YanamiYasu@精神保健福祉士

障害福祉相談員、精神保健福祉士、グラフィックデザイナー。ゲーム関係のデザイナーを経て、…

YanamiYasu@精神保健福祉士

障害福祉相談員、精神保健福祉士、グラフィックデザイナー。ゲーム関係のデザイナーを経て、障がいを持った方にイラストを教えていました。 現在は相談支援事業所で福祉相談員をしています。 障害、精神疾患、メンタルヘルスなどに関する投稿をしています。

最近の記事

障害者のグループホーム

相談員をしている中で、相談者にグループホームを提案することがよくあります。 グループホームと聞くとみなさん「え!?」って反応が返ってくることが多いのですね。 なぜなら一般の方はグループホームとは、高齢者が共同生活する施設である特別養護老人ホームのようなところをイメージするからでしょう。 確かにインターネットで検索すると多くのグループホームが高齢者向けの施設でヒットします。 これほどに障害者のグループホームは知名度が低いと言うわけです。 当然そんなイメージを持っているわけで「

    • 居宅介護支援事業所の闇?

      前回の『精神障害者の居宅介護におけるステップアップは義務?』の続きです。 精神障害者も居宅介護サービス、いわゆるヘルパーを活用して障害があっても地域で暮らせるようになっているわけですが、身体介護による共同実践により家事をする練習を強いられることが度々あるという話をしました。 もちろん自立を目指したい人にとっては大事な支援でしょう。 しかし、中には求めていない人もいるという話でした。(というかヘルパーをつかている精神障害者の中で自分から家事の練習がしたいという話をした人をみ

      • 精神障害者の生活におけるステップアップって義務なのか?

        精神障害を抱えて地域で暮らす方で、障害福祉サービスを利用されている方も多いかと思います。 その中で、居宅介護いわゆるホームヘルパーを利用して、家事援助(家事の支援等)や身体介護(入浴排泄等の介助)を受けている方もいらっしゃるでしょう。 今回は精神障害者の人が使う『居宅介護』の家事援助と身体介護の疑問点を書いていきます。 まず、居宅介護とは自宅にて食事や排泄の介助等の身体的な介助を行う『身体介護』と掃除、洗濯、調理などのいわゆる家事を行う『家事援助』 の二つに大別できます。

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