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2021/12/15 森友学園めぐる財務省決裁文書改竄関与自殺訴訟 国が賠償責任認め終結

2021/12/15 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

【厚生労働省 新型コロナワクチン3回目接種 モデルナワクチン承認方針決定】
NHK:ニュースウオッチ9 

和久田アナ「新型ウイルス、収束させるには地球規模で抑えていくことが重要になりますよね。そのために日本がどう貢献していくか?その視点も必要になりますね。」
田中アナ「そうですよね。これまでも日本政府は途上国に対してワクチンを供給したり、資金を提供したり支援を続けているんですが、途上国の実情に合わせて、その国の人々にきちんと届く支援が行われるよう期待をしたいですね。」

日本テレビ:Newszero 

有働アナ「このニュース(「交互接種」効果は?副反応は?)どう受け止められましたか?」
辻愛沙子氏(クリエイティブディレクター)「コロナが長引いてしまった分、知見も色んなところで貯まってきたので、判断量が増えてきたように感じます。例えば薬で言うと、同じ物を飲み続けなきゃという感覚がどうしてもあるんですけど、“大丈夫大丈夫“とだけ言われるよりも、先程のように交互接種の効果をしっかりデータで示されると、納得出来る人が多いんじゃないかなと思います。」
有働アナ「納得、大事ですもんね。」
辻氏「そうですね。」
有働アナ「そして、ロンドンでは既に感染者の半数がオミクロン株になりそうだという話もあります。まだ日本では感染が収まっていますが、自治体から接種券が届いたら、検討して頂きたいと思います。」

テレビ朝日:報道ステーション

大越アナ「政府は出来るだけ3回目のワクチン接種、前倒ししたいという方向に傾いてきていますけれども、具体的な情報開示をこれからもしっかりとやっていってほしいと思います。」

テレビ東京:WBS
【新型コロナ「オミクロン株」新規感染者15人確認】

佐々木アナ「オミクロン株が世界に大変なスピードで広がっている中で、モデルナワクチンの3回目接種というのが承認されるということ。これは朗報ですね。」
原田亮介氏(解説キャスター)「朗報ですね。ワクチンを2回接種しても、感染の予防効果というのは、デルタ株は8割あったんですが、オミクロン株だと半分以下になっちゃうんですね、3割。だから、感染者がどんどん増えちゃう、と。」
佐々木アナ「で、重症化見てみますと、効果がデルタ株ですと93%防止する効果があったのに比べると、オミクロン株ですと7割しかない。」
原田氏「微妙ですけど、3割の方は重症化するリスクが高まる訳ですから、これは3回目の接種が必要だ、ということなんですよね。3回目の接種をすると、オミクロン株に対しても中和の交代の能力上がる、という分析結果が出てます。」
佐々木アナ「日本でも3回目の接種、医療従事者から始まっていますけれども、ただ先々のワクチンの確保というところ、ここは心配ですよね。」
原田氏「そうですね。岸田総理も国会でワクチンの調達を急ぐと言ってるんですけれど、日本は感染者が今下火になっていますので、なかなか後回しにされるリスクがある。そういう意味で言うと、急ぐべきはやっぱりクラスターが発生すると影響が大きい医療従事者とか介護従事者、この人達にワクチンを急いで接種する。そのためには今日承認の方向になりましたモデルナのワクチン。これ在庫が2200万回分残っているので、これを早く打つ、ということが大事だと思います。」
佐々木アナ「それから後は薬ですよね。」
原田氏「そうなんですね。薬も年内に経口治療薬というのが承認されるという話があります。で、病院の逼迫というのを防ぐには、そういう治療体制を今から早く準備するということが必要ですね。」
佐々木アナ「そうですね、時間のある時に、というところですね。」

TBS:News23
【新型コロナ対策も期待 “集団脱走“も… エミューの秘めた可能性】

小川アナ「エミュー産業と言うのも、なかなか不思議な表現ですけれども、こんなに可能性が豊富だったなんて、ちょっと考えもしなかったですけれども、次から次へと驚きの連続でした。」
国山アナ「そうですよね。エミューというのは、水や餌、当然必要なんですけど、飼育が簡単でして人懐っこいんですよね。」
小川アナ「人懐っこいんだ。」
国山アナ「こちらの牧場ですと、割れるなどして商品にならなかったお菓子を餌に活用しているということで、食品廃棄物の削減につながるエコフィードも行なっているということなんですね。美味しく食べてくれました。」
小川アナ「ちょっと食べるのには抵抗がありますね、我々。こんなに人懐っこいと。かわいかったです。」

政治

NHK:ニュースウオッチ9
【国土交通省 建設工事受注動態統計データを二重計上】

和久田アナ「3年前には毎月勤労統計調査の不正を受けて、厳しい処分が行われました。再発防止策も取られてきたはずです。なぜその教訓を活かせなかったのでしょうか?」
田中アナ「一斉点検が行われたにも関わらず、なぜ見過ごされてしまったのか疑問が残ります。統計は政策判断に直接繋がるだけに、国の信頼の根本に関わります。原因をしっかり究明してほしいと思います。」

