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叩いてしつけってまだまだメジャーなの?

犬のおやつを製造しているこなき屋です。イベントとかに出店していると楽しい反面、悲しくなるような場面にもしばしば出会います。

楽しい場面
わんちゃんも飼い主さんもウキウキしながら試食のおやつを選んでる風景。わんちゃんにとってはおやつの味なんて二の次で、飼い主さんがウキウキしてるのが幸せなのでは?と思う瞬間に立ち会う時です。

飼い主さんも「うちの子はどれが一番喜んでくれるかなあ?」と熱心に選んでいて、そこにはもうloveしかありません。見ていて幸せな気持ちになります。
楽しいね、楽しいねとアイコンタクトを送るわんちゃんにしっかりアイコンタクトで答える飼い主さんも「いいなあ」と眺めています。

おやつを目の前にして真剣な眼差し

悲しい場面
イベントで吠えまくるわんちゃん。犬種や性格や環境によって吠えやすい子はいます。イベント会場にはたくさんの犬や人が居るので、怖がりなわんちゃんには辛いかもしれません。しつけではどうにかなるって問題でもないのかもしれません。
飼い犬さんは吠えるのを止めさせる為に「こら!」と叱るのですが、時折、ずっと叱られっぱなしの子も見かけます。わんちゃんも慣れっこかもしれませんが、ちょっと悲しくなります。吠えても良いじゃん・・・やっぱり叱らなきゃダメかなあ?

見たくない場面
犬を叩いてる場面。これは親が子供を叩く場面もそうですが、見たくない場面です。特に叩き慣れてるのが感じ取れると更に気分が滅入ります。自分の指示には従い、受け入れるものだという前提なのでしょうか?

イベント出店が犬をつれてくる理由
我が家はイベント出店に愛犬を連れて行きません。キルシェが犬見知りをして、相手のわんちゃんをビックリさせてしまうのです。キルシェを叱り続ける事になるのでお留守番してもらいます。一緒だったらもっと遠くにも出店できますが、こればかりは仕方ありません。

イベント出店で準備を進めながら叱りつけてる風景、意外にあります。わんちゃんが、見慣れない風景に興奮ぎみになるのは仕方ない。落ち着くまで散歩してあげることもできませんし・・・・。イベント出店は搬入時間が早く、自宅にお留守番って訳もいかない事情もあります。

でも、叩かなくても・・・。まあ、看板犬がお客さんのわんちゃんに歯を向いたり吠えたりしたら店主は叱らなきゃいけないのでしょうけど。でも、叩かなくても・・・。叩くしか制御できないんでしょうね。

犬を使った商売してる人なんだろうなあと思います。飼い主としては3流でも商品は良いものを作ってるかもしれません。「叩かずしつけ」ってまだまだ時代の先を行くしつけ方なの?個人的には犬に対して「叩いてしつけ」は無しだと思っています。

そうじゃないイベント出店者もたくさんいます。一緒に楽しそうに看板犬を勤めていたり、ちょっとシニアのわんちゃんは、うつらうつらとしながら、のどかな1日を一緒に過ごしています。

まだまだ慣れない環境で吠えたりするわんちゃんも、飼い主さんが声かけしたり・・・様子を見ながら環境を変えてあげたりしています。販売しながら犬の様子をしっかり見ていて凄いなあと思います。そういった風景を見ると私もキルシェと一緒にお店に出たいなあって思ったりします。





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