見出し画像

焼鳥って何でこんな美味しいの?

今日は旦那に焼鳥屋さん、焼きとん屋さんのテイクアウトを買って来て貰って晩酌した。
旦那が3軒もハシゴしてたらふく買ってきたものでめちゃくちゃお腹いっぱいになった。美味しかった。
私も旦那も焼鳥が大好きで、子供が生まれる前はよく二人で飲みに行った。やっぱりお店で出てくる焼き立ては格別だ。

私が本格的な焼鳥を初めて食べたのは大学生になってからだった。それまで私にとっての焼鳥は、母がスーパーで買って来るみたらし団子みたいなあまぁいタレが竹串にまで絡まったやつだった。(まああれはあれで美味しいけどね)
家族で外食にはよく行ったけど母が肉が食べられないので、焼肉屋とか焼鳥屋とか肉メインのお店に行く事が先ず無かった。

大学生になり、個人経営の焼鳥屋さんでバイトをする事になった。そこでまかないで初めて食べた焼鳥の美味しさに私は衝撃を受けた。
焼鳥にこんなに種類がある事も知らなかったし、何より塩の焼鳥の美味しさが凄まじかった。タレも好きだけど、今でも断然塩派。ハツ、砂肝、せせり、ぼんじり、手羽、軟骨…。タレ塩どっちも好きなのは正肉、つくね、レバー。レバーは半生で柔らかいのが何と言っても美味しい。
焼鳥屋さんのまかないは実に贅沢だった。暇な時は自分の好きな種類の串を焼いて貰えたし、焼き鳥丼もとても美味しかった。

…ただ、働いてみて自分には飲食店の仕事がめちゃくちゃ向いてないという事がよく分かった。要領が悪いので店が混むとパニックになるし、常連さんと気さくに会話するという事がどうにも出来なかった。
なのでそれ以降は一度も飲食店で働いた事は無い。
焼鳥は客として食べに行くに限る。

小さい子供が居ると中々難しいし今はこんなご時世になってしまったのでしばらくは無理かもしれないが、またお店に行って焼き立てを頬張りながら酔っ払いたい。

あ、皮忘れてた。
皮もやっぱり、塩。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?