フジテレビ:FNN Live News α
【国土交通省 建設工事受注動態統計調査 基幹統計の無断書き換え指示】

三田アナ「統計の書き換え、どう見てらっしゃいますか?」
風間晋氏(解説委員)「問題の統計は、日本のGDPの算出にも使われます。書き換えは受注実績の二重計上ですから、8年前のGDPは実際よりも大きい数字になったと考えられます。その後は二重計上を止めるとGDPが縮んで見えかねないので、悪いとわかっても止めにくい。穿った見方をすれば、2020年は新型コロナの影響でGDPが大幅マイナス成長になるのはもう確実視されていましたので、二重計上のいい止め時だったのでしょうか?岸田総理が言う再発防止は当然として、2013年度以降国民にも世界にもインチキな数字を信用させていたことをどうするのかです。8年間の正しい生データに基づいてGDPの真の数字を公表すること。内外の信用を回復するには、それしかないと思います。」
三田アナ「そうですよね。景気の判断や政策立案にも関わることですからね。再発防止のためにも、なぜそうしたことが起きてしまったのか?根本的なところから徹底的に解明していく必要があるように感じます。」

【森友学園めぐる財務省決裁文書改竄関与自殺訴訟 国が賠償責任認め終結】
NHK:ニュースウオッチ9 

田中アナ「国が裁判を終える手続きを取った事について、赤木さんの妻の雅子さんは、頭の中が真っ白になりました。夫にどのように報告するか悩んでいます、と話していたということです。」

テレビ朝日:報道ステーション

大越アナ「私達にはこれまで、国のお役所がやることは手堅いし、基本的にしっかりしているはずだ、という信頼があったように思います。しかし、今お伝えした2つの事案(森友学園めぐる財務省決算文書改竄、国土交通省「建設工事受注動態統計」データ二重計上)は状況こそ異なりますが、行政に対する私達の信頼感を不信感へと変えてしまうほどの根深く、かつショッキングな出来事でした。中でも、財務省の決算文書の改竄では国が一転、賠償を全面的に受け入れたことで、この裁判については突然決着した形となりましたが、赤木さんが自殺に追いやられた詳しい経緯は以前明らかになっていません。妻の雅子さんの真実を知りたいという願いは放って置かれたままです。ここはやはり血の通った政治の出番です。赤木さんの死の真相をつまびらかにして、命を大事にする姿勢を示すのは、政治にしか果たせない役割なのだと思います。」

TBS:News23
【“森友裁判“突然の終結 遺族「大負けした」と怒り】

小川アナ「今回の裁判の目的が、賠償金でも国に責任を認めてもらうことでもなく、あくまでも真相解明だった、ということは雅子さんがこれまで会見で、そして私達の取材に際し繰り返し繰り返し強調してこられたことです。国に本当に雅子さんに寄り添い、そして俊夫さんの死に真摯に向き合おうという姿勢があったなら、今回のような唐突に裁判を終わらせるという決断は絶対に下せなかったはずです。」

日本テレビ:Newszero
【厚生労働省 不妊治療の保険適用対象拡大 女性43歳未満対象 2022年度開始へ】

有働アナ「以前にこの話題は若い世代でも関心が高いとおっしゃっていましたけれども。」
辻氏「そうですね。産みたい人が社会でちゃんとサポートされるあるべき制度だと思います。その上で、そもそも義務教育で教わる知識が十分じゃないというのも根本的な課題なんじゃないかなと思ってます。結婚も出産も自分のタイミング、あるいは意思でと考えてる女性も多いと思うんですけれども、歳を重ねることと妊娠・出産の関係性だったり、それこそ不妊治療については男女共に若いうちから知っておくのが大事なんじゃないかなって思います。」
有働アナ「大切ですよね。そして、保険適用になるということは、社会みんなで支えようということです。大切になってくるのが、不妊治療をするカップルにとっては、身体や心の負担というものもとても大きいので、休みやすくしたり、それから働き方のあり方、これも一緒に考えて、より良くしていけるといいなと思います。」

国際

その他

フジテレビ:FNN Live News α
【ダークストアの狙い ウーバーイーツが配送専用スーパー】

渡辺広昭氏(マーケティングアナリスト)
・オフィス需要取り込み、人材確保にメリット
・“差別化“カギはコストコとの関係強化
・都市部で買いづらいPB商品の充実

三田アナ「宅配と言うと、配送時間の短縮や配送料が問われがちですが、今回の試みは差別化を図りながら、新たな価値を生み出すことにも繋がりそうです。」

NHK:ニュースウオッチ9
【静岡県焼津市 カツオ窃盗事件 不正には長年の慣行】

和久田アナ「長年こうした慣行が放置されてきた訳ですが、専門家は、このような状況が常態化してしまうと、産地への信頼が失われかねない、と危惧していました。」
田中アナ「警察はカツオの窃盗が複数のルートで行われてた可能性もあるとして捜査を進めています。」

【更年期ロス 深刻化の実態】

田中アナ「更年期ロスなんですが、本人にとってはもちろん、社会にとっても大きな損失ですよね。まずは適切な診断と治療を行える医師を増やすことが必要だ、と感じました。」
和久田アナ「そう思います。その必要性は、こちらの調査にも表れているんです。NHKと専門機関との共同調査では、“更年期症状“を経験したと答えた女性の1万人の内、婦人科を受診していないと回答した人は6割以上に上りました。更に受診しても、更年期障害と診断された人は19%に留まっています。更年期症状は適切な治療を行えば改善し、仕事を辞めなくても済むのがほとんどです。日本女性医学学会では、更年期症状に詳しい医師を学会のHPで公開していて、いち早く適切な治療に繋げてほしい、としています。」

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