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過去100年間で関東大震災に次ぐ規模

”マグニチュード(M)7.6、最大震度7を観測した能登半島地震。M7.6は阪神大震災(M7.3)を大きく上回る。気象庁の記録によると、内陸部を震源とする地震では、過去100年間で関東大震災(M7.9)に次ぐ規模の歴史的な大地震といえる。”  ー1月3日付・東京新聞 社説「命守る行動を最優先に」から 

”震度6弱以上の極めて強い揺れがこれまでにない広い範囲に及んだため、ビルや住宅など建物の倒壊が相次ぎ、下敷きになった人らが亡くなった。震源の近い地震の恐ろしさを物語る。”

”津波は、震源がたとえ内陸でも地下の断層が海底にまでつながっていれば起こる可能性がある。その場合、津波は陸地近くで起こるため、すぐに海外に押し寄せる。輪島では地震発生の約10分後に1.2メートル以上の津波を観測した。”

”能登半島の広範囲で漁港内の漁船が転覆したり、周辺道路に流れ込んだりしたことはあったが、人的被害は今のところ報告されていない。多くの住民らが警報と同時に高台や山の手へと逃げた。東日本大震災の教訓が生かされた形だ。”

能登半島地震の震源地は能登地方で震源の深さは、ごく浅いという。
東日本大震災は三陸沖の宮城県牡鹿半島の東南東130キロ付近で、深さ約24キロ。マグニチュードは9.0だった。
石川県の発表によると8日午後2時現在で、死者168人、安否不明者が323人、負傷者565人、住宅被害は1401棟。避難者数は2万8160人。

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