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すとぷり初の地上波冠番組を振り返る。

2023年12月4日に始まった、すとぷり初の
地上波冠番組。
当初、「すとぷりのHere!We!Go!!」という
タイトルだったものが2023年5月には「すとぷり
くえすとっ」という番組にリニューアルされ、
2023年9月23日、約10か月間の放送が終了
しました。
本当はもっと長く続く番組になってほしかった
ですが、それでも当初は4か月ほどで終了予定と
なっていたことを考えると放送期間の予定を延長
してくれたことは嬉しい限りです。そこで今回は
10か月の放送を振り返っていきたいと思います。

テレビ番組だからできたこと
すでにインターネットの放送、動画の一番最初に
彼らがテレビ番組ならではの企画をしたと感じ
られたのが「プレゼント企画」。「Here We
Go!!」の#3と#4で放送された、店舗を貸し
切ってメンバーや大切な人へのプレゼントを
チョイスするという実写企画でした。

これを見たときは「テレビ番組で彼らを見ると
いうのはこういうことか!」と嬉しくなったの
を覚えています。
そのほか、街中でのインタビューやお店の紹介
なども、これまでの彼らの動画の企画では
なかなかやれなかったことで、テレビの番組
だからこそ幅広く様々な人たちに協力を得て
作られた内容になっていたのも印象的でした。
「すとぷりくえすとっ」にリニューアル後は、
さらにそれがスケールアップし、大きなスタジオ
を借り切ってのドミノ企画、2週にわたって
放送した、学校をテーマにした施設を貸し切って
のケイドロ企画と続きました。

すとぷりのこれまでのYouTubeの実写企画でも、
運動会企画やかくれんぼ企画などがありました
が、テレビの方では芸人さんを助っ人に呼ん
だり、技術スタッフも大勢。すとぷりを中心に
した番組で、人も物もおそらくお金も掛けて
いて、それをさらに日曜日の朝に地上波テレビで
当たり前のように見られること、そのことに
本当に感動しました。

すとぷりの魅力を知ってもらえる機会に
番組は新しい挑戦をする企画が多かった印象
ですが、すとぷりそのものの魅力を広く知って
もらうような内容も時々あったのが嬉しかった
です。
まず、「Here We Go!!」という同じタイトルで
同時進行していたツアーの模様を見せてくれた
こと。

そして、「すとぷりくえすとっ」の最後の方で、
メンバー個人にフィーチャーした企画を放送して
くれたのもよかったです。
やっぱりせっかくならこの番組を通して初めて
すとぷりを知るという人たちのために、ありの
ままの彼らの活動内容を知ってもらって、
そのうえで応援してもらいたいです。実際テレビ
番組からリスナーになったという人もいるみたい
ですね。

いちごニキからのステキなメッセージ
この10か月の裏テーマは進行役のいちごニキ
(お笑いトリオ、我が家の坪倉さん)との関係性
だったのでは?と思えるほど番組スタートから
最終回まで劇的に関係性が深まっでいきました。
番組開始当初はいちごニキもメンバーもお互い
探り合いといった雰囲気で、物おじしないころん
くんがグイグイいき、愛嬌のある莉犬くんが懐に
入り込んで、大人のさとみくんが絶妙な距離感で
的確過ぎるツッコミを入れ、失敗しながらも一生
懸命周りの雰囲気に合わせた対応でるぅとくんが
食らいつく・・・という感じで番組はスタート
しました。
うまくテレビの先輩のニキに気に入ってもらえる
かな?そんな気持ちでこちらも見守っていました
が、回を重ねるごとに打ち解けていったことで、
番組のテンポもよくなりました。
そして、最終回には、いちごニキがメンバーに
こんなメッセージを寄せました。

表彰状
すとぷり 殿
あなた方は、「すとぷりのHere! We!GO!!」「すとぷりくえすとっ」と約10か月にわたってさまざまな企画にチャレンジしてきました。
慣れない「テレビ」という舞台で活躍するのは大きなプレッシャーだったと思います。正直なところオレも「この子たちと一緒にテレビでやっていけるのだろうか?」という不安がありました。
しかし、すとぷりアリーナツアーに飛び入り参加した時、みんなに内緒でリハーサルの様子を見学すると、そこには『りすなーを絶対楽しませる』という強い気持ちを持った4人の姿がありました。その姿を見て『この子たちとならテレビの舞台でも活躍できる!』と不安はなくなりました。
バラバラな個性を持つ4人と対峙する収録は毎回ハラハラしながらも、とても楽しい時間でした。

