五輪開催が難しい理由

結論:物理的に不可能かもしれない

1.世界中から人が集まってくるのは問題ではない

選手+コーチ+αくらいの選手が集まってきます。これを懸念するという方は多いと思います。まず、前提として一般のお客さんは来ません。選手+コーチ+α(家族、選手団の役職の方など)だけ来日する予定です。観覧については日本人のみで、半分で入れるか、もしくは無観客にするかだと思います。なので三木谷さんが言われている(ニュースソース)スーサードミッション(自殺行為)に当たるのかどうかについてはおいておきたい。当然来日する選手+αについてはワクチン接種または出入国時のPCR検査は義務付けられます。これでも危険なことに変わりはないですがこれを危険というとワクチンパスポートって意味ないよねってことになってしまうんです。

2.お金の問題ではない

五輪反対派のデモの言い分としてニュースでみたのは、五輪開催にかかる費用をコロナ対策に回せということです。実際にオリパラ運営費は数千億円くらいの規模でかかってくると思います。ですが以前に書いたことについてもできれば読んでいただきたいです。

国民民主党が予算委員会で問い合わせていましたが、すでに赤字でそれを税負担でしないといけないから開催しないほうがいいのではないかという議論です。IOCと国、東京都が話し合いをして放映権料、スポンサー料に対する損害賠償請求は国、もしくは東京都が負わないとできれば一番良いですが、それは五輪条項を立てに取られて無理です。相手が国家ならまだ話がなんとかなるかもしれませんがIOCはNPOでもNGOでもないので無理です。そういう契約なんです。それできませんねんという話はちょっと通じない。仕事をしている方だと当然あることだと思います。高額の契約をとりました。しかしコロナが来たのでこの契約はなしです。民間でそれが通じる会社って良心的というよりそんな神のような会社はないです。

3.物理的に無理かもしれない

看護師不足です。オリパラ開催中に必要な看護師500人。これはボランティアで賄う予定です。これについて各種看護系、医療系の労組は反対しています。実際の趣味レーションについての記事はこちら(ニュースソース)。これは物理的に無理な可能性があります。また看護師を集めることによって地域のワクチン接種が遅れる可能性が高いです。これについての解決策は外国人看護師を受け入れるくらいしかないかと思いますが、厚生労働省が嫌悪感を示すと思われます。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000112771.html

私が移民政策を推し進めたい政治家なら、外国からの看護師を受け入れます。しかしこれは現実的に難しいです。今年は衆議院選挙があります。

結論

物理的にできない可能性はある。それは訪日する選手+αにワクチン接種を行うことではなく、運営としてボランティアを集めることの難しさ。特に医療系スタッフ。特に看護師の人数が難しいです。東京に看護師を集中させた結果、地域の医療が崩壊しては意味がありません。なので五輪反対をするのならここをつくのが良いと思います。お金の話は意味がありません。五輪の経済効果が客をいれて4兆円、入れなくて2兆円といわれてます。これをできないと五輪関係で仕事を請け負う予定だったかたが何千人単位で死ぬ可能性があります。看護師不足を補うのは移民だと厚生労働省が難色を示す可能性が高く、何より今年行われる衆議院選挙に対する影響が大きいので難しいのではないかと思います。


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