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2022/1/5 北朝鮮 日本海へ弾道ミサイル発射

2022/1/5 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

NHK:ニュースウオッチ9
【新型コロナワクチン「オミクロン株」防ぐ効果 2回接種後20週で10%程度に低下】

和久田アナ「ワクチンの効果で重症化しにくいという分析もありますけれども、ワクチンを打てない人、とりわけ子どもですとか重症化リスクの高い人にとっては安心出来ない状況ですよね。感染者がこれから爆発的に増えてしまうと、そうした人達を危険に晒す可能性も高まる。このことを改めて私達理解しておく必要がありますね。」
田中アナ「そうですね。オミクロン株で明らかに局面は変わっています。自分が感染しないというだけでなく、誰かに感染させないという意識を一人一人が強く持っておく必要があります。」


日本テレビ:Newszero
【新型コロナ変異株「オミクロン株」重症化「リスク低」も警戒ナゼ】

有働アナ「こうした分析も出ていますが、どう捉えていますか?」
辻愛沙子氏(クリエイティブディレクター)「年末年始を含めこれまでより久々に人通りも戻ってきているような印象があるんですけど、やっぱりまだまだ大人数の飲み会はダメですとか、感染対策も厳重に、という意識でいた方がいいのかというのは悩ましいなと思います。あとオミクロンだと症状が風邪に近いのでは?という声も聞く気がするんですが、その辺り実際どうなのかな?というのも気になってます。」

有働アナ「もしかしたら、もうただの風邪と変わらないんじゃないの?という風に思いたくなる気持ちにもなるんですけれども、まだデルタ株も残っていますし、重症化しやすい方もいらっしゃいます。感染しない、させないということが一番というのは変わりませんので、改めてしっかりと私達がやってきた対策をしてまいりましょう。」

テレビ東京:WBS
【新型コロナ 新たな飲み薬 承認がカギ】

佐々木アナ「このスピードの早さというのが、本当に気になるところですね。」
原田亮介氏(解説キャスター)「驚くほど早いですよね。毒性は弱いんです。けれど、感染力が非常に強いということで、いよいよ対策正念場ですね。」
佐々木アナ「ですから、医療体制ですよね。岸田総理は昨日、感染者全て入院させないで自宅療養も、という形になっていましたから、あとは飲み薬の承認、どういう状況でしょう?」
原田氏「先月国内で承認されたのがメルクのモルヌピラビルという薬なんですけれど、入院・死亡リスク30%減というのが海外の治験で出ています。ただ、もう一つ本命が、待っているのがパクスロビドというファイザーの薬がありまして、ここだと入院・死亡リスク88%減。で、国内では月内に今緊急承認されるんじゃないかと言われているんですが、これが出てくると非常に軽度の方は自宅で飲み薬で治るということになりますね。」
佐々木アナ「ただ、どうでしょうか、その感染の拡大、急拡大というのは、ほぼ確実という風に見ている方もいますよね。」
原田氏「確実だと思います。ですから、やはり高齢者の3回目の接種、それから今言った飲み薬の承認。もう一つはやはり医師の確保。これが大事ですね。」

国際

NHK:ニュースウオッチ9
【北朝鮮 弾道ミサイル発射か】

和久田アナ「北朝鮮の交渉戦略、そしてこれに新型コロナが加わって、北朝鮮との交渉はますます難しくなっている訳です。手詰まりの状況ですね。」
田中アナ「そうですよね。それに加えて、国連も機能不全に陥っています。安全保障理事会ではアメリカ、それに中国やロシアの足並みが揃わず、北朝鮮に有効な対応を見出せない状況です。今日の発射は国際社会のこう着状態を傍目に、北朝鮮の核・ミサイル開発だけが日々着々と進んでいるという現状を示していると思います。」

