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あけおめでございます (戻ってくる?・vocalconsort演奏会・auditorium新機能)

あけましておめでとうございます!

2021年はいろいろなことが「戻ってくる」ことを祈りたいとは思いつつ、おそらく2020年に苦労した文脈において、ほんとうに乗り越えるべき生々しい問題に直面する、さらに大変な時期になるだろうというのが実感を伴った予測です。

2021年2月7日に、主宰するプロ合唱団ヴォーカルコンソート・イニツィウムの1年半ぶりのコンサートを予定しています。

vocalconsort initium ; 5th concert 四手ピアノで聴くChorsinfonie

ストラヴィンスキーの詩篇交響曲、ブラームス・レクイエムそれぞれを連弾ピアノ版でお届けします。

チケット発売は今月10日から。遠方やステイホーマー向けに有料配信も予定しています。放送局系のプロフェッショナルなスタッフによる配信でお届けする予定。続報はこちらでもまたお知らせします。

こちらの無事なる開催をまずは祈りたい…

他にも大変チャレンジングな案件などあり、戦々恐々としつつ、でも従来よりずっと腹が据わっている感覚があるのは昨年鍛えられたからでしょうか。

昨年7月にオープンさせた、名ばかり代表の僕とすばらしすぎる仲間によるwebサイトinitium ; auditoriumも、今年さらなる飛躍をめざしてがんばっています。

年始にあわせ、まずは「パスポート機能」を搭載しました。気鋭のアーティストによる映像作品を「買い切り形式」で従来販売してきたのですが、このパスポート機能により、一定期間、すべての出展作品が観放題という方法も可能になります。

みたいものだけをみるYouTubeとは違い、未知の作品にアクセスする可能性を提供する、美術館の入場チケットのような機能です。

ぜひ、この機会に体験してみてください。

「わからない」芸術に触れたとき、その内実を解きほぐそうと身体と心が反応するとき、日常とは少し違う時間感覚に包まれることがあります。それによって傷ついた諸々が再構築される、支え直されるような体験を昨年は幾度となくしたように思います。

auditoriumも、そのひとつの意義として、多くの方にとってそんな存在になることを目指しています。

よろしければ、ぜひこちらからサポートをお願いします! 頂いた金額は音楽活動費・研究費用として活用させていただきます。