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2022年4月の記事一覧

世界遺産「銀閣寺(慈照寺)」銀閣寺鎮守社「八神社」銀閣寺よりも古い歴史!【哲学の道】【南禅寺から銀閣寺へ】

銀閣寺の総門へと続く蟹真黒の石畳が見えだす辺に左側を見ると、浄土院、さらに小径の向こうに石造りの明神鳥居(一の鳥居)と銀閣寺の鎮守社とされる八神社がある。 変更履歴 2022/04/13 初版 ▼HP▼アクセス▽銀閣寺(慈照寺):京都府京都市左京区銀閣寺町2 ▽八神社     :京都市左京区銀閣寺町26 ▼祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽銀閣寺(慈照寺): 銀閣寺で特別公開!!南禅寺から歩き北上して来たので、11:30ごろに拝観したが、もう人がい

山門×石畳×白砂壇は京都唯一無二「法然院」へGO【哲学の道】【南禅寺から銀閣寺】

鬱蒼とした森があり、奥地には著名人の墓があり、その中の一人は谷崎潤一郎ですかね。秋篠寺・唐招提寺・苔寺などと同じく、苔好きにオススメ!!公式HPより「サンガは、サンスクリット語で共同体を意味する言葉」とのこと。そういう意味だったんだ、京都パープルサンガ!? 変更履歴 2022/04/12 初版 ▼HP▼アクセス京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30 ▼本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ江戸時代初期創建の浄土宗の寺。 ▽白砂壇(びゃくさだん) 山門をくぐると「白

通常非公開!黒椿「霊鑑寺」歴代皇女が住職尼門跡「安楽寺」谷の御所【哲学の道】【南禅寺から銀閣寺へ】

大豊神社から哲学の道に戻り銀閣寺方面へ北上中。法然院と銀閣寺へ行く前に、春秋特別公開する「霊鑑寺」と「安楽寺」へ!!哲学の道の桜が綺麗な場所ですね。霊鑑寺は南禅寺の尼門跡(にもんぜき) 変更履歴 2022/04/10 初版 ▼HP▽霊鑑寺 ▽安楽寺 ▼アクセス▽霊鑑寺:京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町12 ▽安楽寺:京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21番地 ▼見どころ▽椿の寺「霊鑑寺」門跡 哲学の道から徒歩2分かな。歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院で、別名「谷の御所」

狛犬ではなく狛ねずみ「大豊神社」狛猿、狛鳶、狛蛇などの神使い集合【哲学の道】【南禅寺から銀閣寺へ】

887年に宇多天皇の病気平癒を願って藤原淑子が創建。創建時は背後の椿ヶ峰という山中で椿峰山天神と呼ばれおり、1017年から1021年に今の所へ移されたそうな。 変更履歴 2022/04/09 初版 ▼HP なし▼アクセス京都府京都市左京区鹿ケ谷宮ノ前町1 ▼祭神主祭神:少彦名命 配神 :菅原道真、応神天皇 ▼見どころ 銀閣寺や法然院、永観堂など有名寺院が数多く点在する「哲学の道」にある。春には桜が舞い、秋は紅葉も美しい京都でも屈指の人気を誇る観光スポット。  狛ねず

通常非公開!南禅寺禅センター「光雲寺」紅葉時期公開されるらしい【哲学の道】【南禅寺から銀閣寺へ】

哲学の道を北に向かって歩いていると、左手に緑に囲まれた大きな瓦屋根が見えるのが光雲寺。その後、紆余曲折あったが今は「南禅寺禅センター」になる。永観堂や哲学の道に程近い光雲寺は、徳川秀忠の娘で、後水尾天皇の中宮・東福門院和子の菩提寺。 変更履歴 2022/04/08 初版 ▼HP なし▼アクセス※後述「▼見どころ」参照 ▼本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ 寺の近くに20台ほどとめられる有料駐車場がある。駐車場から歩くと鳥のオブジェがあるなと思うと、動いた・

