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「♯いまだからできること」の撮影機材について Vol.02 【後編】インタビュー動画の作り方

前回からご紹介している インタビュー映像 #いまだからできること の制作機材紹介

前回の記事はこちらから↓

https://note.com/yan3documentary/n/n3a787226517e

♯いまだからできることはすごくシンプルな機材構成で制作しています

理由は『どれだけ制限をつけてドキュメンタリー映像を撮影できるか』という自己課題を設けたからですね

クライアントワークだと機材的にもパフォーマンス的にもベストを尽くすので機材は全部使うし 撮影素材も出来るだけ撮って可能性を拡げるんですけど…

♯いまだからできることは僕の持ち込み企画だし 事前活動なので日頃できない事をやろうと考えました

そんなわけで時間は『半日撮影』 一番好きなレンズ 『Zeissの単焦点一本だけで撮り切る』という制限をつけました

撮影って面白いもので選択肢を削ると悪くなるのではなく 研ぎ澄まされる部分が出てくるもので…レンズ一本ってすると日頃徹底しきれないポジションへのこだわりだとか撮影への向き合い方が変わってくるんですね

さて 前置きはこのくらいにして今回はマイクとフィルターの話です

SHURE Lens Hopper VP83Fは芯がしっかりした頼れる第一マイク!

僕はSHURE Lens Hopper VP83Fというそんなに新しくないマイクを使用しています

SHUREはやっぱりいい仕事をしてくれます

指向性がちょうど良く撮りたい音の解像度をしっかり残してくれるので非常によい

事務所の後輩もロケ後に『めっちゃ、ちゃんと拾っててびっくりしましたわぁ〜』と言ってたくらい予想外の働きをしてくれます

しかもこのガンマイクに録音機能が付いているのでカメラを回していない時の音もキープできます

インタビュー映像やドキュメンタリーで『あ!カメラ回ってなかった!』って時も音が残っているのでうまく編集できるってこともあります!

難点は「ピークに当たりやすい」感じがあります

過大入力になった場合 音が割れる…

割れは比較的音編集時に処理できる様になってきたのでよっぽど問題ないんですけどね!

TIFFEN VARIABLE NDは必須!

TIFFENとは昔から映画などに使われてきたフィルタメーカー

NDフィルタとは光の量を調整する為に使うフィルターのことです

ミラーレス一眼には基本的に内部NDフィルタがついてないのでボケ味をコントロールしたい時はNDフィルタがないとダメです

バリアブルというのは一枚で濃度が変えられる事を意味します

他にもいろんなメーカーからバリアブルNDフィルタは発売されてますが 昔からTIFFENは信頼しているので使ってます

バリアブルNDで注意しなければならないのは濃くしすぎると画面にムラがでること

僕は使える範囲を着色して判る様にしていますね

さて、そんなこんなで撮影したのがこちらの映像

#いまだからできること 絆画作家 大村順の場合【愛知県名古屋市】 https://youtu.be/fdO0Z_Qcl3w

次回はこの絆画作家の大村順さんの映像についてご紹介います

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