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道を開くには

”どんな状況でも腐らず、目の前の自分の役割を必死にこなすことでしか道は開けない”
ー2021年1月10日付日経新聞電子版(近大野球部監督・田中秀昌氏に関する記事から)

1年以上前の記事からです。4月を迎え、希望とは違った学校への進学や会社への入社、不本意な異動など心躍らない新年度を迎える人も少なくないかもしれません。そうした状況に置かれた時、勇気づけられる言葉です。

”内野手だった自身は上宮高時代はレギュラーだったが、近大では一度もベンチ入りできなかった。だから、様々な立場の学生の心境を理解できる。唯一いえるのは、どんな状況でも腐らず、目の前の自分の役割を必死にこなすことでしか道は開けないということ。田中自身もそれだけは忘れなかったから今がある”

”東大阪大柏原高の監督時代、教え子に「声出しの天才」がいた。常にベンチから元気な声で仲間を鼓舞し続ける姿に、対戦校の監督から「あの子をうちに転校させてほしい」と頼まれたこともある。「誰かにそこまで言わせるのは立派。必死な姿は人に伝わり、周りから頼られる人間になる」。そのためには「素直な心を持つことに尽きる」”

ロシアによるウクライナ侵攻の現実を目の当たりにして、自分も何かできることをしなければとの思いにかられ3月からブログを始めました。他人事としてではなく自分自身のこととして考えること。新聞各紙に目を通すことが日課でもあり、印象に残った言葉や記事をブログ上でメモすることで、物事を考えるきっかけにしています。3月はウクライナを巡る記事ばかりとなりましたが、今回は新年度を前に過去記事のスクラップから引っ張ってきました。

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