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【屋根の内部構造】必ず知っておきたい超重要なポイントを絞って徹底解説

「屋根材が傷んでしまい、雨漏りが発生してしまわないか心配」
「修理をお願いする時、業者の言いなりにならないよう、屋根構造を知っておきたい」
こういったお悩みはございませんでしょうか。
この記事では屋根構造や、メンテナンスの効果的な方法など、知っていると役に立つポイントを厳選してご紹介いたします!
これで訪問販売に引っかかったり、業者の口車に乗ることもありません!


屋根の基本的な構造


この記事の要点まとめ


屋根構造は基本的に下から
①垂木(たるき)
②野地板(のじいた)
③ルーフィング
④屋根材

この4つの順番になっています。

特に③のルーフィングは雨漏りなどから家を守る上で最も重要な部分です。
塗装工事などをして間もなく雨漏りしてしまった場合、ルーフィングが傷んでいるケースが大部分を占めます。

塗装は屋根材自体を保護する事が目的のものであり、雨漏りを防止してくれる効果はありません。

最近では改質アスファルトルーフィング(通称ゴムアス)という素材がメインで使われていますが、昔の屋根に多く見受けられる安いフェルトが使われていると、雨漏りしてしまいやすいです。

各部材の効果的なメンテナンス方法

主な構造をご紹介してきました。
次は各部材のメンテナンスについてご紹介していきます。

①垂木(たるき)
雪国では雪の重みでしなってしまう場合がありますが、折れない限りは問題ありません。
心配な場合は下に柱を入れ、支える方法もあります。
メンテナンスの方法としては、定期的に雪を降ろしてあげることです。
軒先に出てしまっている部分が長くなってしまっていると折れやすくなるので、短くするのも一手になります。
また、垂木が折れると、雪害と見なされるので火災保険に入っておくといざという時安心です。

②野地板(のじいた)
フェルトの防水シートを使っている板金屋根だと、野地板が傷んでしまいやすいです。
湿気の逃げ場がない事が原因となります。
屋根材の定期補修や、葺き替えなどをすることで腐敗を防ぐことが可能です。

③ルーフィング
雨漏りを防ぎたい場合、屋根材の耐用年数に合わせて取り替えると効果的です。
その際は改質ゴムアスなどの良いルーフィングを選びましょう。

④屋根材
定期的な点検を行い、破損があれば修復する必要があります。
放置してしまうと、ルーフィングや野地板に水が入って傷んでしまい、最終的に大きな支出に繋がってしまいます。

【まとめ】

本記事では屋根構造やメンテナンスの方法をご紹介してきました。
弊社では瓦屋根を葺く時、水が排出されやすく長持ちしやすい施工を行なっています。
屋根構造の理解を深め、快適な住宅ライフを送りましょう。


参考・引用資料一覧
https://kamisei.co.jp/news/43260


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