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京都神社仏閣
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2023年3月の記事一覧

聖護院代行「積善院凖提堂」に准胝観音!須賀神社セット【京都岡崎シリーズ】聖護院横と黒谷さん間

聖護院から黒谷さんへ行く途中にある!ここも見逃さずに行ってほしい!というか正面の「須賀神社」に行くつもりが真正面に認識していなかった寺があった。お不動さんなんだなということでスキップしようとしたが、せっかくだから行くと・・・准胝観音だ♪ ↓漫画で創建を学びましょう。 変更履歴 2023/04/02 再参拝したので写真増量 ▼HP▼アクセス京都市左京区聖護院中町14 ▼本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ→凖提堂  ここの公式HPはたいへん丁寧かつ分かりや

仮御所!岡崎行くなら「聖護院」桜もセットで「八つ橋」もどうぞ!【京都岡崎シリーズ】【熊野詣】

修験道総本山!皇族が好んだ熊野詣での先導を務めた寺で、山伏の資格を与えるのはここである。本尊は平安時代の不動明王立像で三尊形式である。宸殿は天皇に繋がりの強い建物で狩野氏などの宝物を持つ。理由は、応仁の乱で御所も焼けた後に公務を行った場所であることから、天皇の仮御所だったためである。 変更履歴 2023/04/02 再参拝したので写真増量 2023/03/30 初版 ▼HP▼アクセス京都市左京区聖護院中町15 ▼祭神・本尊と脇時不動明王立像 ▼見どころ 京都市立美術館

下鴨神社の旧本殿!聖護院鎮守社「熊野神社」京都熊野で一番古い歴史【京都岡崎シリーズ】

京都から紀伊熊野までは700kmで1ケ月以上の旅。後白河法皇は生涯34回も参拝した。ただ遠い・・京都に分霊だ!となり京都熊野詣が出来上がる。ということで、「京都熊野神社」「熊野若王子神社」「新熊野神社」を紹介して熊野詣(熊野本宮大社&熊野本宮大社旧社地大斎原、熊野速玉大社&神倉神社、熊野那智大社、花の窟神社)でGO!と思ったが、「熊野若王子神社」は哲学の道シリーズで書きたいという気持ちがあり分けた。京都熊野三社は、ここがラストです!! 熊野シリーズは以下ですね。 変更履歴

🌸桜🌸2014年と2022年比較「平安神宮」桓武天皇と孝明天皇【京都岡崎シリーズ】

明治になって創建された神社。1895年に平安遷都を行った「桓武天皇」を祀る神社として創建。皇紀2600年(1940年)に孝明天皇が祭神に加えられた。 1895年の平安遷都1100年記念で創建された近代神宮 当初は平安京跡地に鎮座させる案もあったが、平安遷都1100年記念の博覧会があり、農地の場所だった岡崎に鎮座させることにしたようだ ただ、御所内に作るべきだ!など調整は難航したようで、1年で作りあげた超苛酷プロジェクトだったよう 社殿は平安京の正庁だった朝堂院を8分の

御室桜🌸「仁和寺」🌸三十三間堂×御所!御室10回言うとオムロン!?【きぬかけの路シリーズ】【嵐電シリーズ】

京都桜のトリ!最古の御所の紫宸殿!御室御所!?888年に創建された真言宗御室派の総本山。光孝天皇により創建され、息子の宇多天皇により完成した。出家した天皇は「御室(おむろ)」とよばれる僧坊を建て、初代住職として住まれた。明治時代に至るまで、代々皇族が歴代の門跡(住職)を務めた寺。  皆さん行ってください! 変更履歴 ▼HP▼アクセス京都府京都市右京区御室大内33 ▼祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽仁和寺  888年に創建された真言宗御室派の総本

世界遺産「金閣寺(鹿苑寺)」京都五大閣【きぬかけの路シリーズ】

有名すぎるし情報も多いので割愛!?正式名称は「鹿苑寺」だが、金箔が貼られた舎利殿金閣が有名であるために一般的には「金閣寺」とよばれている。金閣寺は元々、鎌倉時代の公卿、西園寺公経が建立した西園寺という寺院で、これを室町幕府3代将軍足利義満が譲り受け、山荘北山殿をつくったのが始まりであると考えられている。  そして、京都五大閣ですね。具体的には「金閣寺(鹿苑寺)」の金閣、「銀閣寺(慈照寺)」の銀閣、「西本願寺(本願寺)」の飛雲閣、大徳寺塔頭「芳春院」の呑湖閣(どんこかく)、「

京都「わら天神宮」は正式名「敷地神社」で本宮は北陸「菅生石部神社」で通称「敷地神社」【きぬかけの路シリーズ】【石川シリーズ】

京都・敷地神社は「わら天神宮」と呼ばれ、元宮は「菅生石部神社」である。831年に氷室が設けられることとなり加賀の人々を採用し、移住にあたり分霊したようだ。京都・敷地神社は「菅生石部神社」の通称である「敷地神社」から頂いている。では京都・敷地神社は「わら天神宮」なのは・・?そして、なぜ加賀とこの地域が繋がったのか? 変更履歴 ▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時 ▼見どころ▽菅生石部神社(石川県加賀市大聖寺敷地ル乙81-2) 桜の名所で有名な京都「平野神社」から「金閣寺」方

★神社仏閣纏め★桜・新緑・紅葉「哲学の道」を歩く!

