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「数字」は天からのメッセージ       2024年2月3日(土)その②

日記を書いていると、次々にひらめきが下りてきた。
過去の出会いやちょっと目にした言葉の意味が、全部【今】に繋がっていると感じた。
その、目にする文字は英語のこともあるので、翻訳アプリを使って解釈することもあった。
全ての事は、私が意味づけしているだけかもしれないけれど、『そういう事だったのか。』と、腑に落ちることばかりで、それを忘れないように日記に書いた。
思いついた事をずっと書いていたらもう夕方になっていた。
アオイはお昼過ぎからカズ君と出かけていたので、アオイが帰ってくる前に買い物に出ようと思い立ち上がると、スマホケースから100円玉が落ちた。
『この事にも意味があるのかな。』と思ったけど、考えすぎかと思いながら買い物に出た。

スーパーで買い物をして、豆まき用の豆も買って帰った。
帰りの車の中で、ラジオから「交差点で100円拾ったよ~♪」と、西條秀樹の『走れ!正直者』が聞こえてきた。
最近ユウ君がよく西條秀樹の歌をカラオケで歌っていたのと、出かける前の出来事を思い出して、ちょっと面白かった。

19時過ぎにアオイが帰ってきた。
「お昼ご飯が遅かったから、今日はお風呂先にしようか?それとも豆まきする?」と私が言うと、「ワタナベさんは豆まきしなくていいんだよ。」と言った。(苗字が渡辺です(^_^;))
「え?」と言ってすぐ調べてみると、本当にそう書いてある。
鬼がワタナベさんを怖がって近づかないので、する必要がないとの事だった。
アオイが、「さっきお父さんがそう言ってた。」と言った。
何だか昔聞いた事のあるような、ないような気がしたけど、豆まきはやっていたし・・・。
とにかくその事を調べてみると、鬼の首領は『酒呑童子(しゅてんどうじ)』と呼ばれていて、とてもお酒が好きだったらしく、その鬼を退治したのが源頼光と渡辺綱で、その渡辺綱が強すぎて鬼が恐れたので、渡辺家には鬼が近づかなくなった、との事だった。
だから豆をまく必要はない、と。

アオイが家系図が見たいと言っていた意味が分かった。
「ママの家系じゃない、お父さんの家系がすごいんだ。」とずっと言っていた。
そしてこの頃からアオイは、渡辺の辺を昔の字に戻さなければいけないとしつこく言い出していた。
カズ君のお父さんは【渡邉】なのだけど、カズ君は便宜上簡単な【渡辺】に変えていて、アオイはそれを戻したいと言っていた。

とにかく、じゃあ豆まきはしなくていいねという事になり、恵方巻き(レタス巻き)と鍋を作った。
お風呂に入って、アオイと一緒に、東北東を向いて、願い事をしながら黙って恵方巻きを食べた。すごく美味しかった。
私は鍋をつつきながら、ずっと楽しみにしていた『不適切にもほどがある』を見た。
すごく面白くて、久しぶりに笑った。
アオイにも見ようと言ったけど、大好きなバンドの人からSNSをフォローされたと興奮していて、それどころではなく鍋も進まなかった。
ドラマの途中、「大丈夫、大丈夫。」というCMが流れてきた。
そうだよね、大丈夫なんだよね、と思った。

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