IRySの所属「Project: HOPE」が終了して、「Promise」に再編されて思うこと
今日は英語の話ではなく、ただのVtuberオタク(というかホロライブオタク)として話をします。
私の推しは、Hololive Englishの「IRyS」さんという方です。
英語が母国語の方ですが日本語が達者で、トークも面白く、歌が非常にお上手という中々に才能があるVtuberさんです。
そんな彼女ですが、元々はHololive Englishの「Project: HOPE」という企画に所属していました。
ですが、先日2023年10月9日「Project: HOPE」は終了し、他の仲の良い別グループのメンバーとともに「Promise」という新しいグループに再編されました。
この「Promise」が誕生したことについては、
基本的には良いこと
だと思っています。
ただ、
「Project: HOPE」が終了したことは、正直なんとかならなかったのか?
と言いたい気持ちがあります。
この件について、少しこれまでの事情やIRySさんの発言も踏まえて見ていきたいと思います。
再編の経緯
まず、「Project: HOPE」ですが、大手Vtuber企業のホロライブの英語圏グループ「Hololive English」のVsinger(Vtuberの歌手)企画として立ち上がったもので、IRySさん一人しか在籍していませんでした。会社側に他のメンバーが加える意志があったのかなどは不明です。
IRySさんのデビュー(2021/07/11)以降、IRySさんは他のVtuberメンバーと同じような配信活動をしながら、VSingerとして音楽活動をし、オリジナルソングとしてEP3編・シングル7編がこれまでに出されています。しかし、2022年11月17日の「Moment of my life」を最後に目立った活動がなくなってしまいます。2023年は「歌ってみた」動画こそ出されましたが、オリジナルソングは出されていません。
この原因はIRySさんから語られています.
付け加えると、2022年末にIRySさんのビジュアル変更があり、その後2023年3月のライブに合わせて3Dモデル化があるなど、歌以外のVtuber活動が忙しくなり、かつ2023年は体調不良で度々喉を痛めてしまったこともあり、最近は他のホロライブメンバーと同じ配信活動をしている状況でした。
一方、今回の再編でできた「Promise」は、このIRySさんと「Hololive English」の別企画「Council」のメンバーが統合されたものになります。
「Council」は「Project: HOPE」とほぼ同時期の2021年8月23日に結成され、ホロライブにおいて一般的なVtuberとしての配信活動をしてきています。元々は5人メンバーの「Council」ですが、メンバーの一人の「九十九佐命」さんが身体の不調で2022年7月31日に卒業して以降は、その寂しさをカバーするようにデビュー時期の近いIRySと「Council」メンバーの連携が密になっていき、「CouncilRyS」という半分公式のユニットが生まれている状況でした。ホロライブを最近した人は、IRySが「Project: HOPE」ではなく「CouncilRyS」のメンバーだと思っていた人もいると思います。
上記の「Project: HOPE」が機能しなくなった、「CouncilRyS」がほぼ公式のユニットになっていたという状況を踏まえ、それらを統合した「Promise」が正式に誕生したと考えられます。
再編に対するIRySさんの考え
この再編について、IRySさん自身はポジティブに考えています.