日向大神宮→南禅寺→永観堂→若王子神社→光雲寺→大豊神社→雲鑑寺→安楽寺→法然院→銀閣寺・八神社!京都ゴールデンコースの一つと言ってよいだろう。印象としては紅葉だと思うのだが個人的には桜のほうが見ごたえがある。  「哲学の道」を疎水の緩やかな流れに沿って歩く。 #日向大神宮 #南禅寺 #金地院 #永観堂 #熊野若王子神社 #光雲寺 #大豊神社 #雲鑑寺 #安楽寺 #法然院 #銀閣寺 #八神社 ▼メディア→【2022京都紅葉最新】さくっとパトロール☆南禅寺~天

元伏見稲荷?京都サムハラ守「鎌達稲荷神社」安倍晴明の子孫【京都駅シリーズ】

戦国武将達が身に付けた呪符「サムハラのお守り」がある京都隠れパワスポ。「けんたついなりじんじゃ」と読み、西寺跡の公園横に鎮座。陰陽師・安倍晴明の子孫である土御門家の鎮守社のようです。また、比叡山の呪術憎・浄蔵の塚「浄僧貴所之塚」がある。法力で亡くなった父親を蘇生させたり、傾いた八坂塔を元通りに直したとか。この法力伝承から「サムハラ守り」が出来たそうな。 この神社とセットで行くなら西本願寺、東本願寺、東寺などかな。東寺から西に400メートルほど行った場所にある。 変更履歴

淡島だ人形だ神仏習合「粟嶋堂・宗徳寺/道祖神社・不動堂明王院 」導きの神・サルタヒコ【京都駅シリーズ】

西本願寺と京都駅間の社寺です。神様が猫になって降臨!? アワシマと言えば人形供養!和歌山・淡島神社ですね。「粟嶋堂」は神仏習合を残しており「宗徳寺」もある。一方、京都駅の西北のビル群に取り囲まれたところに「不動堂明王院」と「道祖神社」が並んでいる。 変更履歴 ▼HP、アクセス、祭神※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽粟嶋堂宗徳寺:京都市下京区三軒替地町124 そうですね。神仏習合時代に和歌山から分霊したと明記していますね。本宮(総本社)が気になる方はどうぞ。 昔より

京都駅すぐ親鸞「西本願寺/東本願寺/興正寺」隠れスポット!伏見城遺構「渉成園」

奈良では「東大寺と西大寺」で、京都では「東寺と西寺」「東本願寺と西本願寺」と対になっている。「東本願寺と西本願寺」が面白いのは元々1つで別れた歴史があるということだ。  京都駅から北上すれば東本願寺で、そこから西に行くと西本願寺と興正寺で、東本願寺から東に行けば東本願寺の「渉成園」がある。 親鸞ゆかりの寺ですね。 藤原(日野)有範の長男として京都で生まれる 9歳で青蓮院慈円の元に出家し、比叡山で修行する その後に浄土宗開祖・法然の弟子になる 1207年、法然は讃岐に

北野天満宮前身「文子天満宮/尚徳諏訪神社」坂上田村麻呂/源義経/足利義満【京都駅シリーズ】【烏丸四条五条シリーズ】

天神といえばアマテラス?菅原道真?どっちでしょうか。本来、アマテラスを祀っていた神社も天神信仰が流行り菅原道真に神様を変えた神社もあるようだ!天神信仰はここで始まり北野天満宮に続く!!  このビルに挟まれた狭い境内に、北野天満宮×太宰府天満宮の摂社・末社が詰まっている!!  ちなみにですが、道真をはじめに祀った神社だという所があります。それは「生身天満宮」ですね。 変更履歴 2023/03/05 初版 ▼HP、アクセス、祭神※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽文子天

無病=6猫守り!がん封じ筆頭「平等寺 (因幡堂 / 因幡薬師)」日本三如来は京都と鳥取繋がり【烏丸四条五条シリーズ】

がん封じ筆頭!「因幡」は鳥取・白兎神社繫がり?洛中(平安京内)での寺院建立が許されていなかったにもかかわらず、因幡堂は建立された謎とは? 変更履歴 2023/10/10 秘仏写真&動画追加(https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20231007/2000078514.html) 2023/07/22 TV京都浪漫反映 2023/04/22 秘仏公開!参拝したので更新「2023/04/23」で検索 2023/03/04 初版 ▼HP▼

京都リアル雛祭!全国姫神集合「市比賣神社」古社!三十三間堂とセット!【烏丸四条五条シリーズ】

795年創建の古社で西本願寺近くに鎮座していた。女子にオススメ?女性の願い事を叶えてくれるとか。平安時代から皇室・公家からの崇敬があり、御神徳を奉賽したことは史記に多々散見する。祭神は宗像三神の「多紀理比賣命」と「市寸嶋比賣命」と「多岐都比賣命」、神大市比賣命、下光比賣命となっている。 変更履歴 2023/04/22 写真増量。検索用語は「2023/04/22」。 2023/03/03 初版 ▼HP▼アクセス京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル ▼祭神・宗像三女神 多