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パンさんの作品との出会い

パンさんの作品は、芸大の卒展で見たのが初めてだった。独特の世界観を持つ抽象的なモチーフとその構図に惹かれた。
卒展を見た後で、根津にあるカレー屋"ラッキー"の店主に、卒展ではこの作品が良かったよ。と何げなく伝えたところ、
なんと、パンさんのことはご存知で、すぐに連絡を取って紹介してくださったのである。
パンさんと連絡を取り、次の展覧会で会う約束をした。
カレー屋なのに若手作家に出会える、不思議なお店ラッキー、私はこのお店にだいぶハマっている。

個人的な感想であるが、この絵は静かな山林を連想させる。目に見えないが生命のエネルギーを全身で感知する瞬間を想い起こす。
だから、この絵を飾る床の間は、深い森の植物や水をイメージしながら、深い青色を調合した砂壁で左官し直した。
お気に入りの絵と、お気に入りの床の間になった。


*作家紹介*

龐 夢雅 (Pang Mengya)

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