見出し画像

新天地市場

新天地市場(那覇市牧志3丁目4-4)
現在は跡地の敷地がそのまま「新天地コイン駐車場第1」というコインパーキングに


どの市場もしっかり見ておきたかったのですが、新天地市場こそしっかりと見ておくべきでした。ここは、木造の古い市場の形をそのまま使っている貴重な場所だったのです。しかしなぜか当時の私は興味を持てず、いつのまにか新天地市場は解体されてしまいました。
とはいえ、数回入ったことがあり、中だけ時間が50年近く止まったままだった印象はよく覚えています。有名な市場だったので、おそらく検索すれば画像がたくさん出てくるはずです。

奥の新天地市場が無くなったこと以外、当時と変わらない光景です
こちらは寂しくなってしまいました
市場本通りから浮島通りを渡って新天地市場本通りに入ったところの二又と、その右側で果物を売っている光景がとても好きです。いつもここで必ず何かを買ってしまいます。冬はたんかんなどを
たのしげな看板です
ここに木造の市場がありました。こう見ると大きな市場だったのですね
当時は見えなかった、水上店舗の様子がわかります
新天地市場と水上店舗に挟まれた、狭い通路が好きでした
カネボウの看板も、色褪せてきたけどまだ残っています
コインパーキングの名前は今でも「新天地」です
新天地市場があったから新天地なのか、新天地と呼ばれる場所に市場ができたから新天地市場なのか…
水上店舗の通路から。この角度で見ると、なぜか新天地市場があった頃、中の光景を思い出します。
市場と水上店舗の間の狭い通路を進むと、突然広がるこの一角も好きな場所です

2023年の1月から2月にかけて、那覇市内の公設市場と公設市場跡の10カ所と、他に市場と呼ばれる場所8カ所、合わせて18カ所の市場を回った訪問記を制作しました。

市場の古本屋ウララさんで開催する「おかえりなさい、公設市場」展で販売しています。ぜひご覧ください。
urarabooks.ti-da.net/a12455905.html

「マチグワカイ ユーメンソーチェビーサヤー(市場にようこそいらっしゃいました)」というタイトルは、以前の第一牧志公設市場に掲げられていた古い看板からとりました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?