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笑声のチカラ 〜リモートワーク編〜

 最近はリモートワークが増え、顔を相手に見せずに話す機会も増えているのではないでしょうか。
 そうなると、「見えていないからいいや」と表情を作ることが面倒になり、知らず知らずのうちに笑顔を作る機会が減っているかもしれません。
 しかし、その表情の変化が、実は声にも表れているというのはご存じでしょうか。ということで、今回は表情と声の関係についてのお話です。ここではわかりやすいので笑顔を例にお話ししたいと思います。

 皆さんは「笑声(えごえ)」という言葉をご存じでしょうか。
 笑声とは、「コールセンター業界や航空業界大手のコンタクトセンターでも実践されている、声から笑顔が想像できるような声」とされています。
 では実際に、笑顔の見える声で電話やリモートで応対するためにはどうすれば良いのでしょうか。
答えは簡単です。実際に笑顔で話せば良いのです。

 私もこの言葉を知ってから、毎朝リモートで人と話す機会があるので、そこで笑顔を意識して話すようになりました。これは実際にやってみて分かったことですが、口角が下がると、そういうつもりがなくても低い声になっていたり、ボソボソと聞き取りにくい声のせいで何度も聞き返されたりします。自分でも、意識して聞いてみると不機嫌そうな声が出ているということがわかりました。
 反対に、口角を上げて話すと、声の感じが柔らかくなり、気分も明るくなり、自然と通話越しに相手と笑い合ったりする機会が増えました。もし、リモートや電話などで人と話す機会があれば表情筋を鍛えるついでにぜひ試してみてください。こちらの声に釣られて相手も笑顔になれば、自然と話しの雰囲気も明るく楽しいものとなり、お互いに心地よく話すことができるようになります。
 この記事を読んで、笑声によって「この人と話してよかった」「また話したい」と思ってもらえるような良好な人間関係を築いていくための一助となれば幸いです。

 「笑う門には福来たる」と言いますが、笑顔になると幸せなホルモンと呼ばれるドーパミンやセロトニン、オキシトシンなどの心と身体に良い影響を与える脳内物質が分泌され、ストレスホルモンと呼ばれているコルチゾールは抑制されます。
 これにより、沈んだ気持ちが軽くなったり、人間関係が円滑になり、ストレスが減り、笑顔が少ない人より幸福に感じる時間が増え、長生きできるという話もあります。誰かと会う前や話す前に、「笑顔で話す」と呟く習慣を付けるなどして、意識していくと良いことがあるかもしれません。
 「習慣にするのが難しい!」「続かない!」「忘れてしまいそう!」という方は、この1つ前の記事で、習慣化について書いたものを出しておりますので、ぜひ併せて読んでみてください。一緒に幸せに長生きしましょう!

 最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、また次回の記事でお会いしましょう! 失礼いたします☺️

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