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障がい者雇用で入りやすい会社

こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。障がい者雇用に15年以上携わっている感覚からお話したいと思います。

1.障がい者雇用は必須である

障がい者雇用促進法という法律によって、法定雇用率といったものが決められています。現在民間の企業で全従業員の2.2%は障がい者を雇わなければいけないと法律で定められています。これを守らない企業は納付金より企業焦る理由は行政指導のようなものが入ります。最終的には沖縄に本社がある会社でも社長が霞が関の厚生労働省に呼び出されて、会社名も公表されます。

2.雇わないといけない会社は全従業員の人数の2.2%

これは正社員の数ではないです。社員数+パートアルバイト人数になります。派遣会社の場合、派遣している人数もこの数に当てはまります。なので派遣会社やスーパーなどの小売店に特例子会社とよばれる会社を設立して障がい者を集中的に雇うことが多いです。

3.特例子会社は入りやすい?

入りにくいです。特例子会社を立ち上げている会社の場合、各種地域の障がい者支援施設や就労支援施設から、会社に合った人材を紹介してもらうケースが多いです。また継続して就労する方が多いので、人数不足で悩むケースが少ないです。

4.ねらい目の会社の見分け方

ハローワークの求人表で従業員数を見ましょう。求人票の裏のページの6会社の情報です。ここの企業は1600人いるのでこの会社は35.2人は雇わないといけないというのが分かります。しかし、ここの就業場所では50人しかいないのでこの求人にうかるのは1人程度だろうというのがわかります。

会社の情報

5.ネットに情報が落ちていない

基本的に会社の情報というのはネットに落ちていることが少なく、入りやすい会社だったのに人数が集まってしまって、もう募集していないということも多々あります。一番鮮度が高い情報を維持しているところがあります。ハローワークです。窓口の担当者に月1くらいで通って情報を聞いておくことをおススメします。

6.ハロワークはなぜ情報をもっているのか

基本的に障がい者雇用関連の補助金はハローワークを介して入社した場合に企業に入ります。また、人材紹介会社を通して雇用した場合、大体月給の2倍ほどのお金を人材紹介会社に払わなければいけません。ハロワークだと無料です。なのでハローワークが一番情報を持っています。

7.採用人数が多い会社はブラック?

ハローワークの求人なんてブラック企業しかないでしょと言われる方が多いですが、障がい者雇用のハロワーク求人はむしろブラックが少ないです。理由としては障がい者からの情報でひどい会社は優先的に勧めることはしません。しかし、急に雇用拡大に向かった会社には優先的にすすめることがあります。

8.いま面接会を開く企業

今、面接会を開く会社はとにかく人が欲しい会社です。ハローワークで個別に面接会を開く会社は2パターンしかないです。人数をとにかく増やさないといけない会社、つまり雇用率達成しないと行政指導が来そうな会社です。もう一つは障がい者の人数は達成しているけど、障がい者雇用の部門で人数が欲しいという会社です。どちらも採用したいと思ってきています。

結論

障がい者雇用で入りやすい会社は、すでに障がい者が多数働いてる会社じゃなくて、ハロワークで面接会を開く会社です。採用マインドが高いです。

おまけ

ハローワークと合わせて障がい者の求人情報サイトでも出している会社は、コストをかけてでも、補助金がもらえなくても採用したいという会社です。入りやすいといえます。


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