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2021/11/18 政府 新たな経済対策 財政支出規模55兆円余

2021/11/18 夜のニュース比較、文字起こし

政治

TBS:News23
【経済対策 “ワーキングプア“へ給付金のカベ】

国山アナ「政府が明日閣議決定する経済対策、どう見ていますか?」
星浩氏(TBSスペシャルコメンテーター)「本当に困っている人に手厚く支援が行き届くかどうかというところだと疑問が多いと思いますし、10万円の支援金も中途半端な感じになってますね。」
国山アナ「中途半端という言葉ありました。その18歳以下への給付なんですけど、昨日自民党の高市政調会長が所得制限に関しては、世帯合算ではないと大変不公平な状況がおきる、と異論を唱えたんですね。どういうことか?2つの世帯モデル用意しました。所得制限は960万円です。こちらの世帯は夫の収入が970万円、お子さん2人いても現金給付もらえない、支給されないということになる。一方でこちらの世帯、夫婦共働き、それぞれ950万円収入があったとしても、お子さん2人で20万円支給される。いやいやこれでは不公平ではないか、ということで高市さんが異論を唱えたわけですけども、結果的には世帯合算ということにはならなかったんですね。」
星氏「そうですね。合算をすると一つ一つ計算をし直さないといけませんので、そうすると支給が大幅に遅れてしまいますよ、と。場合によっては、来年夏までになってしまいますよ、というのが財務省の見立てなんですね。そこで今回は迅速に配るということで、児童手当のシステムを援用しようということになった訳です。」
国山アナ「より早く配るためにということで、既存の児童手当のシステムを利用ということです。この児童手当のシステムにも、問題点があるのではないか、と星さん見ています。と言うのも、この児童手当のシステム、夫婦そしてお子さん2人の場合、所得制限は960万円未満です。15歳まで給付されます。そして、振り込まれる口座なども自治体に登録されているということなんですけど、15歳までです。ということは、16歳〜18歳どうでしょう?申請が必要になります。ということは、給付というのが16歳〜18歳に対しては、来年の春くらいまで遅れてしまう可能性が大きくなるのではないか、そういう問題点もあるんですね?」
星氏「16歳〜18歳はもう一回申請し直さなければいけませんからね。と言うのも、やはり日本の本質的な欠陥は、国民の収入を国が正確に把握出来ていないということなんですね。ですから、どこかで所得制限を引くにしても、どうなるいくらになるかということが計算出来ない状況になってまして、線引きが難しいという状況なんですね。」
国山アナ「ここまで明確に課題がわかっているのにも関わらず、解決出来ない?」
星氏「これは何十年来の自民党政権でも解決出来なかった問題、要するに所得が把握されることに非常に抵抗感が強い人がいて、そこを突破出来ないで来たという構造的な問題が浮き彫りになったということだと思いますね。」
国山アナ「構造的な問題もわかってきたということです。」

日本テレビ:Newszero
【政府 住宅ローン控除引き下げ検討】

有働アナ「いずれにせよまだ検討が始まったばかりですので、最終的にどうなるかわかりませんが、住宅ローン減税を含めた来年度の税のあり方については、与党が来月10日にも決定する予定です。」

テレビ東京:WBS
【マイナンバーカード 今後の普及は?】

佐々木アナ「さて、今日はマイナンバーカードについてもお伝えしましたし、経済対策の方でも入ってきますけれども、角谷さんは?」
角谷アナ「はい、マイナンバーカード私は持っています、既に。」
佐々木アナ「私も今日実は医療機関で使えましたけれども、とは言ってもまだまだ普及は完全ではない、と。」
原田亮介氏(解説キャスター)「課題は多いですね。こちらが去年の年末時点の政府の想定スケジュールですね。マイナンバーカードは3月末に6000万枚〜7000万枚想定してたんですが、11月時点で5000万ということで、半年ちょっと遅れてるということですね。で、元々保険証も今年の春に本当は本格運用するはずだったんですが、秋にずれ込んでる、ということ。ポイントは5000円、最初取ると交付される、もらえる仕組みあったんですけれど、今度最大2万円という中は、1回もらった人はもうもらえないです。私ももらっちゃったんですけど。」
佐々木アナ「そうですね。ですから、ここ(最初の5000円交付)で増えたという事実あるんですけれども、これによって交付が進むかどうかというのは、どう見ますか?」
原田氏「一つは使い勝手を向上させる、と。で、使ってメリットがあるということがはっきりわからないと、ちょっと不安だと思う方多かったから。で、もう一つは運転免許証、これを必ずやるということですね。」
佐々木アナ「そこに繋げられるかどうかですね。」

フジテレビ:FNN Live News α
【自民党・立憲民主党 文書通信交通滞在費めぐり日割り支給に改める法改正で一致】

石倉秀明氏(キャスター 取締役/CRO)
・きっかけは“新しい人“の“気づける違和感“
・「変わる」は連鎖する・・・声を上げやすい環境を
・上限付きクレカなどデジタルで透明性担保を

三田アナ「日割りにすることで議論を終わらせるのではなくて、その必要性・透明性まで踏み込んで、根本的な解決に繋げてほしいと思います。」

新型コロナ

テレビ朝日:報道ステーション
【韓国 新型コロナ“制限緩和“で感染者最多】

大越アナ「日本と韓国というのは、状況が違いますので一概には言えませんが、これから寒い冬に向かう点では季節的要因は同じです。韓国のこと他人事、対岸の火事として見るわけにはいかないようです。」

