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09.中国・山陰・四国

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#出雲シリーズ

★纏め★中国・四国 神社仏閣 旅行記★随時更新

神社仏閣ごとにNOTEを書いていますが、どんな順番で?どんなセットで?参拝しているかを知りたい方は、こちらをどうぞ!と言いつつ「じゃらん旅行記」リンク集です!? ▼島根・鳥取---------------------------------------◆島根①鳥取①出雲大社と玉造温泉を満喫!出雲パワースポットはここー出雲・松江・奥出雲ー ◆島根②鳥取②◆白イルカ幸せのバブリング/世界遺産/出雲/秘湯名湯(浜田/石見/出雲/玉造) ◆島根③◆島根の仏像素晴らし!出雲

出雲王朝!スサノオから大国主?「出雲大社」ガチで御縁を頂くための作法?神議の地「杵築大社」も記す

古事記の大半のページを占める古社で国譲りは有名!古事記は作り話と長らくされていたが、裏付けするものが出てきて、歴史をひっくり返した神社でもある。最近までは杵築大社と呼ばれており、オオクニヌシではなくスサノオの社という噂もある。事実としては杵築大社の宮司が出雲氏であったということ。ちなみに出雲氏は、現在、千家家と北島家に分かれ、本殿左右の境外に出て行くと立派な門構えの建物があり、そこに住んでいる。  ダラダラ長いです。脱線しまくりです。間違っているところも多いかと。なので、間

オオクニヌシ💛ヤガミヒメ本拠地「賣沼神社(売沼神社,八上姫神社)」プリティ狛犬【伯耆シリーズ】【出雲シリーズ】【白兎シリーズ】【鳥取シリーズ】

鳥取の「因幡の白兎」の本拠地!ここに全てが詰まっている!!「白兎神社」は皆行きますよね。そこに行くならここもセットで行くべきだと思うのだが・・。  沢山の兄弟神・八十神によって、白兎はサメから受けた傷を嘘の治療法でさらに悪化させて痛みで苦しんでいました。八十神達の全ての荷物を担いで遅れて歩いてきたオオクニヌシ。白兎はオオクニヌシに教えられた治療方法で傷を癒したあとに、八上姫はオオクニヌシが誠実で心優しい神であることを伝える。  白兎の話を聞いた八上姫は、求婚に来た八十神とオ

もう一つの白兎伝承「福本白兎神社/池田神社/土師百位神社/青龍寺」【伯耆シリーズ】【出雲シリーズ】

八頭町にはもう一つの「白兎伝承」がある。アマテラスを導いた白兎伝承である。八頭町の「素兎伝説」ゆかりの神社が八頭町福本にある「白兎神社」である。神代のころ、この地域に天照大神が降臨され、その案内役を務めたうさぎを祀った神社です。社殿は町内の「成田山青龍寺」に移築しており、彫られた当時の姿そのままの「波うさぎ」の彫刻も見ることができる。近所の方の思いで復活した神社。  あっ、お先に有名な白兎神社は次の通りです。ここは内陸部の白兎神社です。  「福本白兎神社」は名が知れてきた

出雲に寝返るアマテラス次男「天穂日命神社/天日名鳥命神社/阿太賀都健御熊命神社」出雲国造/菅原道真の祖【伯耆シリーズ】【鳥取シリーズ】【出雲シリーズ】

社殿の「彫刻波うさぎ」が絶品!!こんな凝った彫は初めてだ。すごい・・。そして、記紀を好きな人、神様に詳しい人は超オススメスポットだろう。ちょっと記紀の話をします。  天上界からアマテラスは言う「良い国だな。私が治めるべきだ」と。出雲に国を譲るよう行ってきなさい!と派遣されたのが「天穂日命」だが、出雲に染まる。末裔は出雲大社の国造とノミノスコネや菅原道真の系統が有名だろうか。ちなみに『出雲国造神賀詞』には、天穂日命は平和な国にした英雄英雄とされ、古代アルアルの立場が変わるとなん

上賀茂神社分霊「賀茂神社」菅原道真の天満宮多し!?【伯耆シリーズ】【出雲シリーズ】

 入って小さな橋を渡り階段を少し登ると右側に古い井戸がある。この井戸は「打吹天女の伝説」にゆかりのある井戸なんだそうです。って丹後王国のかぐや姫繋がりも感じるのだが・・。 京都、兵庫などの有名な賀茂社は次の通り。 変更履歴 2023/11/25 初版 ▼HP なし▼アクセス鳥取県倉吉市葵町586 ▼祭神賀茂別雷神 本宮は京都・上賀茂神社のよう。 ▼見どころ 上賀茂神社から分霊を勧請したため祭神は「賀茂別雷神(カモワケイカズヅチノカミ)」で、倉吉市役所裏である。

酒の神「佐香神社(松尾神社)」年一のどぶろく「伊努神社」「蘆高神社」【出雲シリーズ】

通称・松尾神社。主催伸は久斯神(くすのかみ)。「出雲国風土記」に「たくさんの神々が集まられて、煮炊きする調理場を建て酒を造らせた。そして長い間、180日連続で毎日酒宴を開いた後に去って行かれた。そこで酒みずき(酒宴)のさかによって佐香という」とあり、酒造り発祥の地とされています。今でも「どぶろく」がふるまわれています。 八百万の神の宴会場所といえば「万九千神社」ですね。  記紀からするとスサノオが八岐大蛇を退治するときは「どぶろく」を作って、それを飲んで酔っ払っているとこ

