【自己考察】賞レースへの意欲が湧かない理由
やみこです。
7月になりましたね。
お陰様で、やみこも34歳になり、
日々の暑さに耐えきれずいよいよ冷房を起動させました。
頑張ったらどうとでもできるんですけど、体温が37.6度とかになったら例えコロナじゃなくてもアウトですよ。
みなさんも気をつけてください、熱中症に。
さて、現在【キングオブコント】の予選大会が各地で行われています。これも熱いです。
先日やみこは芸人さんを名乗ってから初めて舞台に立ちました。
いわゆるネタ見せライブ。
順位とかつかない、自分たちのネタをただただ観て笑って頂くというライブです。
(笑われなければそれはそれで、改善点を探す要素にもなります)
やみこ初めてユニットとして同期の子と組んでネタやったんですけど、
セリフ変えずにテンションだけ変えてとんでもないキャラ変してました。
見出し画像みたいな感じのキャラを演じてました。
楽しかったですねー、舞台の上は。
ぜひ舞台には立ち続けたい。
でも賞レースは出たくない!
はい、ここから本日のテーマ。
【なぜ賞レースに出る意欲が湧かないのか問題】
やみこは吉本新喜劇に入りたい!と吉本興業にやってきた身分です。
でもだからと言って、賞レースに出なくて良いとかそんな事はありません。むしろ出た方がいいのです、ネタ作りや見せ方の経験値アップにもなりますし、肩書きがあれば認知度も上がり、ハマり方次第ではあちこちに顔も売れますからね。
なのに自らの意思で『出てみよう』とはならない。
やみこなりに考えてみました。
で、そもそもなんですけど…
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やみこは賞レース自体がすんごい苦手なのです。
はい、芸人さんとしてあるまじき発言です。
いや、もちろん賞レースだからこその利点は承知してます。
負けて悔しいと思う気持ち、仲間でありライバルである関係性、常に上位を狙い続けるハングリー精神などなど。
やみことて、新喜劇に入りたければオーディションですから、同じ事です。勝ち上がらなければ、目標は達成できないのです。
ただ残念な事に、やみこは人と戦うのが怖いし、戦う事に対して弱いのです。
別に血を見る争いでも無いんですけど、苦手なんです。
やみこの考え過ぎなら、ホントに申し訳ないのですけれども。
『ウケてやる!』という気合い、
『スベったらどうしよう』という不安、
『ネタ飛ばしたらヤバい』という緊張、
そんな思いが入り混じった空気が、やみこすんごい苦手。
舞台に立つ事には慣れてるのに、賞レースの舞台裏のピリピリ感がすんごい苦手。
これはR-1グランプリのスタッフアルバイトで感じました。
当たり前ですけど、みんな勝ちに来てるんです。ピリピリするのは当たり前です。
やみこはそんな戦いから逃げてます。
自撮りのカメラと同じくらい逃げています。
人様にお声がけ頂いてやっとこさエントリーするくらい、悪く言えばやる気が起きないのです。
先に書いたように、賞レースに出て損する事は無いんです。負けて得るものもあるんです。
で、さらにここで。
やみこはネタが苦手なんじゃ!!
はい、また芸人さんとしてあるまじき発言でございます。
これはNSC在学中からやみこ目下の課題でした。
『設定、構成、演技はできているのに、ネタとして成立していない。』
何度講師陣に言われた事か…。
今もネタ作りから逃げないように、Radio talkで頑張ってる【やみこ徒然らじお(本家)】の為に月1本書けるようにはしています。
ただこれだけは『面白いモノができた!』って思えた試しが一度もない。
そうすると必然的に
『面白いモノではないから、賞レースには向かない』と思い込んでしまいます。
自信が持てないネタをやっても、ウケはしませんよね。
まず自分が楽しまなきゃ、周りも楽しんでくれないものです。
だからやみこは考えた。
【自分が心から楽しめそうな事を頑張ろう】と。
そうしたら、口上師さんになれました。
バカ正直にリスクまで話して、自分を曝け出した結果、現在【見習い】から【仮雇用】状態です。
以前に書いた通り、口上師のお仕事は難しいけど大好きです。
またまたやみこは考えた。
【自分で自信を持てそうな事からやってみよう】と。
そうしたら、苦手な自撮り撮影に挑めました。
某オーディション用の動画ですので、お見せする事はできませんが、精一杯の努力でちゃんとやみこの顔を出して撮影できました。
動画に限らずオーディションってどんな顔してたらいいのかよく分からないんですけど、うん、頑張ったよ。←
自信を持てる何かがあれば、ネタ作りも楽しくなって、そのネタを楽しいと自身が思えれば、人前でやりたい・全国の猛者たちに挑んでみたい、と欲求が変化するのではないかと思っています。
ひょっとしたら賞レースに出てから自信をつけるパターンもあるかもしれませんが、とりあえずやみこは賞レースが後回しです。
現在の賞レースは、ほとんど芸歴制限がついています。
そんな呑気にしている時間はありません。
やみこがイヤイヤ期している間に、周りの芸人さんたちは『我こそが最強』と賞レースに挑み、勝ち方や売れ方のノウハウを学び、体験しているのです。勝ち進む事へのこの上ない喜びも、負ける事での悔しさも、みんなみんな体感しているのです。
それでもやみこはお笑い関係ないところで、日々コツコツと作業しているんだから、
本当に、自ら賞レースに挑むという意欲が皆無なのですね。
でも賞レース以外のところでは、もう色々全力投球しておりますので、
芸人さん枠でご一緒の皆々様方には、何卒ご容赦頂きたい所存です。
やみこ。
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