「Project: HOPE」に対して思うところは色々あるようですが、今は仲良しの「Council」メンバーと公式に「Promise」になれたことをとても喜んでいるようです。
VSingerに対するIRySさんの考え
「Promise」は「Project: HOPE」とは違い、VSingerとしての名目上の立ち位置はありません。音楽活動についてはどうなっていくかは以下の通りにIRySさんは語っています。
このあたりのIRySさんの心境は、次の切り抜きが参考になります。一部、私と翻訳の方向性と違いますが…(上記の「I would try to stream a lot of stuff」は意志未来の「would」だと思うんだけど。あと、私は意訳が苦手…というか発言者の意図と異なることをなるべく避けたいので直訳気味なんですよね)。
何にせよ、歌は好きで続けたいけど、歌以外にも色んなことをやりたい意志があるようです。
あと、どこかの配信で確か「"Myth(Hololive EN 1期生)"の公募があることは知らなくて、その後に"Project: HOPE"の公募を見つけて飛びついた」的なことをいつかの配信で言っていたと思います(ソースが見つけられなかった…)。また、去年あたりにはもう「私は●期生の枠じゃないけど、個人的には"Council(Hololive EN 2期生)"の2期生みたいな感覚でいる」とかも言っていたはずです。それらのことを踏まえても、割と昔から「VSinger」としてのこだわりよりもHololiveメンバーであればとりあえずOK(もちろん歌は好きだけど)という考えだったのかもしれません(これは私見です)。実際、VSingerであるかどうかと歌の活動するかは別問題ですしね。
個人的な想い
正直、推し自身が「Promise」になるのは良いこと、と断言しており、かつ新しいグループメンバーとは本当に仲良しなようなので、1ファンがアレコレ言ってもしょうがないと思っています。ただ、その上であえて私見を述べます。
「Project: HOPE」という企画が放置状態だったので、「Promise」になることはIRySさんにとってメリットしか無いと思います。「VSinger」という肩書も特に気にしていないようですし。デビュー当時から歌以外にも普通にゲーム配信をたくさんやっており、ファンも「VGamer」と言ってからかったりもしてたぐらいです。
これにはIRySさんがVSIngerという枠に収まらない大物感があったことも影響していると思います(まぁ、本人はゲームで結構姑息な手を使ったりする小物感あるキャラですが)。歌がうまいことはもちろんですが、トークは普通に面白く、英語だけでなく日本語もネイティブレベル(漢字は苦手なようですが)なので、幅広いファンを取り入れることのできる才能を持っています。また、通称「YabaiRyS」と呼ばれる色んな意味で危うい(予想外のドジをする、いきなり下ネタをぶっこむ、畜生発言をする)言動や日本のマンガやアニメに対する深い知見をはじめ、IRySのキャラクター性が明確になり、最近面白さに磨きがかかっています。こうした活躍は「Project: HOPE」の活動が少なくなってきてから現れてきており、「VSinger」という枠がむしろ窮屈だったのかもしれません(単に年を経るごとに自分を出せるようになってきただけかもしれませんが)。
でも、私は「Project: HOPE」でVsingerとしてIRySさんが光り輝く姿も見たかったのです。
上記のIRySさんのキャラクター性もあってこそですが、彼女の3D Showcaseでのライブは本当に素晴らしかったです。ホロライブの技術・IRySさんのキャラクター・歌唱力が組み合わさるとこんなにも素晴らしいのかと。これは本当に万人に見てほしい。
「このIRySさんの実力が、Project: HOPE」のVSingerとして単独3Dコンサートやメジャーデビューなどで光り輝く姿を見たかったです。それだけに「Project: HOPE」でのVSinger企画が放置されていたことは残念で仕方ありません。
このように「Project: HOPE」への未練は個人的にはありますが、「Promise」になったことによる期待感ももちろんあります。
このVSinger企画が止まってしまったことに加え、IRySさんはビジュアル変更もあってか、3D化の遅れや衣装が他のメンバーより少ないなど不憫な点が多かったです。ですが、早速新衣装が出る(10月26日)などこれからは遅れていた分を取り戻すように色んなイベントがあるのでは期待しています。また、「Promise」内のコラボもですが、他のメンバーとのコラボも多くなるのでは期待しています。
また、音楽活動でも、実質かねてから終了していた「Project: HOPE」よりも「Promise」の方が活躍の場があるのではとも思っています。実際、JPのAZKiさんもイノナカミュージックでのVSinger活動は終了しましたが、ホロライブ0期生となって今年の10月4日にメジャーデビューを果たすなど活躍を広げています。星街すいせいさんもイノナカミュージック時代が短かったとはいえ、同様ですね。Holive EN1期生のMori Calliopeさんは最初からVSingerではありませんでしたがメジャーデビューをして大きな活躍をしています。IRySさんも「Promise」から活躍してくれると信じています。
色々書きましたが、私はIRySさんの歌も、普通の配信も好きなので、IRySさんが選んだ道を応援していきたいです。ただ、「Project: HOPE」が終了したことは、正直なんとかならんかったんかい!という愚痴をちょっと言いたかっただけでした。
(おまけ)海外ニキの反応
Discordで海外のIRySファンのコミュニティ参加者の意見も調べてみましたが、基本的にみんな「Promise」に好意的で期待しているようでした。ただ、一部では私と同じように「Project: HOPEには期待していたのによォ!」みたいな人もいました。ただ、コミュニティはもう普段の配信やら新衣装やらで盛り上がっていて、細かいことをグチグチ思っているのはもう僕だけかもしれません。
まぁ、推し活で不満を言い始めるとつまらないですからね。「今日も推しがかわいいからオールオッケー!」くらいのIQ低めでこれからは行きましょう!ということで長い愚痴でした。これにて失敬!
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