分かりやすくプロンプトテクニックを紐解く試み【Self-Consistency】
今回も用語解説(私も書きながら勉強中…)です。
前回を読まれていない方は、この機会にぜひご一読ください。
例によって参考にさせていただいたサイトを掲載します。
(論文を参考にしっかり解説されているので、英語でもいいよ!という方は是非原著をお読み頂ければと思います。)
Self-Consistencyとは?
いつも通り定義を確認します。
「Self-Consistency」は、
「回答結果としてほしいものに対して、回答と同じような論理で構成された文章例を大量に学習させる」技術です。
なんだか前回、前々回と解説していた「CoT(Chain of Thought)」に似ていますが、実際に定義には「CoT」を強化するような技術であると書かれています。
さっそく実装例を見ていきましょう。(今回はプロンプトが長いです。長さだけ体感してもらえれば…と思います。)
優秀だ…
かなり昔ですが、AIがセンター試験の英語を解いて9割越えをたたき出した話を思い出しました。
回答の例を示すという点では、「CoT」と同じですが、こちらは物量作戦といったところでしょうか。
むしろ、「CoT」の集合体が「Self Consistency」といえますね。
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