見出し画像

2022/1/13 新型コロナ「オミクロン株」濃厚接触者 待機期間短縮で合意

2022/1/13 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

フジテレビ:FNN Live News α
【新型コロナ「オミクロン株」濃厚接触者 待機期間短縮で合意】

山田悠史氏(マウントサイナイ大学病院 内科専門医)
・米では「5日に短縮」医療現場で大きな助けに
・100%安全ではないがリスク上回るベネフィット
・生活インフラやビジネス中断リスクも軽減

三田アナ「社会機能の維持のためにも、医療機関に負担をかけないためにも、科学的根拠を基にした先を見据えた判断の重要性を感じます。そして判断のスピード感も問われているように思います。」

NHK:ニュースウオッチ9
【新型コロナワクチン3回目接種へ 失敗を繰り返さないために】

和久田アナ「このように今急がれている3回目の接種。しかし、2回目までの接種では、ワクチンの管理を誤り、廃棄せざるを得ない事態が相次ぐなど、課題も浮き彫りになりました。」
田中アナ「こうしたミスをどう防ぎ、接種を確実に進めていくのか?接種を担う自治体同士連携することで、ミスなく情報を速やかに共有しようという動きが出ています。」

和久田アナ「こちらは福島県が作ったワクチン接種の間違い事例集です。例えば、同じ人に1日に2回接種してしまった、ワクチンの濃度を誤ってしまったなど、県内の失敗例やヒヤリハット事案も掲載されているんです。県は再発防止に役立ててほしいとしていて、HPからも見ることが出来ます。」
田中アナ「本来は国や全国の自治体がコミュニケーションを密に取ることで、失敗例などを共有化することが望ましいはずです。今後、追加接種を進めていく上で、大量に情報が届けられると思いますが、国にはわかりやすい情報の伝達を、そして自治体には失敗などがあった場合には包み隠さずに公表し、共有していく姿勢が求められていると思います。」

【新型コロナ自宅療養者に飲み薬 発症後早期に薬局から配達】

和久田アナ「感染の急拡大によって、自宅で療養している人も急増しています。こちら都内の自宅療養者の数です。年明け1日は85人だったのが、昨日は2779人に、これ12日間でおよそ33倍まで増えているんです。」
田中アナ「自宅療養と言いますと、去年は自宅で重症化してしまうということが深刻な問題となりました。これを防ぐカギの一つが飲み薬です。今、新たな動きが出ています。」

日本テレビ:Newszero
【中国 新型コロナ封じ込め…五輪へ警戒】

有働アナ「アスリートから見ると、この中国の厳戒態勢いかがですかね?」
廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「感染対策万全なのは嬉しいですけど、市民の犠牲の上にオリパラが実施されるというのはアスリートとしては正直申し訳ない気持ちになりそうですね。ただ東京の時もそうでしたけど、選手は周りの環境を色々考えるというよりも、自分に出来る準備に注力するんじゃないかと思いますし、今後も色んなこと起きるかもしれないので、そこでブレない、動じないタフさが求められるじゃないでしょうか。」
有働アナ「そうですね。」

