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天官賜福 貮 第三話感想

第三話です!
原作履修済みなので、今回はあんな場面やこんな場面が見られちゃうのかな!?とわくわくどきどきなのですが、期待に違わぬというか期待を越えてくるというか。すごい。

鬼市編(と勝手に呼んでいる)が大好きなので、高揚感に包まれながら鑑賞いたしました!

そんな第三話の感想をお届けいたします!楽し〜。

天官賜福 貮 第三話 「極楽への誘い」

総評

ここまで原作に沿った内容を丁寧にアニメ化してくれるとは思っていなかったので、実は結構震えております。大陸で配信が無いからなんでしょうか……?(でも微妙な表現は変わっているのでいつか大陸でも配信されそう、というか配信してほしい)

まずサブタイトルの『極楽への誘い』
”極楽への誘い”て!
極楽、という言葉っていろいろな比喩にも使われていると思っているのですが、意味としては仏語の極楽浄土からきていて、この上なく楽しい状態や場所などの例え……とのこと。

天官賜福でいえば、前回「気分がいいから極楽坊へ行く」という言葉があったように、極楽”坊”へのお誘いなことは分かるんです。分かっているんですけど、そこで”極楽”だけにしたこのサブタイトルですよ!

なんというか、色気が出てません?”極楽への誘い”って……。
考え過ぎでしょ!という自分と言葉から醸し出される艶っぽさにハワワ……となる自分がいて放送前から落ち着きませんでした(これは1週目からずっとですが……)

で、いざ第三話を見たんですけど、細かい演出などに痺れました。極楽へ誘われたのは私だった……?

今回は、与君山で出会った包帯少年を鬼市潜入調査中に見つけ、そこから極楽坊へと誘われる……というのがおおまかなストーリー。流れるように花城に誘われる展開、よかったですね〜!

そしてここで現れるのが”下弦月使”です。恐ろしい鬼面を付けていながら物腰はやわらかく、かといって周りの鬼を見ると一目置かれているような彼。
見ると右手には殿下と同じ呪枷が!これがあるということは……?

というか、これ、完全に「見せて」ますよね……?左側の袖はしっかり包まれているのに右は見えるような無防備さ。これで殿下が下弦月使に注目する理由のひとつに。そして彼の優秀さも分かります。あの短時間で包帯少年を連れてくる、しかもよき時間を見計らって……。彼の気遣い、有能さ、これは花城の筆頭部下として申し分ないのでは!??

そして極楽坊!広さもですが、やっぱりあの寝台!(日本語版小説では寝台だったので寝台と記するのですが、原作は長榻なので長椅子的なのかな〜と思っています)デッカすぎて笑いました。ほんとに十人が並んで寝られそうですごく良いです!!!

殿下の前では本当に素直な三郎、殿下が差し出した指輪のところで「持っててくれる?」と言ったとき緊張しただろうな〜などと思ってしまいました。

金の宮殿のシーンで突然出てきた太子殿下幼少期の思い出には驚き。そのかわいさもですが、母后の優しい眼差し、美しさ、殿下がそれを素敵な思い出として心に残しているところ、すべてが美しくて……。ちらっと父皇も出てきたっぽいですが、殿下は母似ですね〜〜!

極楽坊での会話も好きです。立派な立派な極楽坊だけど、「ここは居所で家ではない」という花城。家は家族がいるところなので、ここより殿下がいる菩薺観が家のようだ、と言う花城。これは実質プロポーズでは??????????

家族がいる=家、というのは、家族に恵まれなかった場合などはそう思えない、ひとりでも居心地の良い居場所があれば家だとも思うのですが、血縁でなくとも家族は選べるという思いがある私としてはとても腑に落ちる考えでした。天官賜福とは離れるのですが、私は「ルポールのドラァグレース」が大好きでよく見ています。その中でドラァグコミュニティではドラァグファミリーという家族を形成することを知りました。それは、自分で選ぶ家族であり、ドラァグマザー(ファザーもいる)が子どもを守り、ひとつのファミリーとして活動していくもの。実の家族に見捨てられることも多いマイノリティが本当に安心できるファミリーなのです。(正確なところが違っていたらすいません)
上の段落で実質プロポーズとかいってますけど、三郎の場合はこの”血縁に縛られない家族形成”という意味での”家族がいる=家”の捉え方なのかなあと思ったりもしました。実の家族がいても家族と思えなければそこはただの居所であって家ではないのかなと思います。

