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ハイスタツアー大阪2日目

多分こんなことみんな思ってるし、私が書くことじゃないんだけど、私の今日思ったことを忘れたくなくて自分のために書きます。
私がHi-STANDARDというバンドのことをきちんと認識したのは、恥ずかしながら今年のカミングコウベ、松原さん枠。曲はいくつか聴いたことあったし、バンド名も知ってはいたけど、きちんと認識してきちんと楽しんだのは本当にカミコベの日が初めてだった。すごいバンドがすごいことをしていった!すごい!貴重な経験に胸が震えたし、周りの少し年層が高い人たちはみんな泣いていて、壇上の松原さんも号泣していて、私は何も知らないのに涙を貰って、泣きながら拳をみんなで振り回してSTAY GOLDを歌った。全然知らないのに、凄い前からファンだったみたいに熱くなって、わけもわからない叫んで、健さんが「俺たちが日本一のバンド」と言うのに心から共感した。今日難波さんが「英語おかしいって言われるけど発音じゃない、音楽ってすごい、だってみんな意味わかるでしょ」と言ってたことが、まさにそれだとおもう。とにかく恋に落ちて、沢山この人たちの曲を聴きたいと思った。そしたら、新しくアルバムを出してツアーをやるという。驚愕。きっとずっとHi-STANDARDを待っていた人たちは凄く凄く嬉しかったとおもう。でも私も嬉しかった。新しくファンになりたいと思う私に、大きく門戸が開かれるとは。アルバムやシングルを集めて、新譜も予約して、YouTubeのPVを何度も見た。わくわくしながら今日まで過ごしてきた。その中で、ふんわり、「松原さんこれ本当に嬉しいだろうなあ」と思っていた。きっといろんな理由があって、いろんなタイミングがあって、Hi-STANDARDというバンドはお休みをしていたとおもうし、私は全然詳しくないからわからないのだけれど、活動を再開してまたHi-STANDARDが集まったことには、松原さんの存在もあるのかもしれない。勝手にそんな気がして、大阪公演ならどこかで絶対松原さん見てるやろ!松原さんと一緒にハイスタ見るぞ〜という意気込みもあった。だから、松原さんが脇から手を引かれて出てきたときに、これは本当に"the" GIFTツアーなんだ、と目の裏がカッと燃える感じがした。みんなで松原さんにANOTHER STARTING LINEを贈るのは、とてもとてもずるくて、ぴったりで、みんな奇跡かもしれないことを奇跡だなんてひとつも思ってなくて俺たち大丈夫だって叫べる、こんな幸せなことあるかなと思った。みんなが泣いてて、そりゃ泣くよね、一気にホールが湧いて、熱い熱い一曲だった。今日来てよかったと思った。日本一、世界一のバンドだった。それから、間違いなく私にHi-STANDARDを教えてくれたのはカミングコウベで、松原さんで、そのことを本当に本当に有難く思った。
音楽を浴びて踊るたびにすごくパワーをもらう。誰も彼もが暴れている一体感と孤独。熱くて燃えるような人の隙間からスッと差し込む冷気。お腹に響く低いドラムの音が苦しい。チカチカ瞬くライトに蒸気が光る。そういうライブのすべてが好きだなあと思う。しんどいことや悩んでいることを忘れてただ本能に身を任せるだけ。音楽は麻薬なんだろう。音楽を好きになってよかった。私はまた頑張れるぞ、という気持ちをくれる。誰だってそうだけど、小さい、しょうもない、だけど本人にとっては軽くない悲しみや苦しみを背負っているとおもう。私はまた春まで、カミングコウベまで頑張ろうと思う。最前で松原コールをして、ガガガのステージで泣いて、次の一年の元気をもらうまで、今日のエネルギーを糧に頑張ろうと思う。
本当に素晴らしい時間だった、Qブロックでご一緒だった皆さんありがとうございました、狭くて踊りづらくて遠慮がちなのか暴れるのかわからない謎テンションのQブロック楽しかったです。近くにいた人たちが口々に「このQは無えな!」って言っててめっちゃ共感しました。あのQは無い。私のクジ運が無い。しかし最高でした。ゴールドのブレスレット拾ったので係の人に渡しました。本当に良い夜でした、お疲れ様でした!

※本稿は2017年のtumblr投稿から転載した記事のため現在の思想と異なる場合があります

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