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今日の読書記録 「滅びの前のシャングリラ」

同僚にこれ良いらしいですよ。
と,勧められた本。
忙しいのを理由に読めていなかった。
なんとなく1ページを読むと,

いきなり,

クラスメイトを殺した。

と,始まる。
嫌いじゃない。なにか気になる冒頭からほぼ1日で読み終えた。

明日死ねたら楽なのにと夢見ていた。
なのに最期の最期になって,もう少し生きて
みてもよかったと思っている。

という本帯からは,想像しにくい内容だった。
時系列がかわるような内容は多少難しい気はしていたが,
なにも気にならなかった。

1ヶ月後に隕石が落ちて地球が終わるとしたら・・・

滅亡を前にした4人の生き方から見えるものは・・・


滅亡を前にしたら自分はどうなるのか。
何をしたら後悔がないのか。
もはや明日人類が滅亡するのであれば後悔も何もないのか?

死期がわかっているのとはまた違う。
人類が滅亡するのだ。
そんなときに何をする?
すべてなくなる。すべていなくなるとわかったら
自分はどんな行動を起こすのか。

本の中では人類はもちろん大パニック。
国中がパニック。
殺人や,強盗,いろんなことが起きてしまう。
どうせあと1ヶ月で地球が終わるなら関係ない。
と言ったようにそこらじゅうでむごいことが行われる。
そこには宗教も関係してくる。
神のせいなのか?

地球が終わると聞くまでは
死んでもいいやと思っていた友樹。
守りたい人が横にいる。という気持ちから
もう少し生きてみたいな。
という気持ちにすらなる。
不思議だ。
人は無くなるとわかると欲しくなる。

またひとついい本を読んだ。



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