日本テレビ:Newszero
【北朝鮮 弾道ミサイルとみられる飛翔体発射】

有働アナ「辻さん世代はこういったニュース、どう見てるんですか?」
辻氏「ミサイル発射の速報が出ると、もちろんドキッとはするんですけど、正直自分が子供の頃からずっとこれ変わらないな、という感覚はあります。同じ速報でも例えば地震だと、家族とかに“揺れたけど大丈夫?“みたいな連絡を入れたりすることはありますけど、ミサイルだと“今日大丈夫だった?“という会話になったことはこれまであんまりなくて、ただ防衛に関することって実害が出たら時既に遅しな訳ですし、そもそもこれが常態化していること事態がおかしいなという風に思いますね。」
有働アナ「そうですね。まさにこうしたニュース、またかと思ってしまう方もいると思うんですけれど、万が一の時には最も自分達の安全に降り掛かってくる話です。実は毎回少しづつ脅威は高まっているもので、私達もどこが変わったのか伝えていきますので、どうか慣れずに関心を持ち続けて欲しいと思います。」

フジテレビ:FNN Live News α
【北朝鮮 日本海へ弾道ミサイル発射】

三田アナ「北朝鮮の狙いはどこにあるんでしょうか?」
風間晋氏(解説委員)「複数の狙いが考えられますよね。まず防衛力強化を少しの緩みもなく力強く進めるという昨年末の金正恩演説の通り、核やミサイルの国防5か年計画を着実に進めているということを新年早々アピールしました。更に狙いをつけたのは、7日に行われる日米2+2です。その直前にミサイルを飛ばせば、閣僚レベルで分析や対応を話し合わざるを得なくなります。そういうきっかけを意図的に作ることで初めて、内政重視のバイデン政権を制裁緩和に向かわせることが可能になります。日本をビビらせれば、アメリカを動かしやすくもなりますよね。11月にはバイデン政権の命運がかかる中間選挙があるために、打って出るならば今年前半、特にバイデン大統領が来日してQUAD首脳会議が開催される前後です。そのために金総書記が強引に動いてくる可能性、それもないとは言えないでしょうね。」
三田アナ「そうなんですね。日本としては毅然とした対応が求められます。」

テレビ東京:WBS
【米国ラスベガス 世界最大級のIT見本市 ソニー EV新会社設立へ】

佐々木アナ「私たちの空間がどんどん進化しそうですけれども、車もいよいよソニーがEVに参入検討ということで。」
原田氏「異業種からのEVの参入、戦国時代に入った訳です。ソニーだけじゃなくて、例えばインテルも参入する、と。で、更にAppleも時間の問題だと言われていますね。」
佐々木アナ「そんな戦国時代の勝算はあるのか?ソニーはどんな強みがあるんでしょうか?」
原田氏「そうですね。自動車の未来というのは“CASE“で言われているんです。Connected:つながる、Autonomous:自動化、Shared:共有、Electric:電動化ということで、ソニーはこのC、A、E、3つを持っているんですね。で、エンターテイメント企業ですから、車をシアターにする、と。そういうのはお手のものだという風に思いますよね。」
佐々木アナ「そうなんですね。実際この発表を受けまして、株価ですけれども急上昇しまして22年ぶりの高値水準をつけるということで、期待されているようですが、となりますと伝統的な自動車メーカーというのはどうやって打って出るんでしょうか?」
原田氏「そうですね。トヨタ自動車、先日2030年に350万台にEVの生産・販売を上乗せしてきた。で、メルセデス・ベンツはこの間、航続距離1000kmの車を出すということですね。それでカギは「高性能電池」。安全性を保てるか。航続距離をどれくらい長く出来るか。充電時間をどれだけ短くするか。電池寿命をどれだけ長く出来るか。こういうことの課題を解決した会社が勝者に近づくんじゃないか、と。」
佐々木アナ「動きが早い業界ということですから、開発もスピード競争ですね。」

フジテレビ:FNN Live News α
【トヨタ自動車 米国新車販売台数で初の首位】

長内厚氏(早稲田大学ビジネススクール 教授)
・「効率性」と「多様性・柔軟性」の使い分け
・震災経験で柔軟に調達対応する“備え“
・“日本抜き“欧州に対抗へ ソニー参入好影響

三田アナ「たしかに自動運転が進んでいった先には、移動の手段としての存在からエンターテイメントの空間へと概念が変わっていくこともありうるのかもしれません。日本の技術で固定概念を覆すような新しい車が生まれることにも期待したいと思います。」