私も、いちごニキの4人への見方がガラッと
変わったきっかけはアリーナツアーのライブへの
飛び入り参加の回だったと思ってみていました。
リハーサルのメンバーの様子、本番中のリスナー
の熱気、飛び入りした時のあったかい雰囲気を
感じた後、ステージから引き揚げてきたメンバー
たちを迎えたニキの感想が素というか、少し
バリアがはがれたというか、そんな風に見えた
からです。
そして、まだこのメッセージは個々のメンバーに
向けて続いていきます。

そして、莉犬
莉犬には番組を進行するうえで欠かせない段取りを任せたり、裏方的な役割を任せる事が多くありました。そのため、莉犬自身が言いたいことや表現したいことを我慢させてしまい、本来のあなたの魅力を引き出せなかった部分があったかもしれません。ごめんなさい。でも、その役割を与えてもらえる事、そして、与えられた役割をしっかり成し遂げるあなたは本当にすごいと思いました。もっと自信を持ってください。
そして今後は、与えられた役割の中でもっともっと楽しんでみてください。時にはその役割さえも無視して自由に楽しんでみてください。
お化け屋敷で催眠術にかかって自由に楽しんでいたあなたのように。
その時、あなたの魅力はさらに増すとオレは思ってます。

いちごニキからは初回から「お気に入り」認定
されて、そして、最も頼りにされていた莉犬
くん。ドッキリの仕掛人になったり、番組の進行
役を任されたりしていました。メンバーの中でも
一般の人にはおそらく一番知名度はあったと
思われる莉犬くんがまず先頭に立ってくれた
ことで、番組が円滑に進んだなという感じが
しました。
そこをしっかり見ていてこれらかはさらに
ステップアップしてほしいと温かい言葉をくれた
いちごニキに、大きな莉犬くんへの愛を感じ
ました。
このメッセージを読まれた莉犬くんの「嬉しい」
という声が印象的でした。

続いて、るぅと。
るぅとは4人の中で最年少ということもあって、最初はちょっと遠慮しているのかなぁという印象でした。でも、番組を進行しながらあなたを見ているうちに、遠慮ではなく、メンバーのリアクションや番組のスタッフの意向をくみ取って立ち回っているんだなという事に気づきました。
漢字が読めなくても、空気が読めるあなたは、何度かクイズなどで正解がわかっていてもあえて分からないように振る舞っている時があったのをオレは知っています。
それはもちろんテレビ的には大切なことだし、そう振る舞うあなたも好きです。
でも、ケイドロの時の、周りの目なんて気にせず音楽室の床に無造作にクイズのフリップを置き、音符の謎を必死に解読してピアノを弾いていたあなたも、オレは大好きです。

何事も吸収力のいいるぅとくんの、周りを見て
現場に出て学んだことをしっかり実践していく
器用さをしっかり見抜いていたいちごニキ。
普段から彼を見ているリスナーとしては、あの
音楽室のシーンもそれほど特別な行動には
感じなかったけれど、言われてみれば、普段は
ふんわり優しい空気のるぅとくんの持つ、実は
熱くて負けず嫌いで一生懸命な一面が表れて
いて、それまでるぅとくんのことをあまり知ら
なかった人にとってはイメージを覆すきっかけに
なっていたのかもしれません。


るぅとくんもこのメッセージにはあふれる気持ち
を抑えきれないかのように「ありがとうござい
ます」と頭を下げていました。

続いて、さとみ。
さとみは最初の印象はとても頭のいい子。4人の中で一番年上で、いろんな経験をしていろんなことを学んできて、自分に自信を持ってる、素敵な子だなと思いました。
自信があるから自分が正しいと思ったことを素直に言える。
自信があるから何か問題を投げかけられてもすぐに答えられる。
それは本当は素晴らしい事なんです。
そして、あなたが言っている事は”正しい”のです。
でも、オレはその”正しい”をエンターテインメントというフィルターを通して”空気が読めない”という言葉に変換しました。
その瞬間、あなたに自覚はなかったかもしれませんが、笑いが起こった事によって、頭のいいあなたはその後、時折り『ここは空気を読まない方がいい』という『空気を読む』ようになりましたね。さすがだと思います。

