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これはなんという現象か?

今回、地元に帰って一部の方から地域おこし協力隊の評価を聞いて残念に思ったり、正直かなりモヤモヤした。

お話しした方とあまり話が噛み合わないので、今回は反論せず退散した。

もう大人なので無駄に闘わない選択もある。

本当のところで何があったかは知らないけれど、富山ではきちんと評価されている頑張り屋の人しか知らないので、(働かない人もいるみたいだけど私は知らないし本人が合わずにやめていく。仕方ない人もいる。)協力隊全体を悪くいうのは良くないし、人それぞれだと思う。

協力隊として働いている人たちは、周りが楽しそうと言う以上に様々なことで凄く思い悩んでいる。孤独で心の強い人に向く仕事だ。

地域によってはマッチングが上手くいかないこともあるし、何か地元の権力ある人物など誰かに面倒を見て動くような仕事ではなくて本人の軸で動いたほうが上手くいく仕事だ!(確信)

協力隊はまず自分を楽しませて喜ばせないといけない。それから、その土地ならではの地域の煌めきを自分の価値観とどう混ぜるか、どう商品にしていくか?が協力隊としての腕の見せ所な気がする。

私はきちんと沢山リサーチした上で富山を選んだ。みんな『どうしてあんな寒いところに行くの?雪大変そう。不便そう。』と色々言う人もいた。まあ実際そうだが、入善に対して過大評価をしていなかったところ、思い入れが逆になかったところも今は良かったと思っている。

SNS繋がりでこんなにも多くのあたたかい方が富山にいらっしゃると思わなかったからだ。

私の経験上、協力隊の面倒を見てあげようと始め積極的に言ってきた人は、後に裏を返すと『俺の言う通りに動け』という裏の意図があったように思う。

協力隊はあなたたちの地域の足りないところを補うお助け隊スーパーマンじゃない。期待しすぎ、求めすぎなんじゃないか?

今後の人生の責任はその人しか背負えないし、3年後もその後もどう生きていくかはその人にしか決める権利はない。

地域やそこの人を尊重するのはもちろん大切なことで、それがまず本人ができたら周りはある程度見守ることも大事だ。待つことも大事だ。

地域で今までできなかったことを、協力隊一人が瞬時に大きく良い方向へ変えることなんてできない。

まして組織に入って動くことが得意な人が協力隊になるか?そんなわけない。

自らで考えて、自ら動く。失敗も糧にして方向転換をして進み続ける。これが一番大事。

やはり3年後はどうしたって協力隊の収入はなくなるし、行政からは梯子を外されたようになる(らしい。先輩の話曰く。)から、それまでに本人自ら生きていく準備をしなければ。

何にしても皆が幸せに生きていければ良いのになぁと心から感じた。

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