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夫がいない夜

2年前まで、3年間ひとりで暮らしたこの家で、本日、実に2年ぶりに1人で過ごしている。考えてみるとすごいな。夫が飲みで明け方に帰ってくる以外は、外泊もないし、本当に2人でずっと毎日過ごしてきたのだった。

昨日、私が夫に、1日だけ1人で過ごしてみたいと頼んでみた。夫が隣の市の実家で寝泊り。久々の1人。20時頃帰ったものの、仕事が長引き21時から1人晩酌スタート。良い食事と良い映画で、良い気分に酔いしれたかったものの、仕事のメール対応したり、ご飯が美味しくなかったりで、イマイチ気分が乗らず。ふと気づく。「あれ?案外2人でも、1人でも変わらないんじゃ・・?」

思わず夫に電話で甘えてみるが、向こうは向こうで「実家の漫画を読むのに忙しいから」と一蹴される。そして今無事に(?)、深夜2時過ぎのブログタイムと1人時間を楽しめるに至った。1人の本領を発揮するのは、やはり深夜なのか。そういえばここ最近、深夜2時はあっても、3時以降に寝ることなんてそうそうなかったな。1人暮らしの時は、4時5時もザラだった。

そんな時間を過ごす私。子どもが出来れば、こんな風に過ごすことはできないんだろうなと、周りの友人を見て思う。周りが子持ちばかりの環境なので、人生の在り方を考えるときに、影響を受けざるを得ない。それはそういうものだもの。やがて子を生む、それが女の幸せだって考えは、誰がどうしたって変えられない。

だから私は思うのです。今お腹に我が子が授かっていますようにと。この前のアレが運よく重なってますようにと。今回のお一人さま時間が、これから子を生むための前兆であると、心の隅で唱えてみるのであった。

さて、そろそろお風呂に入りましょう。体が冷え切ってきたけど、それは今日の気温のせいなのか。夫の温もりが不在のせいなのか。寒い。お風呂に入りましょう。湯船に浸かりましょう。

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