国際

テレビ東京:WBS
【台湾 TSMC 2021年1-12月期決算 売上高と純利益が過去最高】

佐々木アナ「TSMCですけれども、売上・純利益とも過去最高ということで、半導体需要旺盛とはいえ、この強さの背景何でしょうか?」
原田亮介氏(解説キャスター)「まず20%の値上げをして、それが通っちゃうんですよね。日本の企業、取引先、1年の契約だったのを長期契約にしてほしいって迫られたりしてますね。」
佐々木アナ「それから投資計画も強気ですね。」
原田氏「だいたい1年で5兆円の投資を出来る会社、日本にはないですよね。で、今5GやAI、自動運転、それからメタバース、そういうイノベーションが半導体需要加速している訳ですね。あともう一つ、圧倒的な競争力があるのは、TSMCにしか作れない超微細の半導体、これの工場を台湾に今年作るということで、またサムスンなどを引き離そうとしてますね。」
佐々木アナ「そうなんですね。ただ半導体には4年周期のサイクルがあると、需要に対して。ですから、投資が行き過ぎると在庫が増えてしまうという、こういうリスクは実は指摘されているんですね。」
原田氏「そうですね。たしかに23年以降ブームが続くかどうか。インテルやサムスン、こういったところを含めた投資は相当な規模に上るんで、本当にそれが大丈夫かというところあるんですが、さっき申し上げたイノベーション、これの力というのも相当な勢いありますね。ですから、それがどちらに転ぶかは、まだ誰もちょっとわからないというところですね。」

【米国 物価上昇どこまで行く?】

佐々木アナ「生産者物価指数が9.7%と、依然としてこの物価上昇圧力というのがある訳で高い水準ですね。」
原田氏「昨日発表の消費者物価指数が7%ということで、これもそうなんですけど、ガソリンなど一部の値上げであれば一時的なんですけど、今は家賃も含めて万遍なく値上がりしてる、と。元々新型コロナの供給制約というのがきっかけだったんですけれど、それが一時的じゃなくて、どんどん広がってるような状況ですね。サービス価格も人手がないんで上がってるということです。」
佐々木アナ「こういった物価高の背景というのが、あまりに複雑に絡み合っていて、FRBも金融引き締めの程度ですとか加減とか非常に難しいんですよね。」
原田氏「そうですね。オミクロン、今一日100万人アメリカで感染者増えている訳ですけれど、需要はやっぱり停滞するんじゃないか?という部分と、そうじゃなくて人手がやっぱり足りなくなるから物価高要因だ、両方ある訳ですね。」
佐々木アナ「そうですね。どっちの要因が勝つかというところですけど。」
原田氏「そう言うと、神経質な市場の展開というのは今後も続くんじゃないでしょうかね。」
佐々木アナ「そうですね。物価に関して、ただピークは打ったんではないか?と。これからもしかしたら下がってくるのかな?という見方もありますね。」
原田氏「生産者物価も11月が上方修正されてる。で、横ばいになってるという。だから、ピークアウトの時期が夏なのか?春先なのか?今の時点で止まるのか?この辺り重要ですね。」
佐々木アナ「そうですね。そういったところ中央銀行の判断がどうなるのか注目です。」

政治

その他

テレビ朝日:報道ステーション
【2021年全国企業倒産件数6030件 57年ぶり低水準】

大越アナ「今、企業倒産が少ないというのは、何とか国の支援によって凌いでいる企業がそれだけ多いということで、つまり支援というハシゴを外してしまえば、企業倒産が一気に増えてしまうという事態になりかねない訳で、そのためには激変緩和、つまり支援を少なくしていくという意味でも、段階的にしていくとか、あるいは成長分野へと業態を転換する、それをソフトな支援政策も必要だ、という専門家も指摘しています。」

