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2021/11/1 衆議院選挙 自民党「絶対安定多数」確保

2021/11/1 夜のニュース比較、文字起こし

政治

NHK:ニュースウオッチ9
【衆議院選挙 平成生まれの"投票"は?】

田中アナ「投票したか、しなかったかに関わらず、若者にはそれぞれの考えがあって行動していたこと、よく分かりましたね。」
和久田アナ「そうですね。全体でも見ても、投票率は戦後3番目の低さになりました。これを高めていくためにも、自分達の声は届いていないんじゃないか、政治が暮らしを支えている実感がない、とそんな若者達の声にも真剣に耳を傾けて欲しいと感じました。」

日本テレビ:Newszero
【<プライチ>衆議院選挙 「年代」で差 当選465人「考え」アンケート分析】

有働アナ「(当選者の世代間の考え方の違いについて)これ、若い世代の立候補者が少ないということもあるので、増えていって欲しいというのもありますし、そういう環境を作っていかなきゃなと思いますね。」
櫻井翔氏「どれも私達の生活や投票に直結する自分ごとばかりですので、今回当選した皆さんには投票所に行った一人一人の意思と向き合って欲しいと思います。」

【自民党 甘利幹事長の後任に茂木外務大臣】
TBS:News23

国山アナ「最終的な結果を踏まえて、衆院選どう見ますか?」
星宏氏(TBSスペシャルコメンテーター)「自民党も立憲もやや議席を減らすという結果になりましたけど、コロナ禍ですからね。若手議員、候補でコロナでダメージを受けた人の声を掬い上げた人が健闘してると私が見た感想ですね。」
国山アナ「今日注目されていたのが、自民党の幹事長ポストです。昨日の衆院選で小選挙区で敗れた甘利幹事長の後任として茂木外務大臣が内定しました。その茂木さんのプロフィールですが、栃木県出身の66歳、当選10回ということで、これまでのキャリアで見ていきますと、外交ですとか、その他自民党の中でも政権の中の政策・選挙の重要ポストを担当してきたということです。自民党内の幹部はこう話してまして、茂木さんのこと“部下にしたいけど、部下にはなりたくない男“と。」
星氏「そうですね。どこの職場にもいそうな感じですけど、上にはいいんですけど、下には厳しいということで、下にはあんまり評判が良くないというのは永田町の統一した見方ですかね。」
国山アナ「下にはあんまり評判が良くない、と。」
星氏「本人は最近気をつけるようにはしていると言ってますけどね。」
国山アナ「その茂木さんが幹事長となった場合どうなるのか?ということで、星さんによりますと安倍さん、麻生さんとの力関係に変化があるのではないか、ということなんですけど、どういうことか?甘利さんが幹事長だった頃で考えてみますと、岸田さんと安倍さんと麻生さんと関係が良かったのが甘利さん。つまり接着剤のような役割を担っていたということなんですが、この甘利さんの位置が茂木さんになるということで、それぞれの関係性が変わってくるんじゃないか?ということです。」
星氏「そうですね。甘利さんは“3A“などと言われまして、元々麻生派ですし、岸田さんとの接着剤になっていましたけど、茂木さんは竹下派の人なんですね。竹下派で言うと20年ぶりの幹事長、昔は野中さんとか橋本龍太郎さんとか小沢一郎さんも務めたポストなんですけども、この竹下派と岸田さんの宏池会というのは昔から親和性がありまして、そういう意味ではこのラインと安倍・麻生さんとの関係は弱冠ニュアンスが、政治手法が違ってるんですね。これから特別国会、通常国会とありまして、公明党との対応、それから野党との向き合い方、この辺で茂木さんの特色が少しづつ出てきまして、何せ来年の7月の参院選に向けてどういう手腕を発揮するかというのがポイントですね。」
国山アナ「加えて、自民党内のバランスも今後注目されます。」