縁切り×縁結び「宇美神社」「粟津稲生神社」「美談神社」【出雲シリーズ】

出雲大社から宍道湖北部分を車で移動するときに通る神社に縁切り×縁結びの神社があった! 変更履歴 2023/01/28 初版 ▼HP※後述「▼見どころ」参照 ▼アクセス※後述「▼見どころ」参照 ▼祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽粟津稲生神社:島根県出雲市平野町921 ※次回2022年は台風14号の関係でカットしました。 ▽美談神社: 出雲市美談町182 ※次回2022年は台風14号の関係でカットしました。 祭神は「和加布都努志命(ワカフツヌシ

スサノオ💛イナダヒメ「雲根神社」【出雲シリーズ】

御祭神はスサノオ、イナダヒメ。当初は「稲田姫社」と称し、イナダヒメのみを祀っていたが、スサノオを祀る「石塚社」あるいは「石神社」という社ができ、この社名が地区名も出来てたのもあり、稲田姫社と合祀し、石塚の石の異名である「雲根」に名称変更したようだ。 変更履歴 ▼HP なし▼アクセス出雲市大津町430  ※斐伊川東には立虫神社・万九千神社がある。 ▼祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ御祭神はスサノオ、イナダヒメ。当初は「稲田姫社」と称し、イナダヒメのみ

出雲会合後に神々の宴会🐭万九千神社🐭出雲大社境外摂社「立虫神社」【出雲シリーズ】

「まんくせん」と読み、古くより出雲国の神在祭に際し、出雲に集まった八百万神が最後に立ち寄る場所。神議りと神宴を催し、ここから旅立ちされるとの由緒を伝えている。 変更履歴 2023/01/27 初版 ▼HP▼アクセス出雲市斐川町併川258 ▼祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ 同じ境内に鎮座しています。 ▽万九千神社: 古くより出雲国の神在祭に際し、出雲に集まった八百万神が最後に立ち寄る場所。神議りと神宴を催され、ここから旅立ちされるとの由緒を伝えて

摂社がメイン!?「求院八幡宮・鵠神社」古事記・日本書紀あのシーン!【出雲シリーズ】

皇子が喋らない・・・その時、コウノトリ白鳥を見た皇子は「何?アレ??」と話す。そのコウノトリ白鳥は出雲のほうに飛びたち、天皇は探すように指示する。見つかったのは出雲とか!?そんなゆかりの神社である!  コウノトリ白鳥が飛んだ場所は丹波とも。丹波でコウノトリ白鳥といえば!「久久比神社」ですね。  そうそう、但馬・丹波方面には出雲大神宮があるのでどちらも「出雲」は正しい?? 変更履歴 2023/01/26 初版 ▼HP なし▼アクセス島根県出雲市斐川町求院731 ▼祭神

出雲大社宮司家の祖先「曽枳能夜神社」磐座と独特の雰囲気【出雲シリーズ】

「そきのやじんじゃ」と読み「出雲国造の祖先」とされる「伎比佐加美高日子命」を祀る。その正体は・出雲大社宮司家の祖先のようです。さて、この神社は古代祭祀系と思わせる自然信仰系が好きな方はオススメです!! 変更履歴 2023/01/25 初版 ▼HP なし▼アクセス島根県出雲市斐川町神氷823 ▼祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ「出雲国造の祖先」とされる「伎比佐加美高日子命(キヒサカミタカヒコ)」を祀る。その正体は・出雲大社宮司家の祖先のようです。もと

八神姫がスセリ恐れる「御井神社」今でも安産祈願「実巽神社」「加毛利神社」【出雲シリーズ】

モテ男「オオクニヌシ」の妻の一人であるヤガミヒメ。子供を連れてオオクニヌシに会いに行くが、同じく妻のスセリヒメはスサノオの娘もあり、コワッとここに子供を置いて退散!? 変更履歴 ▼HP※後述「▼見どころ」参照 ▼アクセス※後述「▼見どころ」参照 ▼祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽御井神社:島根県出雲市斐川町直江2518 祭神はオオクニヌシの息子「木俣大神」とオオクニヌシの妻で主祭神の母「八上姫大神」。  オオクニヌシは八上姫を愛し、八上姫はやが

THE磐座「石宮神社」宍道の名前はオオクニヌシと猪【出雲シリーズ】

出雲風土記に登場する「猪石」と「犬石」がある。オオクニヌシが狩りのときに追いかけた猪と、それを追う犬が石に転じたという物語の地。この化石譚が「宍道(しんじ)」の地名由来とされている。「宍道」は「猪が通った道」の意で、「猪」が「宍」と表記されるのは、「宍」は肉の俗字で、古代では獣肉を「シシ」と言っていたためたか。「猪が通った道」→「猪道」→「宍道」という訛って変化説ですね。 変更履歴 2023/01/23 初版 ▼HP なし▼アクセス島根県松江市宍道町白石638番地 ▼祭