NHK:ニュースウオッチ9
【フィリピン オンライン捜査の最前線】

田中アナ「深刻な実態の報告でした。フィリピンの警察は今後関係国や国際機関との連携を更に強化していくということで、被害に遭う子どもを一人でも減らしたいとしています。」
和久田アナ「そして何より子ども達を守るためには、こうした犯罪の根本にある貧困の問題をどう解決していくか?この点も併せて考えていくことが重要だと思います。」

経済

フジテレビ:FNN Live News α
【経済3団体新年祝賀会 企業トップに聞く「2022年重視したいこと」】

三田アナ「やはり多くの企業が持続的な経営目標を持って事業変革や脱炭素への取組みを強化していくようです。中でも企業の持続的成長を図るためには、特にこのコロナ禍、従業員の健康管理は重要課題と位置付けられるようで、働き方の先にいかに働きがいを持てるか、健康経営というのは今年のカギとなりそうです。」

テレビ朝日:報道ステーション
【新年祝賀会 企業トップ “日本経済“どう見る?】

小木アナ「こういう状況下ですけれども、いいチャンスという言葉だったり、チャレンジという言葉、前向きな言葉もありましたね。」
大越アナ「やっぱり優れた経済人というのは、そこにある、今仮に混乱していたとしても、そこから生まれてくる何かを摘み取って次に生かすという発想を常に持っているんだなと感じましたよね。実際今日集まってきた経営者達に話を聞いても、やっぱりコロナの後を見据えて、これからはむしろ景気あるいは自分のとこの業績も上向いていくだろうと予測する人も多いんです。ただし、これの前提は今のオミクロン株が治まるということが前提ですので、あくまで大事なのは感染をこれ以上出来るだけ拡げないということ、それに尽きると思います。そのためには私達一人一人が出来るだけの感染対策を行うこと、それに尽きるのではないかと改めて感じました。」

テレビ東京:WBS
【大企業&労組トップ直撃 2022年の景気はどうなる?】

佐々木アナ「賃上げに行方も気になりますし、また経営者の皆さん全体的に景気の見通しは明るいという回答だったんですけれども、リスクを聞くと次々と出てきまして、やはり年始ということもありまして、期待を込めてという雰囲気も伝わってきました。」

【寅年の相場格言「寅千里を走る」2022年の株価は?】

佐々木アナ「寅年の日経平均の行方なんですけれども、今日経営トップに聞いた時に2万5千円から上は3万5千円と幅があるんですけれども、どういう風に見ますか?」
原田氏「そうですね、こちらにちょっと整理してみたんですが、まず上昇要因としては好調な企業業績と株式の高い配当利回りというのがあります。企業業績は3月期増益予想が7割に近い、これは8年ぶりの数字なんですね。それからコロナ前の業績・収益を回復する企業がほぼ半分くらいになっているということが言えます。もう一つ配当利回りですけれど、日経平均の採用銘柄で言うと2%に達してる。10年もの国債の利回りって1%割ってますから、相対的には有利な投資先であるということが言えますね。」
佐々木アナ「業績の予想としての裏付け、それから環境が良いということなんですけれども、下落要因もある訳ですね。」
原田氏「これは今し方も出てましたけれど、アメリカの利上げというのが待ち受けてる、と。物価が6%を超える上昇が続いている訳なんで、FRBは年内に3回の利上げを予定してますね。株価には下押し要因になる、と。」
佐々木アナ「そうした中でリスク要因も多々今年はありそうですが、中でも?」
原田氏「これはやっぱり日米の選挙というのを挙げたいと思います。日本は夏、参議院選挙があって、自民党が勝てば岸田さんが長期政権の道が拓けるんですがどうなるか?で、もう一つアメリカですね。これは11月に中間選挙があって、今与党の民主党が過半数上下両院持ってるんですけれど、バイデンさんの支持率が低いので負ける可能性がある、と。共和党が両院を取った場合、2年後に大統領選挙もありますから、やっぱりアメリカの国際社会でのリーダーシップの低下、それが地政学的リスクを招くという恐れもある、ということで、マーケットにはちょっと心配な材料じゃないでしょうか。」
佐々木アナ「そうですね。今年はそういった政治要因もありますからね。また注目しましょう。」

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