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めずらしい転職の事例集

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転職などで自分の仕事を大きく変えた人々の事例集です。 どんな思いでキャリア・チェンジをしたのか。どうやって年収が上がる仕事を見つけたのか。なぜ、収入が下がるのにその仕事を選んだの…
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#就職活動

キャリアチェンジ:弁護士を辞めて、中小企業で経営の立て直しに取り組む

弁護士として企業法務に関わっているうちに自分も経営のプレーヤーになりたいと思って、中小企業の経営に携わる道を選んだ人がいます。弁護士から中小企業の会社員への転身は、仕事内容だけでなく、立場も、収入も異なります。なぜ、どうやってキャリアチェンジを実現したのでしょうか。 第三者でなく主役としてビジネスに関わりたい馬場信春さん(仮名/34歳)は学生時代に大学卒業までに弁護士になるという目標を立てて、大学1年生から勉強を始めて在学中に試験に合格されました。司法修習を経て竹田・村山法

キャリアチェンジ:証券会社の投資銀行部門からベンチャー企業のCFOへ

これから転職などキャリアチェンジの事例を紹介していきたいと思います。1回目は外資系金融機関(投資銀行)からベンチャー企業の幹部(CFO)に転職をした男性のお話です。 転職前から何に悩み、何を考えて、どんな仕事にキャリアチェンジをしたのか、給料の問題はどうだったのか、生々しく書きたいと思います。 *本文中の氏名と会社名は仮称です。 南條さん(外資証券勤務)の仕事と収入外資系証券会社シルバー・ストーン(仮称)の投資銀行部門でVP(=課長クラス)として、企業にM&A(企業買収)

キャリアチェンジ:化学メーカーから製薬会社の経営戦略部門へ

今回ご紹介するのは化学専攻で大学院を卒業後、化学メーカーの研究開発職→MBA→技術営業を経験して、製薬会社の経営戦略部門へ転職をした方の事例です。どのような問題意識からMBA留学や職種転換をしたのか、何を求めて転職をしたのか。その考えの変遷と行動を見てみましょう。 研究開発職からMBA留学へ 滝川秀一さん(仮名/36歳)は、理系出身でありながらもコミュニケーション力が高く「何か面白いことをしよう」と常に目を輝かせているのが特徴の明るいお人柄です。大学・大学院では化学を専攻

キャリアチェンジ:幹部自衛官から経営コンサルタントへの転職<自衛隊の仕事編>(1/3)

自衛隊の幹部から民間の経営コンサルタントへ転職をした人がいます。 全く異なる仕事へのキャリアチェンジをなぜ希望したのでしょうか。 そもそもなぜ一般の大学から自衛隊に入ったのか、自衛隊では何に苦労して、どんな仕事をしていたのか。転職を希望したり理由は何か。転職活動ではどのような壁があり、それをどう乗り越えたのか。転職後はハッピーなのでしょうか? 本テーマは、3回に分けてお届けしたいと思います。1回目は自衛隊の仕事から転職を志すまで、2回目は転職活動、3回目は転職後、について書

キャリアチェンジ:幹部自衛官から経営コンサルタントへの転職<転職活動 編>(2/3)

異業種へのキャリアチェンジ・ストーリーをご紹介しておりますが、今回は先週に続き自衛隊の幹部から民間の経営コンサルティング会社に転職をした島津大地さん(仮名/当時31歳)の事例3本セットの2つ目「転職活動 編」です。 島津さんは自らがやりがいを持てる仕事を求めて転職活動をすることにしました。希望した職業は経営コンサルタントでした。なぜでしょうか? 経営コンサルタントを志望した理由 志望理由は大きくは2つです。1つは、将来に自衛隊へ経営コンサルティング会社が持っているものの