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今話題のビジネスマッチングサービスまとめ。〜「会いたい」「推したい」と思われる人になれるか〜

学生の頃や就活していた頃は社会人として働くことに対してネガティブなイメージが多かったけれど、実際に働いてみるとポジティブなことがたくさんありますよね。

たとえば、実際に働き始めると世の中をより具体的に知ることができ、興味・関心の幅が広がっていく。

何気なく見ていたWEBサイトも、よく食べていたお気に入りのお菓子も、どこかの誰かが作ってるんだ。

自分が関わる仕事に打ち込むほど世の中を見る視点が自分の中に増えていって、その視点で世の中を見ると現れる新しい発見が面白くて、それを味わいたくて僕は仕事を頑張っているのかもしれません。

ベンチャー、スタートアップに関わる機会が増えてからは、TwitterやWEB、雑誌、本などを見ていても新しいアイデア・サービスに目が留まることが多くなりました。

ここでまた面白いのが、新しいアイデアはまだ不安定さを抱えてはいるものの、みんなが「そうそう、それが欲しかった!」と膝を打つようなニーズの捉え方をしていたり発信者の想いがひしひしと伝わってきたりするんですよね。

僕は、そこが好きです!


新しいサービスも調べていると面白いですよね。

その人それぞれの感性、関心によるところもあるかもしれませんが、新サービスという「個別・具体」を追っていると、それらの共通点が見えてきたり「抽象」化すると時代の市場・ニーズが透けて見えたりする。

最近気になっているのが、マッチングサービス。「マッチング」というとpairsやwithのような恋愛マッチングが話題になり、新しい出会いの形として浸透し始めていますが、気になっているのはビジネスに関わる新しいマッチングサービスです。

WEB広告の戦場がレッドオーシャン化し、オフラインの交流の場も減っていることなどを背景に、オンラインで完結するマッチングサービスとそのユーザーが増えています。

それぞれにサービスの切り口が様々で面白いので、気になっていたものをまとめてみました!


新規&王道ビジネスマッチングアプリ

▼three

プロフィールを入力すると、AIによるマッチングが行われ、3人集まるとアプリ内ビデオ通話機能でランチができるアプリ。

18-35歳以下の社会人を対象にしている点が特徴で、アプリ内通話機能で完結する点も安心かつ便利。

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今まで実現しなかった、社外で働く同世代と平日でも土日でも簡単にリモートランチができます。セレンディピティが起きる新しい体験をお楽しみください。


▼バーチャルランチクラブ

気になるプロフィールを見つけたら、ランチ感覚でカジュアルにビデオ通話ができるサービス。こちらも画面上のボタンを1クリックするだけで通話機能が立ち上がる便利な仕様です。

レビューやプロフィールが充実していて、ぼーっと眺めているだけでも色々と気になる人が見つかりそう。

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バーチャルランチクラブであなたの可能性を広げる新しい出会いを体験しましょう!


▼yenta

yentaといえば、ビジネスマッチングアプリとしてはもっとも知られているアプリのひとつ。ユーザー在籍企業数2万社、累計マッチング数300万件。

全国で使えるようになり、今後さらにユーザー数が伸びそう。

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自宅やオフィスでの時間をポジティブに過ごすために。不安やモヤモヤを晴らすヒントを探すために。今だからこそ、オンラインでの “新しい出会い” に挑戦してみませんか?


使ったことがあるアプリもありましたか?

ここまで取り上げたサービスのマッチングの仕組みは2パターンです。

①利用者自身が気になる相手に申請する
②サービスのAI機能がマッチングしてくれる

これらの仕組みを通して有意義なマッチング機会を多く実現するためには、「会いたいと思われる何か」を持っていることとそれが明確に言語化され、示されていることが重要になります。

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一方で、全く新しいマッチングの仕組みも開発されてきています。


次世代型マッチング「第三者」×「レコメンド」

▼Spready

応援したい企業や共感するプロジェクトに対して友人を紹介できるプラットフォーム。

普段忙しくて会えない友人同士でも、Spreadyを通してお互いが何を頑張っているかが分かり、人を紹介することで協力できる。

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困っているからこそ、紹介してほしいのは信用できる人。大切なつながりだからこそ、紹介したいのも信用できる人。これまでの信用があるから、信頼して一緒に新しいことに挑戦できる。そして新しい信用が積み重なり、みんなで想像を超えて豊かになっていく。「Spready(スプレディ)」は、人と人が信用を基につながり、共に信頼し合って新しいことに挑戦するためのプラットフォーム。


