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2022/1/11 米国メリーランド大学 遺伝子操作のブタの心臓をヒトに移植 世界初の手術実施

2022/1/11 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

NHK:ニュースウオッチ9
【全国 新型コロナ新規感染者6378人確認】

和久田アナ「オミクロン株、軽症や無症状の人が比較的多いという指摘もありますが、まだ全容がわからない。だからこそ受験生や飲食店の皆さんにとっては不安と戸惑いが尽きないですよね。」
田中アナ「そうですよね。第6波に既に入った、という指摘もあります。今日、政府は取りまとめた新たな対策、とりわけワクチンの追加接種の実施を速やかに進めてほしいと思います。」

テレビ朝日:報道ステーション
【新型コロナ「オミクロン株」感染拡大 新学期“厳戒態勢“でスタート】

大越アナ「今、日本社会全体がオミクロン株への対応に追われているということではあるんですが、この時期、特に私達が目を向けていかなければならないのが、教育の現場です。」

大越アナ「このオミクロン株、岸田総理大臣自身が重症化率は低い可能性が高いという風に話していましたが、感染規模の大きさというのはこれまでも繰り返し私達取材をしてきてますけれども、規模の大きさによって社会の基盤を揺るがしてしまう、そうしたおそれが非常に大きくなっています。この教育の現場というのも、まさに社会の基盤そのもので、そこに関わる大人、つまりエッセンシャルワーカーの数も多いです。ですから、特にこの時期、学びの場をみんなで守っていくのがとりわけ大事になってくると思います。」

テレビ東京:WBS
【新型コロナ感染拡大…企業は「欠勤」対応を】

大江アナ「今日、東京都の小池知事がBCP、事業継続計画について発言しています。1割を超える従業員の欠勤を前提にして、至急点検をしてください、という発言だったんですね。これ非常に重要な観点だと思うんですが、特に企業どういった点に注意すべきなんでしょう?」
滝田洋一氏(解説キャスター)「要するに、職場の働き手が足らんくなるということは、企業の生産ラインが回らなくなるという事態ですよ。それで、仮に今欧米は週あたり新規の陽性者、人口の2〜3%に達してるんですよ。日本がそんなことになっちゃったとすると、週あたり新規の陽性者は250万〜375万人という計算上なる訳なんです。」
大江アナ「絶対にそうなってほしくないです。」
滝田氏「ほしくないけれども、日本の場合10日間の療養ですから、360万〜540万の人が療養しなければならない事態になる訳です。」
大江アナ「療養してる方の仮に半分くらいが働いている方だとすると?」
滝田氏「そうすると、どうなのかと言うと、こうなりますよね。」
大江アナ「180万〜270万人欠勤する、と。」
滝田氏「はい。そういう事態に際しての、要するに事業継続計画をきちっと立てなくちゃいけない。イギリスなんかは既にそれを打ち出してる訳ですから、日本も急がねば。」
大江アナ「対策をきちっとなさってください。」

国際

日本テレビ:Newszero
【北朝鮮 日本海に弾道ミサイル発射 極超音速“マッハ10“と分析】

有働アナ「北朝鮮のミサイルに私達がどうこう出来るということはほぼないのですけれど、このニュースはどう捉えてらっしゃいますか?」
落合陽一氏(筑波大学 准教授)「そうですね。今までのミサイルってある程度迎撃出来るっていうような技術が開発されたりしてきたと思うんですけれど、今回迎撃出来ないとなると非常に困ったことだなあと思いますが、我々の国の周辺って、いつにも増して近頃きな臭くはなってるとは思うんですよね。自衛の範囲内での防衛力の増強は不可避だと僕は思いますけどね。」
有働アナ「このニュースが流れる度に、また一つ何かの実験ですとか開発が進んで、脅威が高まってるのは事実ですので、万が一が起こらないように関心だけは失わないでいきたいと思います。」

NHK:ニュースウオッチ9
【米ロ高官協議 ウクライナ情勢めぐって】

和久田アナ「ウクライナの東部では、政府軍と親ロシア派の武装勢力との間の戦闘で、8年前のクリミア併合以降およそ1万4000人が犠牲になっています。ロシアが軍事侵攻すれば、犠牲者は更に増えることが懸念されます。こうした事態は避けてほしいですね。」
田中アナ「はい。アメリカとロシアのギリギリの協議は今後も続くものと見られます。ロシアとNATOなどとの協議も予定されています。この問題で大事なことは、どのような理由があっても、力による現状変更は認められないということです。ロシアが懸念するNATOに加盟するかどうかは、一義的には米ロ両国ではなくて、主権国家のウクライナ自身が決めることだということを、ここで改めて確認しておきたいと思います。」

