「万葉集」私撰秀歌 歌巻3・318
「田児(たご)の浦ゆうち出でて見れば真白(ましろ)にぞ不尽(ふじ)の高嶺(たかね)に雪は降りける
山部赤人」
●整理:
田児の浦ゆ
うち出でて見れば
真白にぞ
不尽の高嶺に
雪は降りける
●歌意:
田児の浦より出て見れば、ああ白い。富士山の高い峰に雪が降っている。
●感想:
「真白にぞ」という部分が、感動を大きく膨らませてくれる。
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目次と序:
https://note.mu/yanai/n/n375976ce6891
参考文献:
岩波新書「万葉秀歌」上下巻(斎藤 茂吉)
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