い線(2020年基準)は低いところいってるんですけど、2015年基準を見ると、これはどうもあと半年くらいで1%近づくんじゃないかと、この辺が黒田さんの腹積りだと思いますよ。」
大江アナ「そうすると、賃上げも出来て、需要も回復して、それに伴った物価上昇といった良い循環?」
滝田氏「好循環を作って、黒田さん任期を終えたいんでしょうね。」
大江アナ「なるほど。」

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