テレビ朝日:報道ステーション
【カザフスタン トカエフ大統領 騒乱ほぼ鎮圧】

大越アナ「このカザフスタンの騒乱、本当にわからない点が非常に多いですよね。」
小木アナ「わからないことだらけですよね。背後に本当にテロリストが政権側が言うようにいたのか?」
大越アナ「カザフスタン政府がそう言ってまして、ロシアのプーチン大統領もそう言ってるんですよね。ただ私、実はこのカザフスタン5年程前に1ヶ月ほど滞在して取材したことがあるんですけども、中国とロシアに挟まれて両方上手に付き合いながら、非常に巧みに外交する国だったんです。それがどうして今回プーチン大統領率いるロシアにどっぷり組んで、これだけの封じ込めをしたのか?じゃあ、ロシアの思惑は何なのか?ロシア、ご存知の通りウクライナの問題についても欧米と対立をしています。ロシアの狙いはどこにあるのか?というとこを読み解くのが、やはり今後国際社会を見ていく上で非常に大事になってくると思います。」

【米国メリーランド大学 遺伝子操作のブタの心臓をヒトに移植 世界初の手術実施】
フジテレビ:FNN Live News α

三田アナ「臓器移植を待つ方とそのご家族のことを思うと、新たな移植方法として定着することも期待したいですね。」
風間晋氏(解説委員)「本当にそうですよね。去年10月にはブタの腎臓を人に移植することに成功したというニュースがありました。その手術は回復の見込みがない脳死状態の人に言わば試験的に行われました。移植から3か月足らずで今回は心臓、しかも末期症状とは言え、生身の患者への手術です。共通点は人が拒絶反応を起こさないように遺伝子操作されたブタから取り出された臓器が一定期間正常に機能しているということです。サイズなどが最も人に適しているとされるブタの臓器で最大のネックが拒絶反応の問題に今、道が開けてきたのであれば、大きな一歩と言えると思います。日本では臓器移植を望む、希望してる人のわずか2、3%しか移植を受けられないというのが現状です。様々な
議論があるでしょうが、圧倒的なドナー不足を補うための現実的な可能性の一つとして、最新の動向から目は離せないと思います。」
三田アナ「そうですね。今回の手術については、今後の経過を十分に注視していく必要があると思いますが、医療の進歩によって命を繋ぎ止めるための希望ある選択肢が増えていってほしいと思います。」

テレビ東京:WBS 

大江アナ「順調に回復して頂きたいですよね。この心臓の異種移植、今後新たな治療法として確立されるかどうか注目されます。」

その他

日本テレビ:Newszero
【東京 国籍&学歴詐称し精子提供 女性が精子提供者を提訴】 

有働アナ「この問題どのように見ますか?」
落合氏「僕は多様な産まれ方というのも考えた方がいいとは思うので、精子提供などのルール整備というのは進んだ方がいいかとは思います。そういうものがないから、今回のような悲しいケースに繋がっている一方で、僕個人としては、これが公的な機関であるかどうかというのは、あまり問題ではないのかなとは思います。そこはしっかり公的な機関によって検査をされたりとかしていれば問題ないと思うので、ウイルスの検査などがしっかりやられてればと思いますが、これから多分10年、20年していくと、多様な産まれ方がもっと当たり前になってくると思うので、こういった面である程度ラディカルに考えていかないと、今後の社会に対応出来ないんじゃないかなとは思っています。」
有働アナ「なるほど。そのためには当事者だけじゃない周りの人達、なるべく多くの人達。」
落合氏「社会全体でコンセンサスが取れないといけないとは思います。」
有働アナ「そうですね。いずれにしても一番大事なことは、生まれてくる子供たちの様々な権限、これを守ってあげるには、どんなルールが必要なのか?これを一人一人が考えを深めていくきっかけにしたいです。」

