研究室運営について

 研究室の様子って配属されるまでは、どんな感じなのかよくわからないことが多いと思いますし、昨年度から新型コロナウイルスの影響で、なかなか気軽に見学に行ったりできない状況が続いていると思います。4年生も最初のころも、就職活動でなかなか研究室にいられない時期があったり、最初は戸惑うことも多いと思いますので、今回はどんなやり方(どんなツールを使って?)で研究しているのかを説明したいと思います。

連絡手段について

 栁澤研究室では、各種連絡(大学からのお知らせや提出物に関する情報、欠席の連絡、実験や各種講習に関するお知らせなど)はSlackを使って行っています。使用している大学も増えてきていると思いますが、日本大学生産工学部では、大学・学部としては使用しておりませんので、研究室によっては使っているところがあるという感じです(ぜひ、学部として導入してもらいたいところですが)。

 在宅で研究する場合や、学内でも実験室やリサーチセンターの作業場所などに分かれて研究することが多いので、Slackを使って連絡取り合っています。卒業に関する重要な連絡などもありますので、基本毎日確認するようにしてもらっています。ただ、あくまで連絡用なので、データの共有などはnotionを使っています。

研究室Wiki

 以前は@wikiを利用していたのですが、今年度からnotionで作成しました。研究室のいろいろな情報をここに集約してあります。発表に関することから、先輩たちがまとめてくれた各種ツールの使い方やプログラムがまとめてあります。とりあえず最初のころは、このWikiに目を通してもらえれば基本的な情報は得られると思います.

 4月にはいろいろな講習などを行っていますが、就職活動などで参加できない場合もあるので、そういった場合でもWikiを見てもらえれば大丈夫なはず。

論文データベース

 研究室に配属されると、最初に取り掛かることは論文の調査だと思います。今まで栁澤研究室ではEvernoteを使って共有しておりましたが、使いにくいと感じることが多かったので、論文データベースもnotionに移行しました。読んだ論文をどんどん追加してもらい、お互いに情報を共有できるようにしています。論文の要約や次に読むべき論文なども記載するようになっています。

 最初のころは、どうやって論文を調べるのか、どんなものを読めばいいのかわからなくなって悩む場合がありますが、オススメ度もまとめてありますので、とりあえず関連テーマのオススメ度が高い論文から読んでいけば、問題ないかと思います。(論文調査のやり方は研究室Wikiにもまとめてありますし、講習も行います。)

欲しいものリスト

 購入したい部品や本などもnotionで管理しています。毎年、学部生10名以上・修士6名以上は研究室にいますので、結構物品の管理が大変でしたが、これもnotionのおかげで楽になりそうです。

研究の進め方

 notionに各テーマごとに進捗を管理するページを作ってありますので、各種資料、やってほしいこと、質問などを共有できるようにしています。基本的に週1回定例の打ち合わせをテーマごとに実施していますので、その議事録的な感じでも使っていきます。

配属されてすぐはslackやnotionなど使ったことのないツールが出てきて、戸惑うと思いますが、初回に講習しますので、大丈夫!


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