大人なさとみくんに対し、さすがの言いまわしで
言葉をぶっ刺しにきたなという印象のメッセージ
でした。
「Here! We! GO!!」の最終回で、「空気が
読めてないで賞」を受賞したさとみくん。

いつも周りとの絶妙な距離を測ろうとする一方で
自分の意思もまっすぐなさとみくんの特徴を
とらえたいちごニキはさすがです。「すとぷり
くえすとっ」にリニューアルされてからはさとみ
くんのことを安定のいじられキャラとして容赦
なく突っ込んで、それをしっかり打ち返すさとみ
くんとのコンビネーションを見ているのがとても
楽しかったです。テレビでここまでさとみくんの
魅力が引き出されたのは初めてのような気が
します。

最後はころん。
あなたには本当に助けられました。
正直、最初はむやみに前に出てくるムードメーカー的なポジションの子ねぇ・・・と思いました。でもあなたは、とても優しい本物のムードメーカーでした。
あなたはいつもオレを気遣ってくれていましたね。本番前のマイクテストの時、別室で顔が見えないオレに『ニキさん今日もよろしくおねがいしま~す』というあいさつから『最近どうですか?』というたわいもない事を聞いてきて、それに対して適当なボケをオレが返してみんながそれに乗ってきて軽くトークする、あなたは本番前にオレとメンバーとのコミュニケーションを取ってくれていました。
この間の騎士AとAMPTAK×COLORSがゲストで来てくれた時もそうでした。
本番前にオレのところに来て『〇〇と〇〇はこういうところが面白いですよ』『〇〇はこういうところがありますよ』と教えてくれました。
いつもあなたのおかげでスムーズに収録に挑めました。
あなたが突発的に放つボケがオチなくても、
あなたがバンジーで高い所から落ちなくても、
オレはあなたの優しさに、落ちました。

ころんくんへに対しては私も過去に記事にした
ように真の「ムードメーカー」と思っている
ので、いちごニキから同じような表現が聞けた
のが嬉しかったです。

ころんくんの最大の武器は「嫌みのなさ」。
毒を吐いても、強引に割って入ってねじ込む
ギャグもそれが滑っても、優しい気遣いも、
人によってはちょっとためらったり人からの
評価を狙ってるのかとも思われたりするけれど、
ころんくんはそうしたことをさらっと嫌みなく
できてしまうのがすごい。
優しいころんくんの番組収録前のちょっとした
心遣いを披露してくれたのも嬉しかったです。

というわけで、皆さん短い間でしたけども、本当に楽しい時間をありがとうございました。
そして皆さんから学ぶことがたくさんあった事に感謝しています。
残念ながら番組は終わってしまいますが、これからは1人のすとぷりすなーとして皆さんの益々のご活躍を願っています!
約10か月、全力で駆け抜けてくれた皆さんにこの表彰状を授与いたします。
いちごニキより

またテレビ番組をすとぷりが制作することに
なったら、またいちごニキと一緒にやってほしい
です。そのくらいすとぷりのこともとてもよく
理解してくれたのが頼もしかったです。
また、すとぷりも物おじせずそして一生懸命
取り組んだことで、大先輩にもこうして認められ
たのだと思います。

番組が終わってしまい、日曜日の朝がちょっと
寂しくなってしまいました。せっかく続けた
10か月で得た経験をどこかで将来発揮できる
場所があるといいですね。
また、この番組はテレビ東京で放送されています
が、すとぷりの所属する株式会社STPRが制作を
しています。制作総指揮のななもりさんを
中心に、スタッフの皆さんも力を合わせて、
また撮影も自社のスタジオを使ってということで
本当に大変だったと思います。でも、自社制作
だったから初めての冠番組もホームの雰囲気で、
彼ら自身の魅力をふんだんに打ち出せたのだと
思います。
またいつか、パワーアップした冠番組を放送して
くれることを待っています。

今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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