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モネ先生に会いに行く

アートが好きだという自覚がないまま美術部に入部し、特にどこかで開眼したわけでもないのに大学まで美術専攻で入学(のちにグラフィックデザインに変更)したという自分でも理解が追いつかない経歴の私。

浮世絵が好きで、その流れから「あら??好きかも。いや、好きだわ。」と早い段階でなったのが、クロード・モネ先生。ボストンミュージアムにあるこの絵がきっかけ。実物を見た時は「油絵で浮世絵の世界を描くなんてーー!」となった記憶。

初めて買った美術家のカレンダーもモネだった(と、キース・ヘリングかな?ポップアーティスト)。

さらに雷に打たれた記憶があるのが、カリフォルニアのパサディナにある Norton Simon Museum 。今調べたら、数枚しか持ってないみたいなのになんでだろう?光や壁とかの展示の仕方が好みだったのかもしれない。それか特別展でもしてたのかな。

それから、パリのオーランジュリーにも行ったし、高知にあるモネの庭というところにまで行くという生粋の推し体質を思いっきり発揮。

そして上野の森美術館で行われてるモネ展にも行ってまいりました。初めてモネを見る人にはちょっと王道ではないかもしれない。彼の歴史の骨子を軽く見せてもらう感じではあるのだけど、どうやって連作してたのかとか、タッチがどう変わっていったのかとかが時系列で並べられてるので興味深かった。

今回は概要説明がモネだけだったからというのもあり、頭にすごく入りやすかった。すっと理解できた感じ。理解する必要がないアートもあるけど、歴史を知るともっと楽しい。

昨日見た絵にすごい既視感あるなと思ったら、Gettyに連作の一部があるからなんだ。David Hacknyさんの連作にもつながっておもしろい。

今ですら混んでるのであれですが、もし興味がある方はお早めに&平日に!

*ちなみに写真はロンドンの美術館に訪れたときのものです

#アート散策



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