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2022/3/7 ウクライナ&ロシア 3回目の停戦交渉始まる

2022/3/7 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

【ウクライナ情勢 最新情報】
NHK:ニュースウオッチ9 

和久田アナ「十倉会長の言葉にもありましたけれども、戦闘が2週間目に入って、戦禍を逃れようとする市民まで攻撃の対象になっている。激しさを増すロシア軍の侵攻を結束して食い止めていくためには、日本経済に及ぶ影響もある程度、私達受け入れていかなければいけないということかもしれませんね。」
田中アナ「そうですよね。そして、今夜オランダのハーグにある国際司法裁判所で審議が始まっています。ウクライナは裁判所がロシアの攻撃を直ちに止めさせるよう暫定的な命令を出すよう求めているんですが、先ほど現地から入ってきました情報では、ロシアはこの審議欠席したということです。世界中が出来る限りの方法でロシアの侵略を止めようと動いていますが、時間との戦いとなっています。」

TBS:News23 

国山アナ「この情報統制によって、ロシア国民の反発というのはむしろ強まりそうですけども、プーチン大統領への影響はありますか?」
星浩氏(TBSスペシャルコメンテーター)「プーチンさんはおそらく2つのことを恐れているんだと思うんですね。1つは、前線のロシア兵が死亡したり、士気を落としたりしてることが国内に広がること。それから、経済制裁によって、どんどんロシアの生活が厳しくなりますから、その話がどんどんみんなに情報が共有されること。これによって政権基盤が揺らぐことを恐れている訳で、しかしこれ21世紀型の情報統制ではありませんよね。21世紀はやっぱりSNSの時代ですから、分権型、ですからプーチンさん分権型、SNS型の情報にはついていけないというので、長引くとSNS型の情報によって、逆にプーチンさんがしっぺ返しを喰らうという局面が出てくるんじゃないか、と私は見てますね。」

テレビ朝日:報道ステーション
【ウクライナ ロシアと3回目停戦協議「人道回廊」協議へ】

小木アナ「人道回廊も全く今のところは機能してませんですよね。」
大越アナ「対話の糸をとにかく繋いでいくこと。何とかそれによってプーチン大統領の方針が変わることを心から祈りたいと思います。」

テレビ東京:WBS
【ウクライナ危機 ロシア“核の脅し” さらに悪化の可能性⁉︎】

大江アナ「ウクライナ情勢緊迫化するにつれて、ロシアが核兵器を使うぞ、というのをちらつかせて、その脅し、だんだんエスカレートさせていっているということなんです。ここは非常に気になるところですよね。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「ウクライナ側の抵抗が予想外に強かったということで、プーチン政権、軍がなかなか進まない、ロシア軍がなかなか進まない、ということに苛立ちを覚えているんだと思うんですよね。仮にゼレンスキー大統領が亡命政権を自立するとしても、ウクライナ側の抵抗が簡単に止むとは思えませんから、ロシアにとっては長期戦、つまり泥沼の戦争に陥る可能性がある訳です。そうした中、ちょっと注目したいのは、ロシアから要するにお金持ちと思われる人が飛行機に乗ってヨーロッパの方に行くという動きが結構見えてるということになります。ウクライナの抵抗が強く、亡命政権でも抵抗するぞ、と言って、そして西側諸国が今何をやろうかというと、今のニュースにあったようにエネルギーの制裁ということを強化しますから、その意味でもちょっとロシアはきつい状況になるかもしれません。」
大江アナ「これもう本当に状況は冷戦下よりかなり厳しいと言うか、緊迫化する可能性が高いですね。」
滝田氏「はい。実際の熱線になってますから、そういう意味ではきついですね。」

フジテレビ:FNN Live News α
【アメリカンエキスプレス ロシア&ベラルーシでサービス停止】

 鈴木智子氏(一橋大学ビジネススクール 准教授)
・言行の不一致で企業への厳しい批判も
・パーパス(存在意義)求められる志ある行動
・ロシア市場への合理的な判断で事業停止か

