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クリスマスギフトに選んだ2冊

小学生のリトルボーイフレンド&ベスティにそれぞれ1冊ずつ、選んで読んでみてからプレゼントしました。

自由への道-奴隷解放に命をかけた黒人女性 ハリエット・タブマンの物語

米国にもオリジンがある彼にとっては少し身近に感じるかなぁという思いがあってこちら。小学生向けなのでかなり分かりやすく表現されてるけど、日本育ちだと知らないことばかりなので、大人が読んでも勉強になる。私は大学時代に必須でちょこっとだけ履修したので知ってる内容もあったけど、こんなに勇敢な女性がいたことは知らなかった。「命をかけた」ってほんと文字通りに命をかけてて、どんな使命感で何に突き動かされたらこんなことできるんだろう。しかも何回も!と驚く。時代もあるだろうけど、それにしても本当に偉大。

歴史ってこういう個々のストーリーを教えてくれた方が、(個人的には)するっと理解できるし興味もわくよなーと、世界史のマークシート式模試で8点を叩き出した私は思うわけです。全て人と人との物語なんよね。


言葉屋 言箱と言珠のひみつ

控えめベスティにはこちら。おばあちゃんと少女の物語。責任感とか思いやりとかを身につけていく・・・ちょっと道徳的?哲学っぽい?安心して読める一冊。私がこの本に小学生時代に出逢ってたらどうだろうなぁ。大人が求める子ども像を想定して受け答えとかしてたから(特に道徳とか読書感想文とか)、優等生っぽい答えを言いながら裏で別のこと考えてたかもな。とか、そういう想像を掻き立てられた。シリーズものみたいなので、本を好きになって続けて読んでもらえてたらいいなという思いも込めて。

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