そういえば金の宮殿、幼い太子殿下は壊れるのが忍びなくてご飯も喉を通らないほどだったのに、それを花城はいとも簡単に崩します。これも”家(居所)”に対する花城の思いなのかなあと思ったりしました。家という箱ではなく、誰と一緒にいられるかを大事に思っているのかなと。

そして!みんな大好き少なくとも私は大大大好き「武器庫」のシーン!
とうとうこの場面がやってきた!!
という感じなのですが、思ったよりあっさり……。というか、私がこの「大好きの言い合い」シーンに思い入れがありすぎだったからですね(笑)。
引きのシーンになっていたのでアップがほしかったな……と思ったのですが、見返してみると流れている音楽がロマンチックな感じだったのでアニメではあえて抑えた演出にしているのかと感じました!ありがとうございます!!

そして弯刀厄命!!かわいすぎません???あんな声で鳴くんだ……ごろごろごろ。
殿下が動物に懐かれるのすごい分かるし、厄命ちゃんもきゅるるんになっちゃうのもすごく分かる〜〜!君吾が言っていた「用心せよ」的な言葉、呪いの刀で生贄を……的な話は噂であって本当じゃないよという花城の言葉を殿下が素直に受け入れたのは、自分の経験から噂は当てにならないことを知っていたこと、三郎は自分に対して嘘はつかないと信じ切っていることからなんだろうなあ。大いなる愛を感じます。

宴会に突然潜入してきた風師さまにお酒ふいちゃう殿下、この後原作ではちょっとした会話があるんだけども、それはアニメでやるんだろうか……来週のアバン、楽しみにしておりますぞ〜〜!!

放送時実況感想

今回は初見のメモを記載しておきます!新鮮さを大切にしてみました(?)

・包帯少年だ!!
・千秋、突っ走ってるなあ
・殿下、片手で鬼を突き飛ばしてるwお強い
・下弦月使の声!!!良い!!!!
・「ねぐら」っていうんだ……極楽坊のこと
・「極楽坊で”ずっと”お待ちです」だって………
・下弦月使の呪枷、やっぱりワザと見せてるな
・OPほんと好き……
・鬼火が美しいねえ
・あ!ここが極楽坊か〜〜
・なんか女子十二楽坊みたい
・三郎、思っていた以上につまんなさそ〜〜!
・金殿……あ!!殿下の子ども時代???
・母后〜〜〜〜〜ッッ
・子ども時代の殿下、かわいいよお〜〜
・金の宮殿……すぐ壊しちゃって……ウウ……
・来てくれただけで嬉しいって!!素直!!!
・指輪のくだり、緊張しただろうな……
・これデカソファ???デッッッッッッカ!!!w
・居所と家の話、好きなんですよ
・菩薺観が家なの、家族だからね!殿下とは
・極楽坊全般のこの光のほわんとした感じの映像、何??
・下弦月使、仕事が早い
・え????何???今の手つき何??城主〜〜!!
・騒ぎを起こしちゃう千秋、世間知らず……
・人材がいないとか、天界も人手不足なんだな
・下弦月使、仕事が早い
・城主、優しすぎる(殿下にだけ)
・口を割らせるとか物騒な優しさ
・ワッ厄命ちゃんの目が光った!
・殿下のお顔、ちょっと鋭くなったな
・下弦月使、これもワザと後をつけさせてるんですよね??
・下弦月使、ずっとお口開いてるから喉乾かないか心配になっちゃう(鬼面)
・クズ=青鬼戚容なの笑うww
・わ〜〜い武器庫だ!!!
・アラーーーッ殿下喜んじゃって!!
・「大好きだ」思ったよりあっさりしてたな……
・わんだーおーみん(って聞こえる)、お目目きらきらしてる〜ッ
・殿下と両思いでニヤニヤしているように見えちゃうw
・なでなでして……??
・なでなでされてる……かわいい……
・運ばれてきた料理、手で持つんか〜い!
・ハッッ今殿下が思い出したのは……
・風師さまだ!!!!
・え!もう終わり!??早っっっ
・今日は時間的に長く見られる♪と思っていたのに秒だったな

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