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利根川・江戸川・鬼怒川・渡良瀬川・合流地点を探す16号線の旅、その5。菅生沼と一言主神社と台地の岬と。

今度は、慶應技術大学名誉教授で流域思考の提唱者である岸由二さんが以前から(あやしい)と指摘している菅生沼と、一言主神社を見にいく。
菅生沼は、さきほど行った将門のエリアの江川を4キロ下流部にある。江川ともうひとつ飯沼川が合流し、下流部に湿地帯を形成している。2つの川に挟まれた、湿地の中の沼、それが菅生沼だ。さらに下流部にはもっとひろい湿地が広がり、もっと大きいおなじ名前の菅生沼があり、周囲に田んぼがひろがり、最後は利根川に合流する。
菅生沼は目の前まで車で向かうことができる。土手沿いのほそい砂利道を走り、左手に降りると駐車場。そのさきに菅生沼だ。コハクチョウに餌をやらないで、とあるので、冬には白鳥がいたのだろう。今日は鳥の姿はなかった。遠くでカワセミの声がする。
ここ、鳥がたくさん見れる時期に来たらおそらくかっこうのバードウォッチングの場所だろう。
公園を出て、右折して、川から坂をあがり、右手に、利根川方向へ台地を走る。目指すは一言主神社。
小さな谷を降りてふたたびあがると巨大な神社があらわれた。お狐さまがいたり、縁結びがあったり、なんでもある神社。巨大なケヤキがならび、ヤブツバキまでも巨大。駐車場がすさまじく広い。こちらで牛の絵馬を購入する。
この一言主神社も台地のみさきにある。江川とさらに鬼怒川に近い側の東仁連川にはさまれた台地の先。むかしはもっと景色がよかったのかもしれない。

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