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01-2.京都-丹波・丹後王国

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2021年12月の記事一覧

京都紅葉名所「鍬山神社」を夜間拝観!ほぼ独占!

紅葉の神社!祭神は出雲系の神様。亀岡市には元出雲・出雲大神宮があるので、出雲族の通り道だったのかもしれない。  くわやまと呼び、祭神は亀岡盆地開拓の神「大己貴命(オオナムチ)」を祀り、蘇我系を感じざるを得ません。紅葉の名所としても有名で10月には別名「丹波の祇園祭」と呼ばれる「亀岡祭」が行われる。20日は神輿行列が神社から御旅所に巡行し、24日の宵宮にはちょうちんに明りを灯し、5日には神輿が山鉾のお囃子の中、各町を巡行する。神様の遣いはウサギと鳩と出雲の名残のようだ。 変

京都「走田神社」対決!?長岡京市と亀岡市

京都・亀岡と京都・長岡京市に走田神社があり、関係があるかは不明。映画の撮影などで使われる走田神社は亀岡のほうです。 変更履歴 2021/12/04 初版 ▼HP▼アクセス亀岡市 :京都府亀岡市余部町走田1 長岡京市:京都府長岡京市奥海印寺走田3 ▼祭神亀岡市 :彦火火出見命 長岡京市:春日四神 ▼見どころ▽亀岡市「走田神社」兵庫県加東市から国道372で亀岡に出て、京都市内へ帰宅する計画だったが、ついでに行きたかった神社に寄りました。住所は京都府亀岡市余部町走田1 で、

西国三十三所「穴太寺」と国宝「金剛寺(応挙寺)」

2017年に「西国三十三所草創千三百年」で「安寿姫」と「厨子王丸肌守御本尊」を特別拝観。正直、秘仏よりも布団にくるまった涅槃仏像の方が気になった。。 変更履歴 2021/12/04 初版 ▼HP穴太寺:京都府亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46 金剛寺:京都府亀岡市曽我部町穴太宮垣内43 ▼アクセス穴太寺 公式HPなし。西国三十三所参照。 金剛寺(応挙寺) ▼祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽穴太寺:京都府亀岡市曽我部町穴太東辻46。西国観音霊場二十一

古事記編集・稗田阿礼はNGを出さない俳優!?「薭田野神社」⇔「賣太神社」

『古事記』編纂に大きく関わった謎がおおい「稗田阿礼(ひえだあれい)」を祀る神社へ。阿礼は舎人で記憶力はずば抜けており、難解な漢字表記も見ればすぐに音読できたという。稗田は芸能神・アメノウズメの流れのなので、現代で言えば、NGを出さない名俳優だったと言えようか!?  天武天皇は阿礼が28歳の時に『帝皇日家継』や『先代旧辞』を暗唱させたが、天武天皇の死により完成しなかった。後に元明天皇は阿礼65歳の時、もし阿礼が没すれば古伝が失われることを恐れ、太安万侶に阿礼の記憶を書記させた

最澄自作の薬師如来「神藏寺」は紅葉の名所!!

西国薬師49札所。地元で愛される紅葉の名所で、京都で一番早い色付きとされる。亀岡市の「湯の花温泉」にほど近く、観光ガイドブックにはほとんど載ることがないような寺院。 変更履歴 2021/12/03 初版 ▼HP▼アクセス亀岡市稗田野町佐伯岩谷ノ内院ノ芝60 ※後述「▼見どころ」参照 ▼本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ 歴史は古く、創建から1200年を数え、本尊の薬師如来@重文は最澄自作とされる由緒ある寺院。毎年、紅葉と桜の時期はライトアップして、境内が色

明智光秀が生前信仰していた寺に埋葬「谷性寺(光秀寺)」真横の「篠葉神社」も忘れずに

「こくしょうじ」と読み、明智光秀ゆかりの寺。訪れるベストシーズンは桔梗の咲く季節。例年6月下旬から7月下旬にかけて「丹波かめおか光秀物語 ききょうの里」と銘打つイベントが開催、門前に広大な花畑が出現し、桔梗をはじめとするさまざまな花が咲く。 変更履歴 2021/12/01 初版 ▼HP なし▼アクセス京都府亀岡市宮前町猪倉土山39 ▼祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ 「こくしょうじ」と読み、明智光秀ゆかりの寺。谷性寺を訪れるベストシーズンはやはり桔