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日記:気持ちを説明したい:2024.11.23

「ワカモレ」って文字を見ると、「ないかな〜ないよな〜」って脳内の原宿さんが歌い出すから、アボカドのソースのことを思い出すまで時間がかかる。

原宿さん「ワカモレだー!」
加藤さん「それが?」
原宿さん「ないかな〜ないよな〜」
ARuFaさん(すぐに気付いて楽しそうに爆笑)
テロップ「ワカモレのすべて」

このシーンめっちゃ好きで何回も見返してるけど、加藤さんの「それが?」が、本当に意味わかんない。なにその反応?笑 それが原宿さんのワカモレのすべてに繋がるのも意味わかんない。おもしろすぎる。ワカモレって意外と売ってないとか動画外で話してたのかな。にしてもすごい。

初見のとき、自分もフジファブリック好きだから、若者のすべてだ!ってARuFaさんと同時に気付いて、ふわぁーっと鳥肌立ったし、めっちゃ笑った。

オモコロを観てない人からすると、なんのことか分からないと思うし、ごめんだけど、この動画の1:50あたりから観てほしい。そこだけでいい。


🦫(ビーバー)

秋が枯れてる。SNSを見てたらもう冬だと言ってる人もいて、えーなんで、ってなってる。自分が暑がりだからかな。自分、現在のこの季節を、まだギリギリ冷夏だと捉えることができるけどね。まだやれる。街路の落葉樹もまだ黄緑の葉っぱをこさえてるのに。「若者のすべて」の季節はまだ終わってないよ。


🦫

いつか海外旅行してみたいな。せめて英語は話せるようにならないと。もう3年は英語に触れてない。というか自分の英語力はテストに特化した英語だから実践的じゃないもんな。品詞や文法と、問題文の展開や話題のパターンを照らし合わせて推測する、浅知恵のようなスタイルだから、あんまり英単語の意味を知らなくても突破できたけど、会話になったらそう上手くいかないもんね。

昔から台北に興味があって。台湾旅行のVlogを何回も観てるから、勝手だけど、台北駅くらいはもう行ったことある判定でいいと思う。駅の外に出てみたいな。

なんというか海外旅行は、「友だちの部屋に入る」の最終形態みたいなところある。


🦫

言葉をきれいにしたいな。言葉に端々に瑞々しくあるその水源に、その人の心象を見るけど、自分の心象には用水路みたいな人工の小川を見る。

言葉遣いなのか、語彙なのか、感情なのか、その美醜のもろもろが、歴然たる様でふいに立ち上がってくる。言葉に人柄を見るけど、みんな素敵だから、自分の不甲斐なさを感じる。


🦫

感情を伝えることって難しいな。自分の気持ちを知るのも難しいし、言語化は苦手だから尚更。ストレートに伝えようとすると言葉足らずになって思慮足らずになる。舌足らずやね。 

嬉しいとか楽しいとか寂しい、そんな気持ちも、「嬉しい」と「楽しい」と「寂しい」でしか伝えられない。本心の心底にある気持ちだけど、もっとちゃんと詳細に伝えたい。苛々する気持ちは「苛々する」って言葉一つで足りるけど、嬉しい楽しい寂しいは、もっとグラデーションやバリエーションがあって。それらの言葉は端的ではあるけどあまりにも曖昧すぎる言葉だから足りない。それに一言では物寂しい。この物寂しさをどうやって伝えたらいいか分からない。一生、逡巡してる気がする。


🦫

鈴木ジェロニモさんの書籍、届いた!

鈴木ジェロニモさんの書籍

ひとページに、ひとつずつ


「美味い」



「見た目より味がある」



「体積がある」



こんな感じで水道水の説明が、点々と、ぽつぽつと、燦々と、染み込んでくる。

もともとYouTubeの動画で、動画だと淡々と説明が流れていくから、掬いきれないこともあるけど、書籍の紙だと、ひとつひとつに目を閉じて見つめられるから、本当に素敵な時間になる。

動画も動画で、概念をどばどば摂取するような、その快感があるけど、紙も紙で、概念をていねいに摂取するような、そんな快感がある。めっちゃいい。


好きな回。紅茶の味を説明する動画

結構はじめにオモコロの原宿さんもTwitterで反応してくれて、それからジェロニモさんの説明するライブイベントに毎回参加してて嬉しい。

原宿さん、それ以降のオモコロの動画で味の感想を言うとき、鈴木ジェロニモさんみたいな感想を言うようになってない? 味を概念的に言うようになってるなぁ、って思ったりする。なんか嬉しい。

自分もめっちゃ影響受けてる。ものを考えるようになって、抽象的に、概念的に考えることを教えてくれたし、鈴木ジェロニモさんはお笑い芸人で、歌人だから短歌にも興味を持った。

自分の文章が分かりずらいのって、無意識に、鈴木ジェロニモさんのようなことを言いたがってたから、なのかも。恥ずかしいな。稚拙だし。


🦫

風邪を引いた。のど痛い。声出ない。しゃがれ声は、コーヒーメーカーが最後の一滴を抽出するときの、ふごぉーって音に近い。酷すぎてバイトも休んだ。これも秋だからいいけど。春夏秋冬それぞれの風邪。

🦫

昨日、授業の空きコマで散歩しながら撮った写真。1時間半くらい地下鉄線に沿って歩いた。こんなことしてるから風邪を引くんだろうな。

窮屈そうなガードレール
その奥に、宝箱がある階段
ドラマで犯人が逃げるときに使う赤い階段と、写真の右上にある、なんのためにあるか分からない搬入口。スーパーヒーローがあそこから出動するのかな。
あんなところまで、落書きされるんだ。
1枚目の奥の方にも写ってる。


🦫

最近、聴いてる曲(新曲多め)

太陽/ヨルシカ

私が歩いた道も、私の足も
私が触った花も、私の指も
私が死ぬ日の朝も、その他の日々も
緩やかな速度で追い抜いてゆく

めっちゃいい新曲。タイムラプスのような音で、星のような太陽だなぁって思った。空の奥にある、あの光を音にしてるような? 憧れのような遠い距離を感じる。好き。


ワンルームと幸福論(下書き)/帰りの会

躓いて 転がって 入道雲と目が合って
まだ少しだけ頑張ろうと思った
そんな奴居る訳ないよ
人生は下らなくて、
退屈で、空っぽで、
不公平で、嘘つきで、
不具合だらけのゲームで、
瓦礫の山、白紙のノート、
誰かの夢、ゴミみたいな映画、
もうちょっとだけ上手く言えないかなあ

もうちょっとだけここに居てもいいかなあ

なんと言えばいいか分からないけど、すごく素敵。外へ出ようとアウターを羽織るような、深夜3時に寝て起きた朝のカーテン越しの陽光みたい。なんと言えばいいか分からないから聴いてみて


ここで夏を見送る/佐々木幸男

さあ早く起きろよ
愚図愚図してると遅れる
空はとてもいい いい色 それに雲は高く
さあ早く起きろよ 
ここで夏を見送る

めっちゃ良すぎる。艶やかな歌。とにかく聴いてみて。
心の奥の方。感想が出ないやつだ。


最近、身体は不調子だけど、日記は本調子だから書ける。また

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