国際

日本テレビ:Newszero
【中国女子テニス 彭帥 前副首相との不倫告白後行方不明】

有働アナ「来年北京オリンピックもあるんですが、アスリートとしてこのニュースというのは、どう受け止めていますか?」
廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「こういったことにアスリートが巻き込まれることは元アスリートとして本当に痛いですし、北京のオリパラ考えると、出場する選手の中には不安な気持ちになっている人いるんじゃないかなと思います。現段階で何が真実なのか、とわからないことはありますけれど、いずれにせよ彭帥選手すごく心配ですね。」
有働アナ「そうですね。まず無事を祈りたいですし、それから行方不明でもない、危険な状況でもないということであるなら、コート上での元気な姿が早く見たいと思います。」

NHK:ニュースウオッチ9
【米国 キャサリンタイ通商代表 新たな経済的枠組みを2022年初めにも立ち上げへ】

和久田アナ「アメリカの通商代表というと、コワモテというイメージもあるんですが、タイさんはどうでしたか?」
田中アナ「そうですね。印象はソフトだったんですけど、言葉の一言一言がきっぱりしていて、交渉に入ると手強いかもしれないですよね。一方で今回出てきましたバイデン政権が検討中のTPPではない新たな枠組みについては、日本をはじめ関係国に混乱を招かないか、やや不安を感じました。インド太平洋地域の秩序を根本で決定づけるのは経済・貿易の体制です。アメリカが去った後、TPPを支えてきた日本にとって、また次の難題が突きつけられています。」

フジテレビ:FNN Live News α
【中国 台湾への軍事侵攻の初期能力保有】

三田アナ「中国軍の台湾侵攻についてアメリカはどう見ているんでしょうか?」
風間晋氏(解説委員)「中国軍は台湾侵攻を始める能力は保有するに至ったようだけれども、アメリカなどが台湾を支援する中で、戦いを続けるのは大きなリスクだ、そういう風に報告書は分析しています。そしてアメリカと台湾にとっては、中国指導部に侵攻せよと判断をさせないことが大切で、そのための抑止力が重要だと提言しています。具体的には、台湾への武器売却をスピーディーに、もっとスピーディーに行うなど台湾の防衛能力の向上を進めること。それから日本など同盟国と共に、台湾有事に対する協力体制を作ること。さらにインド太平洋地域に地帯間ミサイルを多数配備することなどを挙げています。中国に厳しいアメリカの理解が、この提言に沿ってバイデン政権に働きかけるのであれば、日本も相当な危機意識を共有して、備える覚悟が必要だと思います。」
三田アナ「そうですね。台湾を巡っては米中の対立が激しさを増しそうです。」

テレビ朝日:報道ステーション
【ポーランド&ベラルーシ国境付近 移民が必死の国境突破】

大越アナ「EUとベラルーシの間の綱引きでもって、実際に多く人が凍えているという現実です。」

その他

フジテレビ:FNN Live News α
【iPhone 自分で電池交換など可能に】

長内厚氏(早稲田大学ビジネススクール 教授)
・「交換型」バッテリーパック コストも割高
・環境意識の高まりが製品仕様を変える
・“長期間の使いやすさ“も一つの基準に

三田アナ「このサービスはまずはアメリカから始めるということで、ここが試金石となりそうです。」

NHK:ニュースウオッチ9
【大阪府大阪狭山市 スーパーに車突っ込む 男逮捕】

田中アナ「免許の返納については長年議論が続いていますが、毎日の暮らしに欠かせない人も多勢います。簡単なことではないですよね。」
和久田アナ「本当に難しい問題だと思いますよね。そこで対策として、来年5月からは新たな取り組みが始まります。75歳以上のドライバーの内、過去3年間に違反歴がある人が免許を更新する際には、実際に車を運転して技能をチェックすることが義務づけられます。また、自動ブレーキなどの安全機能を備えた「サポートカー」に限った免許も新たに導入されることになっています。事故が一件でも減ることに繋がってほしいと思います。」

【苦しみにとらわれず 「心の免疫力」を】

和久田アナ「どうしようもなく苦しい時って誰しもあると思うんですけど、そんな時に全身の力を抜いてくれる、心を解きほぐしてくれる。そんな力が大橋さんの言葉にはあるような気がしましたね。」
田中アナ「そうですね。心の免疫力という考えには、今の時代を生きていく上で、大切なヒントがあると感じました。」

【視覚障害者ホーム転落事故 ある遺族の思い】

和久田アナ「悦子さんは周りの人が声を掛けてくれるだけでも、状況は変わると話しているんですね。安全のための設備ももちろん大切ですが、すぐ側に困っている方がいるかもしれないという想像力、そして気兼ねなく声を掛けられる社会の空気も重要だと感じます。」
田中アナ「視覚障害者の転落事故については、国も動き出しています。今日、国土交通省の検討会が開かれ、視覚障害者と鉄道会社が安全対策について話し合いました。状況が少しでも良くなることを願います。」

テレビ朝日:報道ステーション
【中古車“高騰“ 半導体&アルミ不足が影響】

大越アナ「大量消費の時代というのは、だんだん変わってきて、リユースの時代。SDGsも後押ししているのかもしれないですね。」

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