▼YOUTRUST(番外編)

プロフィールや実績を入力すると、友達もしくは友達の友達から転職・副業のオファーが届くサービス。

信頼できる友人からの紹介であれば、新しいチャレンジのハードルも下がりそう。

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信頼できる友達もしくは「友達の友達」からオファーが届き、副業・転職先と出会えるキャリアSNSです。


これら2つのサービスのマッチングの仕組みにおいて、先ほど触れた「three」「バーチャルランチクラブ」「yenta」と大きく異なるのが、マッチングの間に「第三者」が介入する点です。それによって、繋がり自体がソリューションになり、バラバラに存在していた「繋がるとハッピーになる人と人、仕事と人」が第三者のレコメンドによって繋がっていく新しいノリが生まれています。

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これまで友人間やクローズドなリアルのグループの中ではこういったやりとりはあったけれど、プラットフォーム上で人が抱える繋がり同士を交差させるようにして展開されるようなサービスはこれまでにはあまりなかった形ですね!

この形であれば、これまでに会った人の中で具体的な取り組みに繋がらなかった人との繋がりも生かすこともできるようになります。そうなると、2者間のマッチングでは「会いたいと思われる何か」を持っていることが重要だったことに加え、第三者から「推したい」と思ってもらえるかどうかも重要なポイントに加わってきます。


会いたい、推したいと思われる人になれるか。

今回は、いくつかの印象的なマッチングサービスをまとめさせていただきました。そのどれもが、(サイトを拝見すると)ユーザー数を伸ばしています。

改めて振り返ると、コロナによってビジネスが一気にオンライン・デジタル化を求められるようになり、加えてWEB集客の戦場のレッドオーシャン化が加速した今、気軽に会いたい人に会えるオンラインマッチングサービスに希望を感じているビジネスマンが増えているのだと考えられます。

■ 本や雑誌に載っていないリアルタイムかつ有益な情報を知りたい。
■ 閲覧者の実態を捉え難く、競争率が高いWEB広告以外から集客したい。
■ ネットワーキングによって、個の繋がり、ブランディングを強めたい。

マッチングサービスに向けられているこうしたニーズはこれまでも存在していたけれど、最近はより明確に顕在化しはじめているのを感じます。


今回ご紹介したようなサービスのユーザー数が増えているということで、マッチングや紹介といったライトなきっかけから生まれる商談獲得、提携、情報交換、コミュニティ形成といった展開が今後増えていくでしょう。

AIによるマッチング、信用圏内から広がる紹介…どちらの機会においても、重要なのは「他人が紹介したくなるような魅力を持つこと」「他人が会いたくなるような魅力の言語化」。これらがなければ、有意義なマッチング機会に出会うことも、出会った機会をモノにすることも困難になります。

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さらに、「紹介」「レコメンド」を通して2者間を越えて背景にある繋がりから生まれる紹介も増えると考えれば、いかにして「推される人」「思い出される人」になるか、もまた重要になってきますね。

※推される人、推されやすい人の共通点については、こちらの記事も参考になります。

この意見に関しては、決裁者マッチングプラットフォームを運営する(株)オンリーストーリーで分析された「年間1万マッチングペースで成立している決裁者マッチングのうち、もっとも多くの具体的な取り組み(商談、提携、顧客紹介など)に繋がったケースの共通点」の結果とそこから示される今後の方向性とも合致します。

「何を買うか」よりも、「誰から買うか」へ。

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お時間のある方は、「推され上手」になるために、ご自身の経験の棚卸しや明文化、さっと差し出せるプロフィール情報の作成に取り組んでみてはいかがでしょうか?

(↓先日、当社取締役のプロフィール情報を作成しました。)

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棚卸し、明文化にお困りでしたら、気軽にご連絡ください! お手伝い致します♪


最後までご覧いただき、ありがとうございました^^


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