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3年越しのすとぷり西武ドームライブに行ってきました。

2022年8月27日に開催された
すとぷりの5大ドームツアー
「すとろべりーめもりーvol.Next!!!!」
ベルーナドーム公演DAY1に行ってきました。
今回はこちらの感想を綴りたいと思います。

因縁の会場へのリベンジ

すとぷりは2019年にも同じ会場(当時はメット
ライフドーム)で2日間のライブを行なって
います。これまでの私のnoteでも触れましたが
この時は客席を埋めることができず、
ドーム3分の2程度を利用するような会場設計と
なってしまい、メンバーもリスナーも悔しい
思い出になっていました。

今回は無事に2公演ともチケットはsold out!
今度こそ満員の会場でペンライトを振りたい!
私はそんな思いで現地に向かいました。
メンバーも3年越しの舞台に思いが高まって
いるようでした。

東京ドーム公演との違い

私は5月に開催された同名ツアーの東京ドーム
公演も見に行っていました。
今回ベルーナドームに会場入りしてすぐに
気づいたのは東京ドーム公演ではステージ中央
から前方に突き出ていたセンターステージが
ないという事です。

私は今回も娘と一緒に見に行き、
幸運にもアリーナ席に入ることが出来ました。
後方のエリアだったのでセンターステージで
あればメンバーを近くに見れるかもしれないと
期待していたので少しがっかりしたような
気持ちで開演を待ちました。

そして今回、セットリストはすべて5人全員の
歌唱曲。また、事前収録されたVTRを見る
コーナーやソロコーナーがなくダンサー
やバンドメンバーを紹介するコーナー以外は
5人がずっとステージに出ていた、というのも
東京ドーム公演と違っていました。

この違いの真意について彼らから語られては
いませんが、今回は5人体制で行う為の演出
プランをしっかり練る時間的余裕があったこと、
ジェルくん活動休止前のライブでもあったこと
などからライブ自体の意味合いが違うことも
要因なのでは?と解釈しています。

アリーナ席ですとぷりを「浴びる」初体験

センターステージがなかったことで、
少しがっかりした気持ちで始まったライブ
でしたが、開始してすぐその気持ちは彼方へ
吹き飛びました。
とにかく会場の隅々までトロッコに乗り、
彼らはファンサ(ファンサービス。手を
振ったり目を合わせて指差ししたりする
こと)をするんです。
おそらく全体の3分の1は彼らはメインステージ
以外の場所にいたのではないでしょうか。
トロッコは3人だったり1人だったり5人全員
だったり、そしてその導線もさまざま。
私は後方にあるバックステージでのダンスを
しっかり見ることができましたし、トロッコが
アリーナ席の間に入ってきた時は、自分のいた
ブロックの前にトロッコが停止してくれたので、
メンバーの顔もバッチリと肉眼で見ることが
出来ました。

私もこれまで色々なアーティストのライブに
行きましたが、こんなにアーティスト側から
コミュニケーションを積極的に取ろうとする
ライブを体感したのは初めてでした。
あちこちからメンバーがやってくるので、目が
本当に忙しかったです。
すとぷりを「浴びた」という感覚になったのは
アリーナ席ならではでした。

ステージセットが動いたり迫り上がったりと
いう大仕掛けは少ない分、彼ら自身が動き回り
リスナーのそばに行くことを優先して楽しむ、
そんなコンセプトなのかもしれません。

改めて間近で見るすとぷりは、みんなとにかく
カッコいいし可愛くて、笑顔が優しい好青年。
でもいわゆる芸能人のビジュアルのような
スレたところがなくて、気取りがなく、また
ナイーブな印象を受けました。
その純粋でどこか儚げなところが、今の女の子
たちには魅力的に映るのかな?などと思い
ながら彼らの顔を見ていました。

