マガジンのカバー画像

01-2.京都-丹波・丹後王国

55
運営しているクリエイター

2021年11月の記事一覧

下鴨神社の祭神の妻「宮川神社/金輪寺」伊賀古夜姫命【京都】【亀岡】

普通に車道から行く場合は川の対岸になってしまう。右側に流れる川を見ていると伊勢神宮内宮や伊勢神宮別宮・瀧原宮と同じく川を手水舎にした?と思われるところがあり、石をテクテクしながら対岸に行くとフェンスがあり、扉を開けると神社がある。 変更履歴 2023/08/30 動画リンク(https://www.youtube.com/watch?v=chYUxlNMzLI) ▼HP なし▼アクセス宮川神社:京都府亀岡市宮前町宮川神尾山2 金輪寺 :京都府亀岡市宮前町宮川神尾山3 ▼

「佐々尾神社」と宝林寺とのつながり【京都】【亀岡】丹波王国シリーズ

宝林寺と佐々尾神社ともに亀岡の自然100選に入っている。境内には巨木が多く、良い雰囲気の鎮守の森を持つ。祭神はアマテラスで、配神に応神天皇とアメノコヤネが祀られている。 ▼HP なし▼アクセス京都府亀岡市宮前町神前障子1 or 12 ▼祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ 明治元年までは神宮寺として、伝教大師最澄の開山と伝える天台宗の「神護山慈眼寺」があったが、神仏分離令で平安時代後期の阿弥陀・薬師・釈迦如来を宝林寺に安置したそうな。  信仰は篤く、舞

毎年9月8日のみ仏像公開「宝林寺」は薬師如・釈迦・阿弥陀如来は蔵王権現になる【京都】【亀岡】丹波王国シリーズ

「ほうりんじ」と読む。毎年9月8日「薬師祭」のみ重文の仏像が公開される。宝物館には「薬師如来坐像@重文」と「釈迦如来坐像@重文」と「阿弥陀如来坐像@重文」を安置している。現世・来世・過去を示す方式で、時代が進むと「蔵王権現」様式に変わる。その代表が奈良吉野・金峯山寺である。 変更履歴 ▼HP なし▼アクセス京都府亀岡市宮前町神前狭間27  ※拝観ですが車しか難しいかも。。因みに駐車場は12台ぐらいです。 ▼本尊と脇時「薬師如来坐像@重文」と「釈迦如来坐像@重文」と「阿弥

嶺松寺横にある「二十一尊磨崖仏」【京都】【亀岡】丹波王国シリーズ

道路標識に「嶺松寺(二十一尊磨崖仏)」とあったので、小道を爆走して寺の入口と思われる急な坂を登った。駐車場は無いようで、たまたま住職らしき人が居たので、嶺松寺の境内に車を置かせていただいた。寺から小道を3分進むと「八ツ岩大権現」という鳥居が現れ、社が現れる。社殿の中に磨崖仏があった。 変更履歴 ▼HP なし▼アクセス京都府亀岡市千代川町北ノ庄東谷6-7 ▼見どころ熊野信仰と結びついて南北朝時代に彫られたといわれ、21体の仏像が1列に刻まれた珍しい磨崖仏です。八ツ岩権現と

平安時代の宮中行事「湯立祭」があった「岩城神社」は苔る神社【京都】【亀岡】丹波国シリーズ

「いわしろ」神社へ向かう道は狭く、自動車は途中で止めて歩くしかない。応仁の乱の東軍の総大将「細川勝元」所縁の神社。祭神は、保津峡を切り開き、亀岡盆地を開拓したとされる松尾系「大山咋神(オオヤマクイ)」と宗像三女神「市杵島姫神」。 変更履歴 2021/11/26 初版 ▼HP なし▼アクセス京都府亀岡市千代川町北ノ庄穴虫 ▼祭神大山咋神(オオヤマクイ) ▼見どころ 境内は舞殿もあることから、昔からお祭りが行われたと思われる。9月6日には平安時代に宮中行事の1つだった「

元出雲!今でも大社と繋がる「出雲大神宮」微妙な角度で立つ磐座がパワスポ!神仏分離「極楽寺」も忘れずに【京都】紅葉【亀岡】丹波王国

元出雲とし磐座が点在する丹波国一宮。出雲大社は明治まで「杵築大社」と称していたため「出雲神」と言えばここだった(とも)。この神社の有名なのは、本殿裏に微妙な角度で立っている磐座で、この磐座には若い女性が良く来るパワスポ。個人的には奥宮の古代信仰跡がオススメだ。京都・籠神社奥宮・眞名井神社、宮崎・青島神社元宮が好きな人は気に入るはず。  ただ、ここも名称はコロコロ変わっており、古くは出雲神社、千年宮、大八洲国国祖神社(おおやしまのくにのみおやのじんじゃ)という時代もあったそう