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5年後の未来を作る

同世代に伝えるために

在日ミャンマーの方々と一緒に、募金活動やビラ配りをしていた時、立ち止まり、話を聞いてくださるのは高齢の方ばかりで、若者は私たちを見ないように通り過ぎていきました。

決して無関心なわけではないと思いますが、政治や国際問題を避けていく同世代に、ミャンマーのことを、わかりやすく、伝えるための方法はないのだろうか。考えた末に辿り着いたのは、日本人に馴染みの深いかるたでした。

ミャンマーと繋がりのある方に、ご支援をいただき、短期間で目標の金額を達成することができました。皆さまのご期待と自分たちの行動に対する責任を改めて感じています。

私たちは、ステップ1のかるた制作を実行できることになりました。けれど、ヤンゴンかるたの本当の活動はここからです。

ヤンゴンかるたは、学校や地域でイベントや研修会をすることで、かるたの魅力をより発揮できます。
札だけではわからない背景について、ICT機器を利用し、写真や動画によるライブ感のある説明を加えることで、より深くミャンマーを知る仕掛けがあります。遠く離れた場所で繋がり、オンラインでもかるたを楽しめる方法も考えていきます。

今は私がかるたの読み手(=かるたキーパーと呼んでいます)をしていますが、全国にかるたキーパーとして活動できる方を増やしたいです。
そのために、誰でも使えるようなシステム作りをしたいと思っています。

日本を伝えるかるたをミャンマー語で制作し、ミャンマーでの販売やチャリティも考えています。ミャンマーと日本、お互いの国をかるたで知った若者が、5年後10年後に交流する未来を思い描いて、私たちは活動しています。

未来をつくる活動を、ぜひ応援してください!

(野中優那)


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