見出し画像

狙って撮るために必要なこと〜スナップ考察#8

街でストリートスナップを撮ることは、こだわらなければ誰でも簡単に撮れます。しかしこだわるとなると意識しなければならないことがたくさんあります。


今回は1番重要ながら体得するまでが難しい、「狙いがある写真」について解説していきます。

はじめに

これから4枚の写真を載せます。

これらの写真は2018年に私が撮った写真です。
今見るとどれも下手くそです。
ただ日が差し込んでいるだけ、ただ被写体が1人の写真など、これら全てが「ただそのまま」撮っただけなのです。

スナップとは本来そういったものかもしれません。しかし写真の上達が目標であれば、狙いのある写真を意識して撮れると良いと思います。

では、狙いのある写真を撮るには…の話なのですが、


SNSでバズったりいいねがつく写真は、パッと見のインパクトが大事だったりしますが、それらの写真が上手かと言うと必ずしもそうではなく…

日が当たっているところを撮っただけ、雨(雪)の日に傘を差した人を入れて撮っただけ、夜景を寒色でレタッチしただけ、有名スポットで撮っただけ…などなど、自分で考えて狙った写真というのは本当に少ないです。

スナップ考察を購読している皆さんは、SNSでバズる写真を撮りたいですか?
それとも写真を撮っている人たちをも唸らせるような写真を狙って撮れるようになりたいですか?

購読していただいているからには、後者のように上達を目指していただきたいです。

狙って撮るために

前置きが長くなりましたが、先ほど紹介した4枚はただ撮っただけの写真だと書きました。
では、どうすれば狙いがある写真になるかということです。

また4枚載せます。

最初に載せた4枚との違いを感じていただけたでしょうか。1枚目以外は割とそこらへんで撮れる写真です。

これらの写真に共通していることがあります。
それは、メインで見せたいものを明確にしていることです。

写真は主題と副題で構成すると伝わる写真になると言いますが、それぞれが中途半端な比率で撮られていると何を撮りたかったのか伝わらなくなります。

では1枚ずつ見ていきましょう。

※買い切りマガジンでは5本の記事を収録しているため、単品購入よりお得に読むことができます!


ここから先は

1,347字 / 6画像
この記事のみ ¥ 500
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が参加している募集

#カメラのたのしみ方

55,067件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?