テレビ東京:WBS
【倒産を抑制「ゼロゼロ融資」迫る本格返済で企業は?】

佐々木アナ「厳しい状況の中、何とか頑張っているこうした方々を支えているのがゼロゼロ融資なんですね。」
原田氏「そうですね。実は、貸し手である民間金融機関にとっても結構大きなメリットがある仕組みなんですよ。と言うのは、ノーリスクで金利収入が入るからなんですね。仕組みを説明しますと、国が都道府県などをサポートして、都道府県は民間金融機関にその利子分を渡すんですね。それを渡されると、中小企業には無利子・無担保の融資が実行されるということです。もしも焦げついても、信用保証協会がそれを被る。で、それは最終的には国の財政支援でカバーされるという仕組みなんです。」
佐々木アナ「ですから、国の財政支援というのはもちろん税金ではありますけれども、この方法で国が資金繰りに困った事業者に融資を促すように仕掛けた、ということなんですね。では、おっしゃっていた金融機関のメリットがあった、どのくらいの利益があったんでしょう?」
原田氏「地方銀行、それから信用金庫、この2つの業態だけで20兆円を上回るゼロゼロ融資が行われた、と。その結果、だいたい金利1%強ですから、年間で地銀と信金だけで2000億円超の収入が入ってる訳ですね。」
佐々木アナ「リスクなく、ということなんですね。ただ問題は今後返済猶予が終わるということなんですけど、ポイントは何でしょうか?」
原田氏「はい、ここに3つ整理しました。1つはやっぱりオミクロン株の感染の行方。先程出てましたけれど、飲食ですとか宿泊、これは売上を自力で回復しようとしてもなかなか難しいかもしれない。2つ目は、やっぱり倒産は増えるでしょう、と。先程の旅館のようにコロナ前好調だった、そういう会社もありますけれど、元々経営が行き詰まっていたところも融資を受けたりする訳ですから、そこは追い出しはなかなか出来ない。で、3つ目、その金融機関は事業を立て直そうという事業者には、ちゃんと支援をしなくちゃいけない。その責任があるということですね。」

フジテレビ:FNN Live News α
【無印良品 弁当&惣菜販売へ】

鈴木智子氏(一橋大学ビジネススクール 准教授)
・グローバル展開でも“地域密着“より大切に
・「近くにある」「すぐに説明できる」安心感
・「暮らしを支えるサービス」提供がカギに

三田アナ「その地域に根差して、地域と共に生きていけるようなお店にしていくことが重要と言うことでしたが、シンプルで都会的なイメージの無印がどう変わっていくのか?より身近な店舗となっていくのか?注視していきたいと思います。」

NHK:ニュースウオッチ9
【大阪府大阪市 クリニック放火事件から1か月】

和久田アナ「振り返ってみますと、3年前の京都アニメーションの放火事件。それから去年東京の私鉄の車内で乗客が切りつけられ放火された事件。こうして無差別に多くの人を狙う事件が相次いでいます。どうすればこのような痛ましい事件を防ぐことが出来るのか?何が事件の引き金になるのか?社会全体で目を背けずに考えていく必要を感じますね。」
田中アナ「その点、非常に重要ですよね。警察は今年度中、3月までにも放火と殺人の疑いで容疑者死亡のまま書類送検する方針です。」

フジテレビ:FNN Live News α
【神奈川県横浜市&東京ガス 小中学校に太陽光パネル設置へ】

三田アナ「今回の取組み、どう見てらっしゃいますか?」
風間晋氏(解説委員)「全国の公立小中学校の34%は太陽光発電設備を設置しているんだそうです。そんなに多いんだと正直びっくりしてしまいましたが、大多数の学校は校内限りでの電力量となっているようです。その点、横浜市の取組みは65校の太陽光発電と市の施設をネットワークして、再生エネルギーを100%地産地消しようという画期的なものです。それを可能にしたのは、横浜市が学校の屋上で発電した電力を電力会社の送配電網に乗せて、別の場所にある同じ横浜市の施設に送電出来るという制度です。その活用を提案したのが、今回東京ガスで、まさに自治体のニーズに民間企業の問題解決能力が応えた形ですよね。VTRの子ども達、目がキラキラしていました。こうした形での自治体と企業、そして大人と子どもの関わり、もっと増えてもらいたいですね。」
三田アナ「そうですね。子ども達にとって、再エネや脱炭素、身近に感じられる教育的価値も大きいように感じます。」

テレビ東京:WBS
【なぜ今フランチャイズ?業態転換の補助金が追い風】

角谷アナ「このコロナ禍にあってビジネスを複数、そして異業種にすることにでリスクを分散させたい、という気持ちがこのフランチャイズという形にマッチしていたんだな、と思いましたね。」
佐々木アナ「時代に合わせた動きなのかもしれませんね。」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?