三田アナ「民間企業の間でもロシアにおけるビジネスを見合わせる動きは更に広がっていきそうですが、こうした中、ロシア国民は何を思うのでしょうか?ロシア経済は一段と厳しい状況に追い込まれていきそうです。」

テレビ朝日:報道ステーション
【ウクライナ危機 日本にも影響】

 大越アナ「先ほど岸田総理から“ウクライナ国民への連帯を示すべく行動することの重要性について国民の理解を賜りたい“という言葉がありました。まさにその通りだと思います。一方で、その国民生活への痛みを和らげるための政策を速やかに、柔軟に打っていって頂きたいという風に思います。」

東日本大震災から11年

日本テレビ:Newszero
【<#今だから伝える>東日本大震災から11年 櫻井翔氏取材 戻る?「原発の町」20歳の思い】

櫻井翔氏「お話をお伺いした門馬さん、当時9歳だった訳なんですけれども、ふるさとの思い出というのを驚くほど事細かに覚えていて、本当にこの街大切に思ってるんだなあという風に感じました。だから、戻りたい。でも、今すぐには戻れない。そんな心境をごちゃごちゃした感じ、という風に表現されたのが印象的でした。」
有働アナ「何かそれと、帰れる場所=生活出来る場所、ではないというお話に、この11年という時の長さを改めて感じましたね。」
櫻井氏「そうなんですよね。ただ、時間は掛かったとしても、より魅力が増して多くの人が戻って来られるような街になってほしい、と。そう語った二十歳の門馬さんの言葉からふるさとの復興を願う思いが伝わってきました。」

新型コロナ

その他

フジテレビ:FNN Live News α
【日経平均株価 1年4か月ぶり安値】

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・ロシアへの制裁で原油や穀物など価格上昇
・中長期化の可能性も・・・従来ケースで想定できず
・地政学リスクと米国の利上げが株価に影響

三田アナ「アメリカの金融政策が緩和から引き締めに転換されるというタイミングだっただけに、難しい判断が求められますね。停戦交渉の進展が見られない中、世界経済の先行きへの懸念は今後も一層強まっていきそうです。」

テレビ東京:WBS
【相場操縦事件 SMBC日興証券幹部を直撃】

大江アナ「VTRの中でも説明はありましたが、このブロックオファーというのは、証券取引所の外で大口の売り手、そして買い手を繋ぐものなんですよね。そこでSMBC日興証券は相場操縦をしていた疑いがあるということなんですが、改めてこれ、どういう取引と見てらっしゃいますか?」
滝田氏「今、図で出ていますけども、要するに株式の大口の売却の注文を受けた証券会社ですね、ここではSMBC日興証券が、その売り注文を多くの投資家、大口の投資家に対して“買いませんか?“ということを持ち掛ける訳です。これを市場の外で持ち掛ける訳ですから、ブロックオファーという風に言ってるんですけども、今回問題なのは“買いませんか?“と持ち掛けた先の投資家の中にちょっとマナーに反するような投資家がいたというところが、そもそもの発端だと思います。」
大江アナ「そのマナーというのは、どういうことですか?」
滝田氏「端的に言えば、大口の売りの注文が出てくるということは、そのままの条件でいれば株価が下がる条件になりますよね。ということで、それを先回りする格好で、株の空売りに出ていた訳なんです。そうすると、株価は下がりやすくなる訳ですよね。株価が下がってしまうと、他の投資家にとってみたら、この値段では買いたくない、ということでブロックオファーそのものが成立しなくなっちゃう可能性が出てくる訳です。そこで何をしたのか?というと、証券会社の中の自己売買、株の売買をする部門で不正に株式を買い支えたんではないか?こういうのが、今回の事案になるんだと思います。」
大江アナ「そこまでして不正に走ったのだとすると、その背景は何なんでしょう?」
滝田氏「やっぱり証券手数料が自由化されて以来、普通の証券の委託売買では、なかなか証券会社儲からなくなったんですよね。こういう大口の投資家を見つけてくる、いわば打出の小槌と言うらしいですけど、そういう人達を見つけてくる、そういう仕事が非常に増えた。で、そういう甘い条件が今回出てきてしまったというのが問題の根っこにあるんじゃないかと思います。」

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