フジテレビ:FNN Live News α
【東京証券取引所 4月に再編】

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・“優良企業の埋没“を防ぐ市場構造に
・魅力的な市場→企業価値の向上→賃上げ
・“日本の代表企業“集まるプライム市場に

三田アナ「移行期間を経て、いかに市場を高めていけるのか、注視していきたいと思います。」

テレビ東京:WBS
【エバラ食品工業 東京証券取引所市場再編で下した決断】

大江アナ「上場企業がそれぞれの道を選んだ訳ですよね。この中でも注目なさったのは、どういう企業ですか?」
滝田氏「今プライム市場の話題が出てるんですけれども、むしろプライム市場を選ばずに独自の道、成長性の高いところを選んだ企業に注目したいですよね。投資家としては、一目に値すると思います。フリーマーケットのメルカリですけれども、従来今マザーズに上場してるんですけれども、グロース市場を選択してるんですよね。その他にも、例えば半導体・電子のQDレーザという会社ありますよね。運用指南のウェルスナビ、これも共にグロースを選択していて、更にバイオ・医薬のスリー・ディー・マトリックスという会社あるんです。これも伸びているんですが、これもグロースを選択してる訳ですね。こういうことで独自色を出している企業が増えていることは面白いですし、逆にプライムにしがみつく老舗企業よりも、こういう企業を見た方が面白いんじゃないか?という感じがしますけど。」
大江アナ「市場の再編の一番の目的というのは、投資家にわかりやすくすることでしたからね。」
滝田氏「そうですね。アナリストの人もこういう企業を発掘してもらいたいですね。」
大江アナ「本当に投資しやすい環境が整うといいですよね。」

NHK:ニュースウオッチ9
【西加奈子 2022年を生きる若者たちへ】

田中アナ「西さんの言葉なんですが、優しく若者の背中を押してあげるんじゃないでしょうか。」
和久田アナ「そうですよね。西さん、こんなメッセージも寄せてくださったんです。“あなたの人生は、あなたのものです。“これだけは覚えておいてほしい、とおっしゃっています。そして、西さん、出版後一つ後悔している点がある、とも明かしてくれたんです。それが小説に書いた“助けを求めろ“という言葉。そうじゃなくて、“周囲が助けろ“と書くべきだった、とおっしゃっていました。苦しい人が助けを求められる社会、そこにあらゆる方法で手が差し伸べられる社会であってほしい、と強く感じました。」

フジテレビ:FNN Live News α
【<αism~SDGs新時代~>スポーツと芸術の融合 競わず楽しむGPSアートとは】

鈴木智子氏(一橋大学ビジネススクール准教授)
・視点を転換する「リフレーミング」
・よりポジティブな印象・・・消費意欲を刺激

三田アナ「物事の捉え方を変えて、別の枠組みで捉え直すことで、どんな出来事にもプラスの意味を見出すことが出来るのかもしれませんし、そうした捉え方はビジネスにおいても日常においても活かすことが出来るのかもしれません。」

テレビ東京:WBS
【2021年12月上中旬の貿易収支 8076億円の赤字】

大江アナ「エネルギー価格の上昇の影響というのは本当に大きいですよね。貿易赤字になりました。」
滝田氏「ここで日本の貿易収支の構造を改めて確認してみたいと思います。」
大江アナ「どう見れば良いのか?ということですが、0より上は黒字、そして0より下は赤字ということですね。」
滝田氏「はい、その通りです。日本の貿易について12か月の合計を移動平均したものなんですけど、要するに何を言いたいかというと、黒字になってる部分、輸送用機器と書いてある、要するに自動車で黒字を稼いでいる訳ですよね。一方で水面化の赤字の部分は鉱物性燃料、これは石油とかガスの輸入なんですよね。それで直近は石油やガスが上がってますから、この綱引きで赤字の要素がグッと増えてる、こういうことになる訳です。」
大江アナ「そうなりますと、今後もこの貿易赤字というのは膨らむことになりますか?」
滝田氏「その通りだと思います。そこに一つ付け加えたいのは、輸出の部分なんですけども、要するに今オミクロン株が広がってますから、仮に国内の工場の操業量が落ちるとか、場合によっては操業ストップなんてことになると、肝心の自動車の輸出に、まさにブレーキがかかってしまうようなことになりますから、ここは相当注目したいポイントだと思います。」

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