フジテレビ:FNN Live News α 

萱野稔人(津田塾大学 教授)
・“結果出せる国会に“古い政治の否定
・「野党の共闘」は“自公政権打倒“目的に
・政策論争期待・・・若い世代「分配より成長」

三田アナ「今回の衆院選は新型コロナの感染拡大によって、国の政策が私達の命や生活に直結するということを痛感して、何を政治に求めるのか、そしてそのために誰を選ぶべきか、改めて考えた方も多かったと思います。ここからは政策をどう実行するのか、結果を出していくことに期待したいと思います。」


テレビ朝日:報道ステーション
【衆議院選挙 自民党が絶対安定多数確保 日本維新の会は大躍進】

大越アナ「若い世代ほど政治に関心が薄いということがよく言われてきましたけども、しかし政治に関心がある若い世代の中で自民党の支持が徐々に増えてきているというのも言われてきてて、今回もそのことが浮き彫りになったということが言えそうなんですけれども、これ一方で平成の初めに政治改革というものが行われて、今の小選挙区制というのが導入されたんですよね。で、その目的というのが、政権交代可能な二大政党制を視野に入れよう、それによって政治に緊張感を呼ぼうという願いがあったんですが、その理想やや遠のいてきているように見えます。」

テレビ東京:WBS
【異例の幹事長交代 自民党内の反応は?】

大江アナ「もう来年の参議員選挙に向けての動きというのがスタートしているような気がしますね。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「そうですね。参議院は都道府県の選挙区は1人区が多いですから、事実上の小選挙区と同じような戦いを都道府県レベルで戦うことになると思います。だから大変ですよ。」
大江アナ「そうですよね。」

【衆議院選挙 自民党 絶対安定多数 なぜ?予想とギャップ】

大江アナ「結果的には自民党が261議席獲得しまして、国会を安定的に運営出来るという絶対安定多数を確保するという結果になりましたね。」
田中アナ「そうですね。結果的にはそうなりましたけれど、本当に事前に予測をするのが難しい選挙でしたよね。」
大江アナ「今回は特にそうでしたよね。滝田さんの予想ではかなり自民党苦戦するのではないかと言われていた中で、このギャップ何なんでしょう?」
滝田氏「ちょっと2つ考えてみたんですけれども、一つは自民党なんですけれども、“隠れ自民“と書いてあるのは、アメリカで大統領選挙の時に“隠れトランプ“ってあったじゃないですか。」
大江アナ「ありました。」
滝田氏「支持しても支持してると言いにくい、と。日本の場合もコロナがこれだけ広まっていて、政府批判が強い中でなかなか自民党支持だと、本当はしてるけども言いにくい雰囲気が、支持者の間であったんじゃないでしょうか。」
大江アナ「そうですか。そしてもう一つ、今回は野党が共闘をした訳なんですが、それが結果的には不調に終わったということです。この要因はどういう?」
滝田氏「この“隠れ“というのは、こういうこと(“隠れ忌避“)じゃないかと思うんです。立憲民主党と共産党が選挙協力を組んだ訳ですけども、安全保障など基本政策が一致しているのかどうかわからないままでやっちゃた訳ですよね。だからそれを連合の芳野会長やなんかが批判する訳です。要するに、多くの世論で“隠れ忌避“というのがあったんじゃないかと思います。」
大江アナ「実際にそうなってしまったのではないかと見てらっしているという訳ですね。」

新型コロナ

国際

NHK:ニュースウオッチ9
【英国グラスゴー COP26開幕 どうなる気候変動対策】

和久田アナ「今回のCOPでは二酸化炭素を多く排出する石炭火力発電の廃止を巡ってどこまで踏み込んだ内容を打ち出せるのかも焦点の一つです。」
田中アナ「はい。その石炭火力について日本政府は先月エネルギー基本計画を閣議決定しましたが、2030年度でも発電の19%を石炭火力で賄う見通しとしているんです。こうした姿勢にヨーロッパの国などからは消極的だという声が出て来る可能性もあります。明日のCOP26での岸田総理大臣の発言に各国が耳を傾けています。」

その他

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