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2021/11/5 会計検査院 2020年度決算検査報告 約2108億円の税金無駄遣い指摘

2021/11/5 夜のニュース比較、文字起こし

政治

フジテレビ:FNN Live News α
【政府 18歳以下に10万円給付を検討】

内田アナ「18歳以下への一律10万円給付ということですが、どう見ていますか?」
風間晋氏(解説委員)「衆院選で公明党が公約に掲げたものなので、その実現を連立相手の自民党と政府に求めていくのは当然の流れですよね。そこで思い出されるのは、矢野康治財務事務次官の月刊誌への寄稿です。人気取りのバラマキが続けば、この国は沈むと、財政破綻への危機感を露わにした内容でした。補正予算の編成が吠える財務官僚の打ち上げ花火で終わらせないための最初のテストケースになります。そもそも補正予算は本予算に比べて、国会審議の時間が極めて短いので、チェックが働かない、そしてバラマキが通りやすいというところがあります。昨年度の予算の繰越が何十兆もあるという話が聞こえてきますが、元はと言えば借金したお金ですよね。要は補正の規模という姿勢が変わらないのかどうか、そこを見極めたいと思います。」
内田アナ「国のお金が何にどう使われるのか?国民の目が向けられています。」

日本テレビ:Newszero
【会計検査院 2020年度決算検査報告 約2108億円の税金無駄遣い指摘】

有働アナ「こうした指摘なんですが、全部で210件にのぼっていまして、会計検査院のHPで見ることが出来ます。とにかくこれ私達が一生懸命働いて納めた税金ですので、しっかりやって頂きたい経済対策なんですが」

新型コロナ

NHK:ニュースウオッチ9
【欧州 新型コロナ感染再拡大 日本も警戒を】

和久田アナ「ヨーロッパの状況は明日の日本かもしれない、ドキリとしましたけれども、その理由として、ワクチンの接種から時間が経って、防御効果が下がってブレークスルー感染が起きている。一定の人には重症化がみられると指摘していました。日本は幸い今感染状況が落ち着いていますけれども、ヨーロッパのような再拡大の兆しを見落とすことがないように、冬にかけて予断を待たずに過ごしたいと思います。」

エネルギー関連

テレビ東京:WBS
【「厳しい冬」早くも確定?高値続くエネルギー相場】

佐々木アナ「やはり皆さん、電気代やガソリン代がこの後どうなるのかというのをすごく気にしていますね。」
山川龍雄氏(解説キャスター)「そうですね。原油価格がこの先どうなるのかというのは、なかなか見通せないんですけども、一つはっきりしてることもあるんですよ。それはどのくらいタイムラグを伴って価格が上昇するかなんですが、電気代の場合は大体3〜4ヶ月後、ガソリン代は2〜3週間後なんですよ。ですから、この冬、電気代が上昇するのは受け入れるしかない。ガソリン代も上がっていくということですよね。ちょっと脱炭素に取り組んだら、こういう状況ですから皮肉な結果ですよね。」

国際

NHK:ニュースウオッチ9
【韓国大統領選挙 若者の支持拡大へ訴え】

田中アナ「日韓関係については、日本側から見ますと、大統領が変わるたびに期待と失望を繰り返してきました。今、日韓関係は一段と冷え込んでしまったのが現状です。日本にとって韓国は重要な隣国であることには変わりません。日本との関係について、選挙戦を通して、前向きで現実的な議論が出てくることを期待します。」

テレビ朝日:報道ステーション
【韓国大統領選挙 野党候補が決定】

徳永アナ「両候補の日本へのスタンス違うようですね。」
梶原みずほ氏(朝日新聞 編集委員)「そうですね。日本としては、北朝鮮とか中国など東アジアの安全保障の環境が不安定な中で、アメリカを含めた日米韓の関係というのは、安定した関係を築きたいところですよね。韓国の政権というのは、これまで支持率アップのために日本に厳しい姿勢を取って、それで国内の結束を図るという手法を度々取ってきました。日本としては、やはり未来志向で、そして良い関係が築けるリーダーが誕生するか?というところだと思うんですが、まだこれから4ヶ月ありますので、コロナの状況ですとか、失言ですとか、スキャンダルとか、まだ色々わからない要素がありますから、目が離せない注目の大統領選だと思います。」

フジテレビ:FNN Live News α
【米国ニューヨーク州 エリックアダムズ次期市長 ビットコインで給与受け取る意向】

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・「暗号資産業界の中心地」へマイアミとの競争
・“口座持たず“今後40億人超か・・・受け皿にも
・課題は“高いリスク“と“様々な規制“

内田アナ「便利で今後の可能性の広がりをとても感じる一方で、やはり値動きの激しさを恐いと感じてしまう部分があります。リスクを十分に理解した上での向き合いが求められるように思います。」

【中国上海 中国国際輸入博覧会 日系企業の魅力は】

松江英夫氏(デロイトトーマツグループ CSO)
・重要性増す輸出・・・中国“生産拠点→消費地“
・越境ECの可能性、リアル体験と組み合わせ
・“課題先進国“日本のソリューション輸出へ

内田アナ「アフターコロナを見据えると、人々の購買意欲というのも徐々に回復に向かっていくはずです。ここまで苦しんできた企業のチャンスがより広がっていくことを期待したいです。」

テレビ東京:WBS
【COP26対応で非難集中も 中国「脱炭素」で世界をリード!?】

佐々木アナ「中国の本気度は本物だ、というお話でしたけれども、COP26ではアメリカのバイデン大統領が譲歩しない中国を非難しています。たしかに中国の存在というのは鍵を握りますね。」
山川氏「そうですね。世界のCO2排出量の3割を中国が占めてますから、取り組まなきゃいけないんですが、ただ中国の本音はアメリカに言われる筋合いはない、というものだと思います。ここにあります通り、人口1人あたりのCO2排出量だと、ご覧の通りアメリカが断トツなんですよ。日本とか中国より遥かに多いでしょ。」
佐々木アナ「中国の倍あるんですね。」
山川氏「そうなんですよね。」
佐々木アナ「こういうのを見ると、アメリカとしてはどうするのか?」
山川氏「アメリカは2030年までにこれを半減すると言っているんですけども、他の国も取り組みますからね。計算すると、結局2030年においてもアメリカ人が一番排出してる、と。佐々木さんはアメリカに駐在してたからわかると思いますけど、アメリカ人に省エネ文化ないでしょ?」
佐々木アナ「そうですね、はい。だけども、博覧会を見ますと、世界の目というのは中国やはり無視はしていない、というか注目していて、環境分野での技術開発も着々と進めているような感じですね。」
山川氏「これを見てください。脱炭素市場の中で、どの国の企業がシェアの上位を占めてるか示しているんですが、太陽光パネルで中国4社、リチウムイオン電池2社でしょ、洋上風力も陸上風力発電機も、ここ最近中国力を入れているというところですよね。」
佐々木アナ「日本企業は、ここ(車載用リチウムイオン電池)だけですね。」
山川氏「前はたくさんここに入っていたんですけども、リチウムイオン電池のところ、パナソニックですよね。なくなってきましたよね。今のところ、世界が脱炭素に取り組むと、結局中国に利益が落ちる、流れる構造になっているんでね、日本企業ももう一回頑張って、ここに入るような形にしなければいけませんね。」

その他

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