永観堂鎮守社!京都三熊野「熊野若王子神社」全ての苦難をなぎはらう梛御守【哲学の道】【南禅寺から銀閣寺へ】

哲学の道スタート!桜の季節や秋の紅葉も見事な社。1160年に後白河法皇が熊野権現を禅林寺(永観堂)の守護神として勧請。熊野詣遠い!皇室は京都にも熊野三山を創建している!その1社です!!紀州那智権現の若一王子(にゃくいちおうじ)を勧請。 新熊野神社、熊野神社と並び京都三熊野神社の一つに数えられる。(熊野神社はまたの機会に) 変更履歴 2022/04/07 初版 参拝記録 2018年前、2018年3月 ▼HP▼アクセス京都市左京区若王子町2番地 ※若王子神社から銀閣寺まで

レア仏像・見返り阿弥陀「永観堂(禅林寺)」秋は紅葉の永観堂by古今和歌集【哲学の道】【南禅寺から銀閣寺】

853年創建の古寺。京都の紅葉スポットの定番で夜間拝観は多すぎて諦めた経験がある。紅葉は例年、11月中旬ごろに色づきはじめ、11月下旬頃に見ごろを迎える。新緑も綺麗で、仏像好きは紅葉以外の時期に「見返り阿弥陀」を見るのがよいかと。  実は、応仁の乱でほぼほぼ全焼した歴史があるのだが、阿弥陀だけ残ったそうな。そのため阿弥陀如来坐像は「火除けの阿弥陀」とも呼ばれている。 変更履歴 2022/04/06 初版 ▼HP▼アクセス京都市左京区永観堂町48 ※南禅寺からなら山門を北

京都お伊勢さん「日向大神宮」「南禅寺/金地院」桜名所「蹴上インクライン」【哲学の道】【南禅寺から銀閣寺】

蹴上から京都お伊勢さん→疎水インクライン→南禅寺へ!哲学の道の前にここの桜を堪能しましょう!南禅寺からで良い人は、蹴上駅1番出口を出て北に向かい、「ねじりまんぽ」と呼ばれる粟田口隧道を潜ると、金地院や南禅寺への近道となります。 変更履歴 2024/06/28 テレビなどから追記(「2023/12/26」でページ内検索) 2024/06/28 動画追加(https://www.youtube.com/watch?v=QipueUB0fOM) 2022/10/27 プチ更

平城京宮中から平安京「平野神社」京都桜の名所!源氏平氏の氏神!伊勢・石清水・賀茂・松尾の次の位!

『続日本紀』より平城宮宮中から平安京へ遷座!そして2018年の台風で壊滅的な打撃を受けた京都の古社&桜で有名な神社。西陣を抜け北野天満宮裏から徒歩5分。祭祀には皇太子が自ら参列する規定があり、朝廷内でも特別な地位を占める神社「二十二社の制」では伊勢・石清水・賀茂・松尾に次いで第五位。朝廷、皇太子守護神として篤く崇敬されてきた。 源氏・平氏の崇敬も篤く、今木神は源氏、久度神・古開神は平氏が氏神として信奉していた。社殿は春日造りを二殿連結した「平野造」とよばれ、国の重要文化財。

緑色の桜?西陣聖天「雨宝院」は御寺末寺!町中に磐座「岩上神社」はお乳岩?立派な門構え「本隆寺」【西陣シリーズ】

雨宝院は首途八幡宮から北上したところに鎮座する桜の名所。西陣聖天さんの名で親しまれ、本尊の歓喜天のため見仏不可だが、観音堂には「千手観音立像@重文」など見どころのある仏像が安置されている。 変更履歴 2022/04/02 初版 ▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ 首途八幡宮から北上したところに鎮座する桜の名所「雨宝院」へ!「本隆寺」もありますね。 ▽本隆寺(京都市上京区智恵光院通五辻上ル紋屋町330) 法華宗真門流 総本山!!ってわ

源義経!奥州に向けて出発「首途八幡宮」で門出を願う【西陣シリーズ】【京都堀川通シリーズ】

大内裏の北東に位置するため王城鎮護の神を祀る「内野八幡宮」と呼ばれていた。「首途」とは「門出」を意味する。名前の由来は牛若丸こと源義経がここから奥州に向けて出発したことからその名がついた神社で、「源平枝垂れ桃」という珍しい品種の桃が咲く。 変更履歴 2022/04/01 初版 ▼HP▼アクセス京都府京都市上京区智恵光院通今出川上る桜井町102-1 ▼祭神・本尊と脇時誉田別尊(ほんだわけ) 比賣大神(ひめおおかみ) 息長帯姫命(おきながたらしひめ) ▼見どころ 京都・西