見せて、聴かせる

今回は8月1日に発売されたEPの楽曲が、
リアルライブとしては初披露となりました。
バラード曲のターンでは「シルベボシ」が
とても良かったです。
ステージ背景のスクリーンに星空が映し出され、
ちょうどドーム周辺も陽が落ち、メンバーたち
の振りに合わせて左右に揺れるペンライトが
とても綺麗で、いつまでもこの時が続けば
いいのに…と思ってしまいました。
メンバーの歌唱も綺麗に歌うというのは当然
ながら、しっかりと聴かせる、伝える歌い方で、
「すとぷりってすごい」とこの場面で私は
改めて思いました。

MVが話題になっていた「Ride On Time」は
ダンサーを従えフォーメーションの変化も
あるダンスをしっかりと決めてくれました。
少しセクシーでダークな衣装にもリスナーは
大盛り上がり。
踊りながらでもブレない歌唱力はいつもながら
感心させられます。

メンバーの関係性にほっこり

今回は5人で歌う曲ばかりでしたので、
メンバーのMCでは微笑ましいやり取りが
たくさん見られました。
曲の中でも、トロッコに乗り込む前に手を
つないで走るさとみくんとるぅとくん、
ジェルくんと肩を組みながら歩く莉犬くんと
ころんくん。
5人とも本当に楽しそうにしているのを見ると
自然と顔がほころんでしまいました。

私が一番印象に残ったのは、ライブ恒例の
記念撮影の時です。
このときの写真がこちら

この写真の撮影中、客席の私たちは5人の背中
を見ています。
「どういうポーズする?」
「なんでもいいよ、合わせるよ」
「もうちょっと寄ってよ」などと
大きなステージの真ん中で5人の背中が
小さくまとまってもぞもぞしている様を見て
いると、リスナーもスタッフも踏み込めない、
メンバーでしか分かり合えない世界を見せて
もらっている気がするのです。
楽しいことも、つらいこともみんなで乗り越え
てきた背中なんだなとしみじみと眺めてしまい
ました。
前からの写真もいいけれど、いつかこのときの
後ろからのショットもぜひ撮ってほしいです。

会場周辺の盛り上がり

3年前の同じ西武ドーム(当時はメットライフ
ドーム)でのライブでは、会場も周辺も
普段のプロ野球の試合と同じような仕様に
なっていました。

2019年のライブの時のドーム入り口付近
ライオンズの試合とあまり変わらない。


今回は、会場周辺もかなりライブを盛り上げる
仕様になっていました。

また、沿線の西武鉄道もスタンプラリーを
開催したり、駅に大型広告を出したり大いに
このライブを盛り上げてくれていました。

こうしたライブから派生した大規模なイベント
を複合的に実施できるようになったのも
すとぷり、そして所属会社の株式会社STPRが
この3年で大きく成長した証なのかなと
思います。

ジェルくんにしばしのお別れ、そして
これからのすとぷりについて

私は2日公演の1日目の参加でしたので、
まだ活動休止に入るジェルくんに対して
それほど「さみしい」という湿っぽさは
ありませんでした。
アンコール後のメンバーからのメッセージも
3年前のリベンジが果たせた事に感謝の気持ち
を伝え、夏が終わってもすとぷりはまだまだ
走り続ける事を約束する力強いものでした。

ジェルくんがちょうど私がいた席のすぐそばに
しばらくいるときがあり、よくよく彼の
表情を見ましたが、終始笑顔で楽しそうで、
本当に安心しました。
ジェルくんにはしばらく会える機会がなくなり
ますが、しっかりとその笑顔を心に焼き付ける
ことができました。

5人体制になってからも努力を惜しまなかった
すとぷりの成長がしっかりと分かったベルーナ
ドームでのライブ。
この形でのさらなる成長を見たかったところで
のメンバー減員は正直残念な気持ちでいっぱい
です。でも、このスピード感で成長できる彼ら
なら、4人となった秋以降もさらに成長し、
思いもよらない一面をきっと見せてくれる
ような気がします。

今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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