ユング心理学のタイプ論

何もしていないと余計なことを考えてしまう未熟者なので、文字を書きます。最近ユング心理学のタイプ理論について学ぶ機会があり、自分自身のことを分析しました。良い機会に恵まれて幸せです。
MBTI診断をより細かくしたもので、私はINFJ、ユング心理学タイプ論でいうと、内向直感補助感情という分類でした。

例えば、「水持ってきて」と言われたらこの内向直感補助感情の人は、「水ってどこにあるんだろう、お湯のこと言ってたらどうしよう」などと考えてしまうそうです、まさしく私のことです。
自分が捉える世界を勝手に作り出して失敗しやすいタイプのようです。
このタイプは自分の捉える世界(内世界)が未熟らしいです。ある程度の知識と多くの失敗を経てやっと内世界が成熟するので、他のタイプより長い時間苦労するようです。
失敗してばかりで、やがて失敗を恐れるあまり無口になる人が多いそうです。

失敗しないためには、外向感覚外向思考を鍛える必要があるようです。
外向感覚は外の世界に目を向けることです。外向思考は帰納法的考えをすることです。

少しイメージしにくいので、会話にすると、
外向感覚では「水持ってきて」に対して「水はこの状況だと冷蔵庫にあるな」と目に見える情報から直感的に判断する能力です。

外向思考は、まず仮定し、一般論で結論を出すことです。
「この人は優しい人だ」と仮定して「周りはどう思うか」と考えます。そして、「一般的にはこうだよね」と結論を出す能力です。

上の例は簡単なものです、現実は複雑な状況が考えられるので、私が以前にあった失敗談を少し挟みます。

私が受験などで余裕がない時、優しく接してくれて、好きだと言ってくれる人に会いました。しかもネット上で知り合った関係の人でした。そんな人と知り合って四日程度でリアルで会う選択を私はしました。客観的に見て不用心だと今では反省してます。しかし当時の私には客観視する余裕もない精神状態でした。ここが「周りはどうだろうか」と帰納法的に考えることが全く出来ていない点だと思いました。彼が私に近づいたのは、たかが知れたことでした。それに気づかなくて、後々ひどく後悔しました。表面上の言葉を信じ込みました。すっかり、その人が好きになっていました。愚の骨頂です。

仕事においては、「あの資料持ってきて」と言われて、どの資料か聞くこともしないで、頭の中でパニックを引き起こしました。
(あの資料ってどれだろう。この資料のことかな。これなにに使うのかな。どうして必要なんだろう)と外の世界にヒントを探さず、頭の中で勝手に世界を作り上げて、聞くことも出来ず、作業が止まってしまいます。これが内世界の未熟さの表れと失敗です。外世界の認識と内世界の認識のギャップをいかになくすかが大事であることがわかります。

以上が私の経験した大きな失敗談です。

ここまで悪い面ばかり書いてきたのですが、この内向直感補助感情は多くの経験や失敗をし、さらに一定の知識を学ぶとその分野において指数関数のように伸びるそうです。それは私も実感していて、好きな分野において、学年一位と胸を張って言えるほど成績を残してました。ただ、初めてのことで慣れていない環境、状況に身を置くと発揮されず、何度も失敗してやっと成果が発揮されるので時間がかかり、諦めてしまうことが多いタイプのようです。

一種自分への戒めとして、書いているこの記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。読んでいる方にも是非自分のタイプを診断してみてはいかがでしょうか。自分を知ることで人生の豊かさが得られるかもしれません。下記にMBTI診断のURL貼っておきます。

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ご一緒にユング心理学のタイプ論も調べてみて、MBTI診断の結果と照らし合わせてみると面白いです。ぜひ。


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