幸せになるのが怖い Part①

私は自尊心が低いです。自他ともに認める自己肯定感低低マンです。

なんでだろう。

まあ、多分、ご多分に漏れず(多分多分に漏れないという日本語)、幼少期のトラウマというか、自分自身を大切にしてもらった記憶がないというか、、

いや、そんな劣悪な家庭環境だったわけではないです決して。

暴力だとか、育児放棄だとか、そんなのはないです。むしろ、小さい時は年に1度は家族でディズニーランドに行くとか月1くらいで外食するとか、いわゆる幸せそうな家庭でした。ん、家庭です。

じゃあなんで私がそんな風に感じてしまっていたのかというと、「自分で選ぶことが少なかったから」だと思います。というか「自分で選んだことを否定されたことがあるから」だと思います。

本当に些細な何かだったと思います。買い物でお菓子を選ぶとかそのレベルの。「○○は何がいい?」って母親に聞かれて、私は自分で「これがいい。」って答えたんです。そしたら、

「え、それ…?」

って苦笑いされて。ショックでした。何を選んだのかとか、どんな場面だったのかとかは覚えてないけど、ショックを受けたことだけは鮮明に覚えていて。それから、親に対して不信感を持つようになりました。

親の顔を窺うようになってから、その不信感は強くなっていきました。私の発言に「ふーん(笑)」みたいな、全部語尾に「(笑)」が付く感じがあって、「そうなんだね」って私の選択を聞き入れても、心の中であざ笑われているような気がして、私の意見を軽く扱われてるなと感じていました。

だから私は、親の望む正解を探すようになりました。

この場面では親の中の私はこれを選ぶだろうなって考えて選んでたし、それを続けることで「○○はこれでいいよね?」って言われるようになって。私もまだ小さかったからそれが自分だと思い込むようになっていきました。

今考えると完全に悪循環だったんです、親からしてみれば自分は子どものことを理解できてると思うし、私は親が考える自分を選べば何も言われないし(傷つかないし)。

そして私は、「選べない人間」になりました。

思ったより濃い内容になってきちゃったので今日はここまでにします。疲れた。笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?